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IT系でデスマーチの人達は本当は何がしたかった?
- IT業界への憧れと忙しさのジレンマ
- 夢とやりたいことを持ってIT業界に入る人たち
- デスマーチ現象と日本のIT業界の問題
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質問者が選んだベストアンサー
>>日本はなぁなぁで済ます事が多いので、「何となく」サービス残業してるウチに帰れない空気が出来て、毎日終電になってしまうのかと。 そうですよね。「きちんとした労働契約をしないで、なあなあで済ます」というのは大きいですね。 さらに、「自分は何のために生きているのか?」「人生とは、人生の価値とは?」というような、哲学的というか宗教的なことを学生時代に考えることなく受験勉強とかクラブ活動ばかりやって社会に出てしまい、デスマーチ状態の生活になっても、それに対して疑問を持たないで、「部活のシゴキみたいなもんかな?」という感覚になって、「頑張るしかない!耐えるしかない!」って思うのかもしれませんね。 さらに、日本の教育では、「和を持って尊しとする」が悪用され、さらに憲法9条も加わり、「けんか、争いは良くない」「戦いは全て悪」という方針が打ち出されて、例えば中国や韓国が日本に対して不当なことをしても、何もできない日本政府と同様な状態になっているのでしょう。 不当な扱いを受けたと思うなら、不当だと言い返し、場合によっては血を流し、法律を無視し、最後は命を失う覚悟で戦う必要がありますからね。 (客先の不当な要求を断って、けんかになったり、「あいつはイラン!切れ!」なんて、そこの管理者に言われてみたり、まあそれでも、現場で必要とされたらしくて、残っていましたが・・・。ただ、さすがに市民運動的なのをやりすぎて、公安から尾行されるようになったときは、連絡が職場に行って切られた・・・)
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- cubetaro
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アメリカは契約社会なので、はじめにキチンと契約してるのだと思います。 日本はなぁなぁで済ます事が多いので、「何となく」サービス残業してるウチに帰れない空気が出来て、毎日終電になってしまうのかと。 日本でも、腕のある人間は独立していきますので、そういう人は自由に仕事をしていますよ。
お礼
会社に入るということが危険そうですね ITと社会とがうまくかみあってないかんじですね
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
>>しかしそうなる前は皆さんやりたいことや、夢があって入ったんですよね? うーん、IT系の業界に長くいるけど、そういう夢のある人って私のいた小さないくつかの会社では、少なかったと思う。大手のFとかN系列などに派遣で入っていても、そういうのを語る人はいなかったですね。まあ、夢を持っているけど、私にそんなことを言わないだけだったかもしれませんが。 ただ、私のいたところは、デスマーチとはあまり縁が無かったので、適切な回答者にはならないかもしれません・・・。 で、やりたいことがあったとか夢があった人って思い出してみると・・・ 1)独立してネットを使って車関連のベンチャー企業を始めた同期。 2)「レストランを開業するのが夢だった!」として退職後にお店を開いた同僚。 3)某大企業のオンラインシステムをリーダとして完成させたあと、私と2人だけで店に入り「展望がない」と語って、田舎の家業を継ぐために退職した同僚。 4)会社に不満をもつ部下を説得し、ひき抜いて、別の似たような派遣会社を設立してピンハネする側にまわった上司。 5)お客さまの繁栄に役にたつソフトを開発しようと頑張る社長たち。でもソフトの知識は残念ながらド素人レベル。 結果、新しいことにチャレンジしても、予想したとおり失敗。 このくらいでしょうか?私も含めて、会社から言われたことをこなすだけだったような気がしますよ。しいて言えば、No.1さんが書かれていますが、「純粋にPC関連が好きだから」ってことでしょうか? NECのPC-8001とか富士通のFM-8が出始めたころ(今から30年くらい前)は、毎月のように新技術、新製品が出たり、PC関連雑誌も山のように出版されるし、ハードもソフトも進化途上でほんとに面白かったですからね。ちょっと頑張れば、自分の記事が雑誌掲載されるってこともあったし、怪しげなPC関連の編集部に呼ばれたり、ニフティの設立パーティになぜか紛れ込んだりとか。 