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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:チェコ語の命令法)

チェコ語の命令法とは?

このQ&Aのポイント
  • チェコ語の命令法では肯定の命令には動詞完了体形を使い、否定の命令には動詞不完了体を使います。
  • しかし、実際にはこのルールに従わない例も多く見られます。
  • 命令法にはさらに詳しいルールがあるのか、また実際の言語使用ではルールが守られない場合もあるのか疑問があります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • trgovec
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回答No.1

チェコ語はほとんど分かりませんが 動詞に体の対立を持つスラブ系全体に共通する問題と思いますが、完了・不完了の使い分け、特に命令文における使い分けは単純なルール立てはできません。 ルールに従っているかいないかではなく、体そのものの違いによりどちらの方がその状況に適しているかで使い分けられています。 お書きになっているように、習慣を命令する場合、「~するようにしなさい」は動作の完遂をそのときに求めているわけではないので不完了体を使うことになります。否定命令も一般的な禁止は不完了体ですが差し迫った禁止や警告はその一回の行為の完遂を止めるため完了体になります。動詞以外の目的語などにも一般的・習慣的と具体的・特定的な違いが出てきます(英語の a と the のような)。 これはロシア語の場合ですが、不完了体は動作の完遂を求めず動作そのものに関心が行くため丁寧でやわらかい感じを与えることがあります(「お大事に」や「おかけください」は完了体では回復や腰を椅子に下ろす行為を強く求める感じがする)。しかしこれを全ての動詞に当てはめることはできません。不完了体は現在進行の意味もあるため逆に強く感じる(「していなさい」)こともあります。チェコ語でもこういう例が多分あるはずです。実例を見るときはルールという点で見るのではなく、その体が使われている理由やもし体が違えばどういうニュアンスになるだろうかを考えて行くと良いと思います。

nicknameufo
質問者

お礼

はじめていただいたお答えですが、私のうすうす感じていたことをある程度までなぞっていただけるもので、そういう意味でとても嬉しいです。また、スラブ語族の全体を俯瞰しようとするお立場が伺えるのも励みになります。 それぞれの命令文で完了体/不完了体が選ばれているのにはそれなりの理由があり、それを(動詞以外の部分にも注意を払いながら)読みとる理解力が必要なのだ、ということを納得しました。 「ロシア語の場合ですが」とお断りになっている部分でのご説明は、おそらくチェコ語でも通用するのではないかと思います。もちろん浅学が自信を持って判断できることではありませんが、この部分のご解説を今の段階での自分の物差しとして使わせていただき、必要があればそれに修正を加えるという方法で勉強していこうと思います。 娘がチェコ出身の若者とフランス語で恋愛して結婚し、少し前に孫が生まれました。親の私は相手のご両親との文通のために、数年前から緊急にチェコ語を必要としております。これからもスラブ語系言語独特のクセについてお伺いすることが出てくると思います。そのときは又どうぞよろしくお願いします。 ありがとうございました。

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