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終戦後ドイツのUボートの多くが自沈?

『ヒトラーの後継者となったデーニッツは、作戦中の艦隊に『Uボート乗組員ニ告グ、諸子ハ、ライオンノ如ク戦イタリ』で始まる電報を打ち、各Uボート艦長に、最寄りの連合国の港へ入港するよう命令、それに不服な艦221隻が自沈』 http://u-96.net/u-boot/u-boot.html 自沈の意味がよくわかりません。 まさか自爆したわけではないですよね。 乗務員を降ろさせて爆破させたと思いますが、どうしてそんなことをしたのでしょうか? ドイツ国土での悲惨な戦況を知らずに、戦争に勝てると思っていたのでしょうか。 数隻ならまだしも、221隻とは異常な多さです。

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  • isa-98
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回答No.4

Uボートは機密が満載されていると信じていたからです。 ドイツ潜水艦に搭載されていたエマグニ暗号機は解読が不能でした。 米軍は兵士をUボートに強行突入させ、エマグニ暗号機本体を入手してようやく解読に成功します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8B%E3%82%B0%E3%83%9E_(%E6%9A%97%E5%8F%B7%E6%A9%9F) その事は兵士には知らされていない有様でした。 愛国心の表れでしょう。 当時の日本でも、Me262この図面があればB-29を全て薙ぎ払える。と期待を胸にした事でしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A3%E7%8B%AC%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E4%BD%9C%E6%88%A6 しかし、神話に近い創作も混ざっている事は否定できません。 (ドイツの最先端技術で撃退したと言う痛快な逸話。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%BC%8F%E5%8D%81%E4%BA%94%E7%B3%8E%E9%AB%98%E5%B0%84%E7%A0%B2 日本は本土決戦をかろうじて防げたので平和ボケしているのだと思います。 (国民突撃隊参照。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%AA%81%E6%92%83%E9%9A%8A

その他の回答 (4)

  • Yelm
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回答No.5

>ドイツ国土での悲惨な戦況を知らずに、戦争に勝てると思っていたのでしょうか。 むしろ逆でUボートの乗組員も既にドイツの敗北が避けようが無いことを理解してしたため「ドイツが降伏したら自沈しよう」という事が次第に彼らの共通認識となり、その時の合図として「虹作戦」という呼称がいつのまにか広まっていました。 なお「虹作戦」は「自沈命令」と誤解されている事がしばしばありますが、実際にはあくまでもUボート艦長・乗組員達が自発的に行った自沈であって、公式にそのような命令が下った事はありません。 そのため連合国が情報をほしがっていた最新のワルタータービン搭載艦を沈めた艦長は戦後、処罰されています。

  • DieMeute
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回答No.3

名誉を守るための自沈です。 ドイツ海軍では、どんな状況であれ艦艇が敵の手中に陥る可能性がある場合は、その前に沈める事を原則としていました。 敵に船は渡さない。それがドイツ海軍軍人の名誉を守る事であるともされていました。 例えばUボート艦長で44隻の艦船を沈め、撃沈総トン数でトップのオットー・クレッチマー艦長も自艦が敵駆逐艦の攻撃で損傷を受け、もはや逃げる事も戦う事もできなくなった時、自艦を自沈させ部下とともに降伏しています。 デーニッツがヒトラーの後を継いだ後、連合軍と降伏の条件の話し合いで、ドイツ軍艦艇の引渡しを条件に出されます。 これをデーニッツが国防軍総司令部と検討した時も、司令部の見解は武器を搭載している軍艦の引渡しは、軍人の名誉に反するというものであり難色を示しています。 しかし、デーニッツは戦争をこれ以上長引かせて犠牲者をさらに出さないため、速やかに降伏するため、Uボート部隊に降伏命令を出しました。 しかし、これを受け取ったUボート部隊の艦長達は、これがデーニッツの真意から出されたものではなく、連合軍の圧力により強制的に出されたものと考え、自沈に踏み切りました。 戦後にデーニッツ自身が書いた回想録「10年と20日間」には、降伏命令について・・・ 「艦長達は、私が引渡し命令を出したのは強制によると考え、自沈こそ私の意に沿うものと信じたのである」とあります。 当時、ドイツ海軍士官だったC・D・ベッカーの「ドイツ海軍戦記」には、デーニッツの降伏命令について・・・ 「Uボート艦隊のみは、このような命令がデーニッツ提督の真意であり、かつ連合軍に強制されないで出されたとは信じなかった」とあります。 サンケイ新聞出版社の第二次世界大戦ブックス26「Uボート」には、デーニッツの降伏命令について・・・ 「Uボート艦長の大部分は、敵に艦を渡す事は戦闘員の名誉保持を規定した条項に違反するとして自沈を考えていた」 「彼らは自分達の司令官は、圧迫や脅迫も受けずに、ドイツ艦隊を敵側に引渡すような事はしないと信じていたのである」とあります。 降伏命令はデーニッツの真意ではなく不本意に出されたものと信じた艦長達は、ドイツ海軍の名誉を守るために自沈の道を選びました。

回答No.2

第1次世界大戦後ドイツ海軍が受けた屈辱・・・・スカパーフローの悲劇を繰り返さない為に、連合軍に接収される前に自沈したのだと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%91%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC

回答No.1

敵に軍事機密を渡さないのは当然でしょう。 これは降伏したとしても同じ事。 敗戦が未来永劫敗戦国になると思っている平和ぼけしたあなたの様な日本人には判らないのかも知れませんが。