つまりは「面白そう!」っていうだけでやってきたのかもしれませんね。当時は、秋葉にもPC関連の面白い店が沢山あって、ワクワク感もありましたからね。 >>なぜ日本のIT業界は人材をつぶす??んでしょうか 基本的に、「IT業界の人は消耗品」と考えているのでしょう。ウツで潰れるまでは仕事ができますし、その間は顧客も派遣会社も儲けることができます。もちろん、能力が高くてつぶれない少数の人もいるでしょうが、それはそれで、会社を長く儲けさせてくれるいい人材を見つけたということになりますね。 「こいつはヤバそう!」と思う仕事には、自分のメリットがあると思える時以外は、上司の評価が下がろうが、客先にどう思われようがタッチしないのが潰れないコツかもしれませんね。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます 自分を持てということも大切そうですね でも感覚的においてかれないようにしなきゃとはおもっているんですよね 今はホームページビルダーの勉強をしています
- einn
- ベストアンサー率37% (671/1802)
補足に回答しますね。 >市場が飽和状態なんですか? そうですね。IT系であるがゆえに、全国がライバルですから。 プログラムもデザインも、近所じゃなくても一緒に仕事が出来ますよね。 なんたってネットさえあれば、沖縄と北海道でも一緒に仕事が可能です。 そんななか、ネットで取引先を探そうとして検索をかけたら、 いったいどれだけのIT企業がヒットするでしょうか。そうとうな量です。 そうすると、大きな企業に契約はあつまります。信頼という意味で。 とはいっても大企業も複数ありますから、まずここで価格競争がありますね。 大きな企業はさらに安くして下請けに仕事を外注します。 すると下請け同士で価格競争があるわけです。デススパイラル。 >人手不足だときくんですが? プログラマーやwebデザイナー、コーダーは腐るほど余ってます。 もちろん企画寄りのSEも、技術寄りのSEも腐るほど余ってます。 よく耳にする話では、webサーバー関連のSEは不足しているようです。 ソフト屋のプログラマはやばいくらい余ってます。 ではなぜ人手不足だというのか、それは簡単なことです。 『有能な人材が不足している』ってことなんですよ。 あと、プログラムは出来ても、もうする気は無いとかね。 実際、私がwebプロデューサーの際に採用担当も兼務しましたが、 給料と休みのことばかり気にする無能が多かったです。 未経験でもやる気があるとか。経歴詐称とかもいましたね。 使えないどうしようもない人はデザイナーにも多かったですし、 プログラマーにも多かったですよ。対人恐怖症かアンタ、という感じの人とか。 その時に2週間で50人ほど面接しましたが、一人も使える経歴の持ち主がおらず、 持ってこさせた作品なんかもヘボかったので一人も採用しませんでした。 たとえ経歴がなくたって、腕さえあれば採用するのは当然のこと。 でも自分で作ったほうがマシなんですもの。結局は外注することになりました。 また、結局使えない多数の人たちは文句を言いながら業界を離れます。 企業が人を育てる気が無いだの、あーだこーだ言いながらね。 なので、慢性的に人が不足しているのは、 挫折してトラウマになっちゃう人が多く、二度とプログラマとして復活しない人が多い、 ってせいも多分にあるのでしょう。デザイナーもおんなじ感じです。 もちろん前述した『給料が安い』『帰れない』というせいでもあります。 ただ、そればかりではないですね。自分の力の無さに参ってしまう人が多いです。 >それと、国も小学生からプログラミングを勉強させて人材を育成してるといいま >す。飽和してるところにさらに裾野をふやすことと矛盾してますよね? 上記に書いたとおり、使える人間を増やしたいから育成するのは当然ですが、 外国の真似をしているだけで、結果がまだ見えていない状況ですのでなんとも。 総じて海外のプログラマは仕事が速く、質も高く、そして安い。 さきほど回答した中に、質、価格、速さと書きましたが、 現時点で、海外はそれを全部満たしてくれちゃうわけです。 なので、規模が大きな仕事ほど海外に回されるもんです。 (受注は日本の会社でも制作のほとんどを海外に2重外注したりね) ようは、政府としては、「海外に仕事を取られたくない」が本音。 プログラマが増える→制作会社が増える→価格競争で安くなるのです。 もちろん、優秀な人材を数打ちゃあたるで作りたいのもあるでしょう。 また、希望的観測ですが「海外から仕事を取りたい」もあるでしょうね。 余談ですが、海外に外注するのもデメリットはあります。 