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「かわ」と「がわ」の使い分け
常々疑問に思っていたことなのですが、「かわ」と「がわ」を どのように使い分けているのでしょうか? 例えば隅田川は「すみだがわ」と濁りますね。しかし荒川は 「あらかわ」と濁りません。紀ノ川は「きのかわ」で淀川は 「よどがわ」になります。これはどのようなルールで使い分 けされているのでしょうか?
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一見川の直前が濁音と思うよね。この例だけ見ると。確かに、すみだ、よどは、かわの直前が濁音で、 あら、きのなどは清音。 基本的にはそういうルールなんだけど、たとえば四万十川は、しまんとがわというね。 大井川もそう。 だから、これは昔からの習慣とか、言い易さで変わると思う。音便やリエゾンと同じ。 いっぽん、にほん、さんぼん、しほん、ごほん、ろっぽん、しちほん、はっぽん、きゅうほん、じっぽん。 促音便の時は「ぽん」になってるけどこれも言い易さでと思う。はちほん、なら「ほん」だしね。 長い間に日本語も色々変化するのだと思う。
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- SPS700
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これは、日本全国共通の標準語が無い時に、地方地方で呼びならし、固定したものですから、全国共通の法則が無いのはむしろ当然だと思います。 人名でも、同じ字で河田と書いても、ある人は「カワタ」ある人は「カワダ」、「フジハラです」と自己紹介する人も「フジワラです」と言う人も居る、同じ発音でも、「我が家のヨシは上が土だ」というヨシダさんと「我が家は上がサムライの吉田だ」という人が居るのに似ているように思います。 かと言って、範囲はちがっても、規則はあります。フジヤマと言えば、この人どこかおかしいと思いますし、『麗しき青きアラガワのほとりにて』と聞くと、どこか濁った感じがします。ややごじいですね。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。おかげさまで永年 の疑問が解消いたしました。ありがとうございました。
- JaneDue
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いわゆる「連濁」という現象ですね。 いろいろな学者が分析し規則性を唱えてはいるようですが、結局どれにも例外があって、完璧な法則は発見されていないようですよ。地方や時代でも異なるようなので、つまるところ言葉は生き物で発音しやすいように変化していくだけなのでしょうか。 以下が参考になるかも知れません。 ■清音、濁音及び連濁 http://www.asahi-net.or.jp/~va4h-nsn/rendaku.htm ■連濁はいつおこるのか http://members.e-omi.ne.jp/ichhan-h/rendaku/rendaku(contents).htm 余談>> 「すみだがわ」など ga ではなく、鼻にかかった鼻濁音 nga の発音を聞くと、とても知的で美しく感じるものでしたが、最近聞かなくなった様な気がします。。。(この発音も消えてしまうのかな)
お礼
礼が遅くなり申し訳ありませんでした。おかげさまで永年 の疑問が解消いたしました。ありがとうございました。 ご紹介いただいたサイトも拝見しました。
お礼
礼が遅くなり申し訳ありませんでした。おかげさまで永年 の疑問が解消いたしました。ありがとうございました。 「長い間に日本語も色々変化するのだと思う。」 は正にそのとおりだと納得いたしました。