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漆喰の色
新築の家の内壁は色のある漆喰壁にしたいのですが、市販のもので気に入った色はありませんでした。漆喰は色調合できるのでしょうか。できる場合は何を混ぜればいいですか。よろしくお願いします。
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- DIYsyoubou
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我が家では、屋内の壁は全て漆喰の塗り壁で、DIY(日曜大工)施工でしています。 漆喰は真っ白ですが、塗り方で漆喰の凹凸の陰影で白一色による圧迫感はありませんが、「落ち葉透かし」の技法で色漆喰を使った所もあります。 色漆喰の作り方で簡単なのは、セメント着色剤(参考に、http://www.c-able.ne.jp/~pooh-k8o/iroko.html)を使用する方法もあります。この様な着色剤はホームセンターなどのセメントコーナーに置いてある所が多いです。 ただし、成分は詳しく知りませんが、着色剤は化学製品だと思うため、せっかく天然の壁にしたいのに、化学薬品を添加したくなかったため、私は使用しませんでした。 私は、赤土がむき出しになっている所を探し、そこの所有者にお願いして土嚢で分けてもらいました。 持ち帰った土を、 (1)バケツに入れ、水によく溶かす。 (2)溶けた泥水から浮いた小さな木くずや草の種等大きな異物を取り除く。 (3)再度よく混ぜ、目の細かなザルを通して別のバケツに入れる。この作業で大きな砂の粒子を取り除き、泥水だけにろ過する。 (4)泥水をしばらく置いておくと、細かな泥の粒子が沈殿して透明な上澄み液が出来たら、上澄み液のみ捨てる。 (5)できるだけ上澄み液を捨てたら、その泥を乾燥させ赤土の着色剤(粉末)が出来る。 (6)乾燥させない場合は、直ぐに漆喰に混ぜること。(カビが発生する可能性があるから) 以上で、天然の着色剤が作れます。黒っぽい色が欲しければ、木炭を細かく砕いて炭の粉を混ぜ、黄色い色が欲しい場合は、赤土出なく黄土から作る。 それらの着色剤を漆喰によく混ぜて、色ムラが出ない様に作る。ただし、多少の色ムラは味として見えるかも。 ただし、色漆喰を施工途中に継ぎ足しで作ると、急に色が変わる(濃さが)可能性があるため、必要な量以上を一度に調合する必要がある。 また、漆喰に混ぜた際は、湿ってる状態と、完成後の乾燥状態では色の濃さが薄くなったりする為、調合後に少し試し塗りして、乾燥状態の色の濃さを確かめる必要がある。 ちなみ、漆喰は、調合後数日から数カ月置いてねむらせた方が良いそうで、その間に色具合を確認してみてはどうでしょうか?薄い場合は再度混ぜ、ねむらせる。 そして、漆喰は調合後は強アルカリですから、ねむらせていてもカビが発生する事はありません。
お礼
御回答、ありがとうございます。仰った通りせっかくの漆喰なので、着色剤はやはり天然のものにしたいですね。色はグリーンにする予定ですので、もしお勧めのやり方や素材がありましたら、もう一度ご教示いただけませんか。