国内の自社のプログラマの士気が下がったり、 そもそものコードの癖が濃かったりして、 合わせるのに結局納期が遅くなる、なんていうのは結構あるそうです。 でも価格的に安いから問題ないし、何度か一緒に仕事をすれば 段々円滑になっていく、という事だそうですよ。 >einnさまはIT系の中でどの分野ですか? webデザイナー兼コーダーになるのかな。なんだろ。 一人だけで全部やってるので…。外注なんぞしてませんし。 ゼロからサイトを作って、CSSとjavaも使って、必要に応じてFLASHとか。 サーバーをたてたりもできますよ。webサーバーとかメールサーバーとか。 phpとCGIもちょっとなら触れます。改変とか新機能つけたり程度ですが。 上でも書きましたが、フリーになる前はwebプロデューサーでした。 独学で全部勉強して成果も出してたんですが、現場を一度体験してみたくて、 サイト運営の平社員募集の時に応募して、2ヶ月で課長昇進してプロデューサー。 たしか23歳くらいの時ですね。 これからIT街道まっしぐらだぜ!って時に、会社がつぶれました。 まったく別の分野が本業の会社だったのですが、本業で別部署がコケたんです。 なので、どちらかといえば兼業だったweb事業も共倒れ、と。勤めて2年でした。 その時の人脈やら、友達のつてやらで色々と今でも生のお話が聞けるのです。 たまに知り合いからあぶれた分の仕事を請け負ったり、 企業からライターとして仕事をもらったり、 仕事を依頼されたりという生活ですね。もちろん完全に在宅です。 イラストを描く事もありますし、一眼レフで撮影もしますし、 DTPで仕様書や説明書を作成したりチラシも作れますよ。 TVでCMやっている企業さんと、最近チラシでお付き合いがあります。 依頼されたら請け負いますが、自分から営業かけたりはしません。これらは副業。 webで広告収入、わかりやすくいえばアフィリエイトが収入のメインです。 楽して稼ぐのが大好きなので。我ながら畜生な動力源ですが…。
お礼
んー すごくリアルな感じがしますね なんか全部の疑問が解決したかんじがします ありがとうございます
- einn
- ベストアンサー率37% (671/1802)
IT系ですが、その友人と同じかそれ以上にフリーダムな生活をしてます。 web関連(主に広告代理業)で飯を食っているのですが、 全部独学で全部一人でやっている者です。 友人知人をみるかぎり、純粋にPC関連が好きだから、という人が多いです。 もちろん私も含めて、ですけどね。それがきっかけでITに入るのです。 人材をつぶすことについてですが、これは競争の舞台が狭いことが原因でしょう。 日本国内だけで完結するような取引ばかりなので、 作り手が多かったらお客さんの取り合いになります。 すると、たとえば小さな町工場が自動車会社の発注をうけるために、 ネジ一本、ボルト一本にいたるまで格安で提供しなければならないように、 web制作会社やソフト制作会社も、格安で提供しなければならなくなります。 求めてくれるお客さんが少ないのですから、 あとは技術と規模と価格で勝負するしかないのですね。 お客さんからの立場でみれば話は早い。 ようは、技術が高くて、納期が早くて、安いところと契約したいわけです。 で、そんな会社は日本国内にヤマのようにあるわけです。どこも似たり寄ったり。 だからお客さんは複数の会社に見積もりだして、価格で戦わせるのです。 最終的に安い値と早い納期でいい仕事をしてくれるところに頼むわけですが、 安い価格と早い納期で請け負った手前、人件費や時間をかけられません。 そのしわ寄せが、全部制作の人間にくるのです。 給料が少ない、帰れない、というデスマーチ。 でも営業さんが悪いわけでもないんですよ。 だってそうしないと契約取れない社会なんだから。 そして代わりの人間がいくらでもいるという業界でもあるので、 よほど特別な技能をもった人間や、重要な人間関係を構築している人間以外、 つまりは大した才能もない人たちが使い捨てになる、というわけですね。 市場が飽和状態にある、というのが原因なんだと思いますよ。 ITに限らず、他の職種でも似たような事がいえますけどね。 能力のない人間なんて、結局そんな扱いです。ずっとそうでしょう。 そういう社会の体制に疲れ果ててフリーになって成功する人も居れば、 やっぱり才能の無い人間は失敗したり、撤退したりするわけです。
お礼
市場が飽和状態なんですか? 人手不足だときくんですが? それと、国も小学生からプログラミングを勉強させて人材を育成してるといいます。飽和してるところにさらに裾野をふやすことと矛盾してますよね? einnさまはIT系の中でどの分野ですか?
お礼
日本も世界も乱れてますもんね でもあと数十年したらドラえもんの世界みたいになってたりするんですかね