あなたが中学生だとして話をします
紙に書きながらのほうが簡単に理解できます。7角形のように点を並べてみてください。
【】の中は高校生1年以上向けの説明です
どの3点も直線状にないという条件をなぜつけたかというと
例えば点A,B,Cが直線状にあるとすれば、直線ABと直線BCと直線ACは同じ線になってしまうからです。
3点がずれていれば、別々の線と考えることができる、というだけの話なので、深く考えなくてもOKです。
・2点を結ぶ直線は、何本できるか
7つの点の中から2つを選べば1つの直線ができます
7つの点を、点A~点Gとしましょう
点Aから他の点へ引く線を順番に考えると、点A以外の6つを選べば良いから6本引けます
AB,AC,AD,AE,AF,AG,
同じように、点Bから引く線も6本、点Cからも6本・・・と考えていきます。
BA,BC,BD,BE,BF,BG
CA,CB,CD,CE,CF,CG
DA,DB,DC,DE,DF,DG
EA,EB,EC,ED,EF,EG
FA,FB,FC,FD,FE,FG
GA,GB,GC,GD,GE,GF
すると全部で42本になります。7点から6本ずつ引けるから7×6=42本ですね
ここで注意!! 線ABと、線BAは同じですよね?重なっています。
線ACと線CAも同じです。すべての線が2重になっているので、先ほどの42本を半分にしないといけません。
よって答えは21本ということになります。
【7点の中から2点を選ぶから、組み合わせを考えて、7C2 = 21】
・これら7点のうちの3点を頂点とする三角形は、何個あるか。
前の問題で、2点を選ぶときは21通りの組み合わせがあるとわかりました。
三角形を作るには、そこにもう一点追加すればよいわけです。
直線ABにもう一点Cを選ぶと、三角形ABCができます。
同じように考えていくと、直線ABから三角形
ABC、ABD、ABE、ABF、ABG
の5個ができます。点AとB以外の点はCDEFGの5つあるから、5個になるのです
直線は21通りありましたね
21通り×5個で105個の三角形ができることになります。
ここでまた注意です。三角形ABC、ACB、BCAは同じものなので三角形が3重になっています
すべての三角形が同じように3重になってしまっています。
よって105を3で割って35通りが答えになります。
【7つの点から3つの点を選べば三角形ができるので、組み合わせより、7C3 = 35個】
お礼
ありがとうございました!! すっごくわかりやすい解説でした!! 助かりました