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抽象的な内容への共同主観的な評価
フィギュアスケートでは芸術性を採点していますが、 其の評価はどういう基準によっているのでしょうか?
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フィギュアスケートの技術性の芸術性に関して、1995年以前の旧採点法では芸術点(Artistic Impression Score)として評価されていましたが、新採点法では、厳密に言うと、芸術性を評価する項目はありません。 新採点法では、採点は要素点(Element Score)とプログラム構成点(Program Component Score)で評価されますが、いわゆる芸術性はプログラム構成点の中に含まれると考えられます。 プログラム構成点は、スケート技術(Skating Skills)、要素のつなぎ(Transitions)、演技力(Performance/Execution)、振付(Choreography)、曲の解釈(Interpretation)の5項目で評価されます。各項目は0.25点刻みの10点満点で評価されます。 ジャンプ、ステップ、スピンなどを評価する要素点には数値的あるいは客観的な判定基準が存在しますが、プログラム構成点にはそのような判定基準は存在せず各審査員の主観に基づいて評価されます。 参考: フィギュアスケートの採点法(ウィキペディア) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%8E%A1%E7%82%B9%E6%B3%95#ISU.E3.82.B8.E3.83.A3.E3.83.83.E3.82.B8.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.82.B7.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.A0
補足
有り難う御座います。 矢張り、主観的な要素の除去は非常に難しいのですね。