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青枯病について教えて下さい!
- 畑で栽培しているトマト・ミニトマトで青枯病が発生してしまいました。
- 青枯病はキャベツ・白菜類(他 葉物野菜)にも感染しやすく、発病しやすい病気です。
- 青枯病による被害を軽減する方法や効果的な農薬は現在ないため、一定期間休ませるしか対策はありません。
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青枯病はナス科やウリ科以外ではそんなに恐ろしいタイプの病気ではありませんよ。 アブラナ科にも感染しますが、根の育ち方や栽培方法が異なり、 断根はするような育て方をしませんので、傷口ができにくく、感染しにくい病気です。 秋作だと気温が低くなっていて、繁殖しにくいと言うのも関係しています。 ただ、症状が似ているだけで判断して青枯病ではなかった場合は状況は異なります。 例えば軟腐病であれば、傷口がなくとも葉の気孔からも進入しますので、かかりやすい病気になります。 水に漬けて確認なさったのであれば問題はないと思いますが、 違った場合は厄介な状態になるかもしれません。 経験上大丈夫と言えますけど、何も対策を取らないのも問題がありますので、 ちょうど窒素肥料が中心のキャベツやハクサイなのですから、 石灰窒素で土壌消毒をなさってはいかがでしょうか。 石灰窒素の特性上2週間ほど定植できませんが、8月はまだ苗作りの最中ですから大丈夫ですよね。 菌は確実に減りますので効果はありますよ。 菌密度が低下すれば発病しませんので、堆肥や客土などで低下させる 予防処置は行っておくと良いと思います。 畑では現実的ではありませんが、熱湯消毒も効きますよ。 夏場ならマルチングで太陽光(熱)殺菌も有効です。 現在感染していない作物については、水で移動しますので、潅水を控える事で感染を防ぐ事はできます。 実際はインターネットで記載されているほど恐ろしい病気ではありませんよ。 土作りをきちんとしておけばある程度回避できる病気です。 休ませる事ができなくとも、土作りだけはしっかり行ってくださいね。
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ナストマトじゃがいも、に注意しとけば大丈夫です。可能なら場所をローテーションさせて4年ほど他の作物を作ります。田の字型にすれば3年おき、5つにわけて星型のような移動をすれば4年 大豆やとうもろこしは菌を減らす効果があるようです。 他のトマトに感染しないよう出荷する農家ではなるべく脇芽取りははさみは使わない。(汁から広めやすい)収穫の時ハサミは消毒液に付けながら、あるいは使用後にチャッカマンであぶって消毒していました。 参考http://www.sky.sannet.ne.jp/yoyu-daitou/plant/tanbou/32/index.htm
お礼
大豆やトウモロコシに減菌効果があるんですね。 サイト閲覧させていただきました。 たいへん興味深いサイトです。今後も参考にさせていただきます! ありがとうございました。
- indoken2
- ベストアンサー率47% (178/372)
(1)(2)ナス科の作物を除けば、実用上、あまり問題になりません。 (3)青枯れ病に抵抗性のある台木を使った接ぎ木苗、或いは抵抗性の品種を使えば良いでしょう。 もっとも病原菌にレースがあるので、抵抗性の品種でも組み合わせによっては発病する可能性が有ります。レースの判定まですれば良いのですが、それは無理でしょうし、どの抵抗性品種にするか、判定するのが難しいですね。
お礼
ナス科以外であれば、さほど壊滅的な状態にはなりにくいということですね。 接ぎ木苗を定植しましたが、抵抗性のあるものだったかどうかがはっきりしないのです。 次の機会では、そのように注意したいと思います。 ありがとうございました!
お礼
たいへん事細かに回答して頂き、本当にありがとうございます。 今後の対応に充分活用させていただきます!