キリスト教で、ユダヤ人のユダはイエスキリストを裏切りました。 ドイツはキリスト教ですから、そのことでユダヤ人が嫌いです。 また、中世のドイツのカトリックはカトリック信者が金を扱う商売を汚らわしいことと扱っていましたので、カトリック信者ではないユダヤ人は金融業などに就きました。
シェークスピアの「ユダヤの商人」がそのいい例です。
元々、自分達の国土を持たなかったユダヤ人は自分達の子供達を教育させることで、学業でも、金銭的にも地位をつけて行きます。 ドイツの有名な百貨店の創立者もユダヤ人です。
有名なピアニストのホロビッツや物理のアインシュタイン等がその例です。
1929年、ニューヨークのウォール街をの株式相場が暴落し、その波はヨーロッパ各国にも波及し、ドイツも世界恐慌の波に飲まれました。 失業者も増え、ドイツは3人に一人が失業します。 国が混乱してくると、軍国主義やファシズムが生まれて来ます。 特に、自分の国に住む、学歴があったり、身なりのよい者や隣人が気になって来ます。 羨ましくなって来ます。 そこに、ヒトラーはドイツ人の単一血統を持ち出し、ドイツ人(アーリア人)の優秀さを強調し、保守派のドイツ人から人気を得ます。
ナチはユダヤ人にユダヤ人の身分証明書と服に星のワッペンを付けることを義務づけ、職業を奪い、彼らの所持品を没収し、収容所に入れました。 迫害したのは、ユダヤ人だけではありません。 カトリックの神父、左利き、ジャーナリスト、ホモセクシャルなどさまざまな人に及びます。
強制収容所に送られる前に一番良い服を着て、一番良い靴を履き、貴重品を持って行くようにいい、ついたらそれらを没収。 それらを売ることや、強制労働でアウトバーンを整備させ、軍事工場でただ働きさせました。
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