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金本位制度と固定相場制度が廃止になった理由

昔は多くの国で通貨制度と外国為替制度が、 金本位制度と固定相場制度だったそうですが、 金本位制度と為替の固定相場制度が廃止されて、 通貨は本位通貨無しで、政府による管理通貨制度、 外国為替は市場取引による変動相場制度になったそうですが、 そのような制度になった理由は何ですか。 今後、金本位制度か金以外の本位通貨制度と固定相場制度が復活する見込みはありますか。 今後、管理通貨制度と変動相場制から、金本位制度と固定相場制度以外の、他の制度になる見込みはありますか。

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回答No.2

米国はかさむ軍事費用調達のため保有する金以上のお札を刷るようになっていました。当時金に裏打ちされた通貨としてドルは世界の信頼を得ていましたので、その裏付けのないお札が刷られているということが諸外国にバレ始めると世界的にドルを売って金を買う動きが広まりました。米国はこの動きに危機感を覚えニクソンがドルの金兌換の停止宣言を行いました。これが切っ掛けで世界は変動相場制へと移行してゆくことになりました。

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.1

●金本位制では通貨流通量が制限される  経済が成長するに伴って通貨流通量が多くなる必要があります。しかし金本位制では金の保有量によって通貨流通量が制限されるために経済が成長できません。明治時代に、「正貨準備率」とか「屈伸制限発行制度」とか言われる制度を導入したのですがうまくいきません。  第2次大戦後、金融経済学が未熟だったので、ブレトンウッズ体制をつくり、アメリカドルだけ金本位制度にしたのですがうまくいかず、1971年8月15日のニクソンショックで終わりました。  以前に似た質問がありました。「金本位制と管理通貨制度について」http://okwave.jp/qa/q3107750.html

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