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電気炉用変圧器について
10年ほど一般的な電気制御の装置(シーケンサ制御、サーボモータやインバータモータ制御)設計、メンテの業務を行っていましたが、社内の転属で電気炉を設計、保守する部署に配属になりました。 今一番疑問に思っていることが、電気炉の加熱電源(発熱体は白金製ポットで、銅バーと白金編組線で配線)のトランスが低電圧大電流(数十ボルト、数千アンペア)であることなのですが、大電力が必要なことはよくわかるのですが、このような低い電圧で極端に高い電流を使わなければならない理由が今一つ理解できません。 どなたか、電気炉の電気設計(かなり基本的なことだと思いますが)に詳しい方、この疑問の答えをいただけないでしょうか?
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本件の電気炉は1000℃以上の高温炉ではありませんか? ヒータに詳しいわけではありませんので憶測に過ぎないのですが 恐らく低電圧高電流のヒータしか作れないのだと思います http://www.fintech.co.jp/pah.htm http://www.sakaguchi.com/lineup/heater/dennetusen.html http://masashi.issp.u-tokyo.ac.jp/kitag/tzfurnace/index.html http://www.noritake.co.jp/products/eeg/heat/kiln/kilnheater/ http://www.covalent.co.jp/jpn/products/general/teco.html 御社が炉メーカであるならヒータメーカにお尋ねになられては? 「従来納入していただいている30V1000Aのヒータでなく 三相200V90Aデルタ接続のヒータの見積をお願いします」 とかなんとか そもそも御社の先輩設計者に聞くべきでしょうけれど ヒータが作れないのか? 制御性が良いのか? (昇温速度、温度安定性等) 総合コストが安いのか?(トランスや極太銅バーも含めて)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 ご推察の通り、1000~1500℃で使用する電気炉です。 ご紹介いただきました http://www.fintech.co.jp/pah.htm が結構参考になりました。 白金製のポット(るつぼ?)が発熱体ですので、「白金」がキーワードなのかもしれません。 弊社は電気炉を使って生産するユーザー側ですので、そのうち業者さんに聞いてみようと思っているのですが、その前に自分なりに調べてある程度理解した上で話したほうがよいかと思い質問しました。 コスト的には相当かかっている設備のようです(自分の勤める会社ですが、前の部署とはまるで別の会社みたいでして・・・)。 早々にご回答いただき、ありがとうございました。