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IT企業はもう儲からない?
- 最近、IT企業で働いている人々が給与面で悩んでいるようです。
- かつては残業代が出るためにIT関係の仕事は儲かると言われていましたが、現在はそうではないようです。
- 新卒でIT企業に入る場合、優良企業を見極めるためにはどこに注目すべきでしょうか。
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>>IT企業はもう儲からない? 日本は経済政策の失敗が続いています。統計にも出ていますが、みなさんの給料は減り続けていますよね? ですので、一部企業を除き、IT企業に限らず、どこも儲からない企業が増えているということでしょう。 もし全体的に企業の利益が出ているなら企業利益が上がって法人税が増えたり、給与やボーナスが増えて所得税の納税が増えるはずです。が、実際は税収減ですからね。 IT企業は、MSのような自社製品のパッケージソフト等を開発していれば別ですが、多くは顧客から仕事を受注して開発作業を行います。つまり、顧客企業の利益が減少すれば、IT企業へのシステム開発を発注する予算が無くなります。 汎用機全盛のころは、「営業は、顧客とゴルフや酒を飲んでいればいいだけだ!」「営業は、仕事を断るのが仕事だ!」なんて豪語していた営業さんが社内にいました。それだけ顧客企業が儲かって仕事を発注しようとしていたってことでしょう。(まあ、当時は、開発予定のシステムだらけだったですからね・・・) >>ほとんどのIT企業は「働けば儲かる」という感じではなくなったのでしょうか? まあ、2つ原因があるでしょうか? 1)一部のIT企業を除いて、「口利き屋」「人貸し業」「ピンハネ屋」的な仕事のやり方を続けてきていたが、セキュリティ強化により、「丸投げ会社は出入り禁止」「多重派遣の方お断り!」という流れが出来た。これにより中小のIT企業は締め出しをくらった。 2)日本のIT企業が、新人へのIT教育投資をケチることから、「できの悪い日本のIT企業の技術者じゃあなく、しっかり教育された技術者のいるインド等のIT企業に発注する」という流れができた。 一部、あちらのほうが人件費が低いって面も一部あったかもしれません。でも、技術力の差ってのは、インドの方といっしょに働いたとき、「うーん、負けた・・・」って感じましたからね。 これにより、国内のIT企業への仕事の発注が減った。 >>もし仮に新卒で今からIT関係の仕事を目指す人がいる場合、優良企業かそうでないかを見極めるにはどこに注目するといいのでしょうか? 個人的には、自社パッケージ製品をもっている会社が良いと思っています。ヒットしたパッケージを持っている会社の利益は大きいですからね。ただ、F社のように、沢山パッケージがあるように見えても、どこか他所の会社が作ったソフトをカタログに載せているだけってのがあるので要注意です。(F社内で、「あれは売ってはいけないパッケージと言われている」なんてものを買って酷い目にあった会社がある)
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- einn
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IT関連は、確かに逆風が吹いている時代ですね。 というのも、ITが盛んになったころに便乗的な乗り方をした企業が、 ガンガンつぶれているのが実情ではありますが。 また、優れたプログラマーというのはヘッドハンティングされますし、 自分で会社を興すこともよくあります。失敗しても優秀なら仕事は見つかるしね。 企業が社員を育てたとしても、すぐに出て行くようであれば企業は強くなれませんし。 なので、優秀な人材が少なく、そして独創性のない会社はつぶれるのです。 そもそも、一つの分野に対して競合する企業が多すぎるのが原因ですけども。 優良企業かそうでないかは、働いている人にしかわかりません。 外からの評価や業績が良くとも、 働いている人にとっては地獄、ということもありますから。 外からの評価や業績については、 絶対ではありませんが株価を指標にしても良いでしょうし、 それこそインターネットで色々と検索してみると良いでしょう。 あと残業代についてですが、これは昔から無いほうが多いようですよ? ファミコンソフトの製作のころからプログラマーだった知人の話では、 何日も泊まり込む会社が当たり前の業界で、 拘束時間分残業代を払ったら数ヶ月で会社がつぶれる、そうです。 場合によっては、何十時間まで残業代がつく、ということはあるようですが。