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安藤美姫

フィギュアスケートの採点方法がよくわかりません。 ミキティはなぜ4回転(回転不足)でもあんなに低い点数なんですか?中野の点数も素人のわたしは納得いきません。もちろん真央ちゃんも・・・詳しく知りたいです。 よろしくおねがいします。

みんなの回答

  • monaruka
  • ベストアンサー率70% (59/84)
回答No.3

安藤選手の場合、最大の直接的原因は、4回転サルコーだけではなく、プログラム全体で7つのジャンプのうち前半の3つのジャンプと後半の一番目のジャンプの全部で4つのジャンプで回転不足と判定されたためです。 昨シーズン及び今シーズンに実施されたルール改訂により、ジャンプの回転不足が厳密に判定されるようになっただけなく、回転不足の場合のペナルティーも著しく強化されました。 あるジャンプが回転不足と判定された場合、そのジャンプ本来の基礎点ではなく、1レベル下の基礎点が適用された上、更にGOE(達成度:加点又は減点される)は加点されないで、減点されるようになったのです。 そこで、ISU(国際スケート連盟)の安藤美姫選手のフリー・スケーティングの採点結果(Judges Scoresの5番目が安藤選手の採点結果)から該当する各ジャンプの得点を見てみますと、 エレメント番号: 本来のエレメント:基礎点 → ダウングレードされた基礎点 ― GOE= 得点 1: 4S:10.30 → 4.50-1.60 = 2.90 2: 3F:5.50 → 1.70-0.54 = 1.16 3: 2A+3T: 7.50 → 4.80-0.80 = 4.00 6: 3Lz+2Lo+2Lo:9.90 → 7.70-1.80 = 5.90 ISU(国際スケート連盟)の安藤美姫選手のフリー・スケーティングの採点結果(Judges Scoresの5番目が安藤選手の採点結果) http://www.isuresults.com/results/gpf0809/gpf0809_SeniorLadies_FS_Scores.pdf 該当するジャンプだけに関して見た場合、計画の基礎点33.20点から、ダウングレードの基礎点18.70に引き下げられた上、更にGOE(達成度)で4.74点引かれ得点が13.96点と実に19.24点も低くなってしまったのです。 「たら、れば」の話はあまり意味がありませんが、安藤美姫選手がこれらのジャンプをダウングレード無しで綺麗に着氷していれば、安藤選手は現状の合計得点102.81点+19.24点=122.05点で、キム・ヨナ選手の120.41点を上回り、浅田真央選手の123.17点につぐ得点でフリー・スケーティングで2位となり、総合得点は122.05点(FS)+55.44点(SP)=177.49点でロシェット選手166.36点を上回り、186.35点のキム・ヨナ選手に次ぐ3位になって表彰台に載ったと思われます。 安藤美姫選手がジャンプの多くでダウングレードと判定された最大の間接的原因は、シーズンの途中で、中国大会の後で、フリー・スケーティングのプログラムを当初の「ジゼル」から「サン・サーンスのシンフォニーNo.3オルガン」に敢えて変更したことにあります。 この変更は、当初の音楽「ジゼル」で、日本のトップ選手同士の中野友加里とダブってしまった不利益の解消を図ったものですが、あえてグラン・プリ・ファイナルでの苦戦を覚悟の上で、今後の全日本選手権、世界選手権およびバンクーバー・オリンピックまでを見据えた勇気ある決断であったと思います。 新プログラムの習得もジャンプも沢山の練習を必要とします。ファイナルまでの短期間では、まだ練習量が絶対的に足りなかったものと思われます。それを転倒することなくあれだけの演技をこなしたのは安藤美姫の運動能力と天才的な才能に他なりません。今後の発展を充分期待できます。

ryo_sgy
質問者

お礼

非常に遅くなり申し訳ございませんでした。

  • pascals
  • ベストアンサー率39% (29/73)
回答No.2

No.1の方がおっしゃる通りです。 現行の採点システムは回転不足にとてもとても厳しく、回転不足のトリプルを跳ぶと、ダブルの基礎点になって、さらにそこから減点されてしまうのです。 回転が一つ減るごとに3~5点基礎点がダウンしますから、回転不足をとられると、大体5点から7点損をすると思って下さい。 浅田真央選手はトリプルフリップートリプルループの2連続3回転を跳ぶはずのところが回転不足の上に転倒でダブルフリップになってしまい、試合中3度まで跳べるコンビネーションが二つになってしまったこともあって、10点くらい失点しています。 あれが決まっていればだんとつの優勝でした。 安藤選手は冒頭のクアドに始まって、ほかにも回転不足をとられていますから、あの得点はしょうがないです。中野選手も。 現行のルール下では、クレバーな選手であれば、難易度の高いジャンプには絶対トライしません。 リスクの方がはるかに大きいですから。 3人とも、もっと楽に、もっと高得点をとる方法をもっていますが、あえてそちらをとらずにトリプルアクセルやクアドに挑戦しつづけているのがすばらしい点だと思います。 穏当な演技をすれば金銀銅独占も夢ではありません。 そこを押して高難度ジャンプに挑戦した3選手に、もっと盛大な拍手を送りたいところです。

ryo_sgy
質問者

お礼

ありがとうございます^^

回答No.1

ジャッジの詳細を見ればわかるように 浅田選手は、3F-3Lo(3Loは跳べてません)の3Fが回転不足のため、回転しすぎの2Fと判定されました。 普通に2Fを跳ぶよりも点数が低くなる上に転倒しているので1点マイナスになります。 このコンビネーションが上手くいっていればあと10点はとれたでしょう。 中野選手、安藤選手も同様に回転不足と判定されたジャンプがあったため、点数が伸びなかったようです。 安藤選手は、見た目大きなミスなく演技をしていましたが、 回転不足と判定されたジャンプが4つもあったので、点数が伸びなかったようです。 単純に安藤選手のジャンプが全て完璧だったらあと15点以上はいっていたと思います。

参考URL:
http://www.isuresults.com/results/gpf0809/gpf0809_SeniorLadies_FS_Scores.pdf
ryo_sgy
質問者

お礼

ありがとうございます^^

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