- 締切済み
東京電力は福島県の乳牛、和牛を買ってくれない!
質問です。 どうして東京電力は福島県の乳牛、和牛を買ってくれないのですか? 福島県の牛が放射能に汚染されてるのではないかというのはうすうすわかっていました。 きっと東京電力などは早いうちにわかっていたと思われます。 農家も牛を売らないことには生活できませんから、売りたいのですけど、はじめから東京電力が全頭買い上げていれば、消費者が汚染された牛肉を買うこともなかったでしょうけど。 どうしてでしょうか? たとえば、 ・東京電力は放射能が県内に漏れているとは思わなかった。 ・放射能が漏れているのは東京電力の責任ではないから。 ・国がとくにそのように言わなかったから。 ・そんなことをしてたら、東京電力が倒産してしまうから。 ・国または県がそんなことをしてはいけないと引き留めたから。 ・まさかそんな肉を買う人がいるとは思えないから。 ・買うことはできてもその牛の処分ができないから。 いくつか考えてみるのですが、どうお考えですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- fedotov
- ベストアンサー率48% (710/1461)
No.2です。 >東京電力が買い上げると宣言していれば、流通しなかった >のになあと思っているのです。 政府が内部被曝を尿検査するよう指導すれば良かったのです。 そもそも、ホットスポットの南相馬の牛を、内部被曝の判らない 体表面のスクリーニングだけで流通させたのはおかしいです。 全牧場で1頭ずつでも尿検査していれば、同じエサを食べた その牧場の牛が汚染されているか否か、大体判ります。 南相馬の牛の汚染濃度が高ければ、尿検査地域も広がった 筈なのです。 >回答は、特定できないから、ということでよろしいでしょうか? (原因は東電の事故でも)汚染拡大の責任は、東電より国の 責任が大きいという事です。 農水省が稲わら農家に適切な指導していれば、福島の牛の 汚染もかなり避けられたので、薬害エイズやB型肝炎のように 被害拡大は国の責任なのです。 国も責任を認めているから「国が買上げる」と言っているのです。 国が30km圏にこだわり、ホットスポットの対策を怠ったので、 福島産の稲わらを避けて、福島原発から170~180kmも 離れた宮城産稲わらなら安全だろうと食べさせて汚染した 福島牛も多いのです。 >紹介された記事を読むと、問題は稲ワラなんだけども、 >農林水産省では口蹄疫でも稲ワラだったにもかかわらず 口蹄疫の感染ルートは輸入稲わら(中国産)です。 農水省は、口蹄疫の感染予防対策で、米の転作(補助金交付) で米より安い飼料用稲を栽培させ、国産稲わらを増やしました。 >注意喚起しなかったということですね。 宮城県の稲わらは、宮城県の冬の気候で屋外で乾燥させると 牛が食べやすい高級な稲わらになります。 宮城県は稲わらの主要産地なので、農水省の担当部署が その事を知らない筈はなく、省内の連絡不足で、霞ヶ関の幹部が 「稲わらは秋」と思い込んで「想定外」というのは、指導対象から 稲わら農家を漏らしてしまった言い訳に過ぎません。 また、政府はSPEEDI(スピーディ)で、宮城県に風で放射能が 飛んだのを知っていたので、国民に隠蔽せず、農水省に指示して 放射能測定していれば、宮城県産稲わらで岐阜県高山の牛が 汚染なんて事態は起きなかった筈です。 福島原発から300km離れた岩手県滝沢村でも基準値超です。 なのに、国がちゃんと指導しないから、福島県では30キロ圏内 と計画的避難区域以外では、今年の稲の作付けをしています。 >もっとも注意喚起があったところで、えさ不足のときに農家が >徹底できたかどうか疑問ですけどね。 震災直後の物流の混乱で配合飼料が届かず、エサがなくて、 屋外の稲わらを与えた南相馬の牧場はともかく、福島県産を 避けて宮城県産の稲わらで汚染という事態は避けられました。
- fedotov
- ベストアンサー率48% (710/1461)
汚染は、福島県の牛だけではありません。 福島牛の汚染原因の稲わらで、福島原発から遠く離れた 宮城県北部の稲わらが高濃度汚染されていていました。 当然、汚染された稲わらを宮城県の牛にも与えています。 宮城県北部が高濃度なら、当然、福島・宮城以外の県も 汚染されていて、それを食べたそれらの県の牛も汚染。 原因は福島原発事故ですが、汚染牛流通拡大の原因は、 屋外の稲わらを与えるなと、稲作農家に注意しなかった 国の失政なので、国が買上げします。 (倒産云々以前に東電には支払能力がないので、国が 東電に請求するしないの話は別。) 田に放置していた稲わらが高濃度汚染なら、田が汚染 されているという事で、秋に収穫される米の汚染も心配。 【福島県の肉牛 出荷停止を指示】 (NHKニュース 2011年7月19日) 枝野長官は農家への補償について「今回の出荷制限に 関連する畜産農家には、適切な賠償が行われるよう、 政府として万全を期す」と述べ、出荷できなくなった肉牛を 国が買い上げるなど、補償に万全を期す考えを示しました。 さらに、枝野長官は、福島県に加え新潟県と山形県の畜産 農家でも放射性セシウムを含んだ稲わらを牛に与えていた ことが明らかになったことについて、「福島県以外の周辺の 県でも、汚染された可能性のある稲わらを与えていないか、 農家への立ち入り検査を強化し、万が一、そうした可能性 がある場合には、同じ対応をするようにお願いしたい」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110719/t10014301421000.html 【政府、福島県肉牛の出荷停止を指示 全国で稲わら利用状況調査へ】 (サンケイビズ 2011年7月19日) 宮城県は19日、県内64戸の農家が原発事故後に集めた 稲わらを肉用牛に与え、うち20戸から少なくとも200頭が 出荷されていたと発表した。 また、山形、福島、新潟の各県の農家で放射性セシウムが 検出されたわらを販売した宮城県内の3業者と、県内最大 のわら業者を立ち入り調査した結果、原発事故後に集めた わらを青森、山形、福島、新潟、茨城、群馬の6県に計100 トン以上販売していたことを確認した。 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110719/mca1107191639018-n1.htm 【セシウム汚染:稲わら、農水省の対策から抜け落ち】 (毎日新聞 2011年7月19日) 農水省は3月19日、牧草について「事故発生前に刈り取り、 事故後屋内保管されたもの」を与えるよう、県を通じて畜産農家 に対し通知した。そこに「稲わら」という文言はなかった。 さらに、稲わらを供給する稲作農家に対しては、全く注意喚起 していなかった。 「屋外のわらはあくまで(田畑に混ぜる)すき込み用で、牛に 与えるとは思わなかった」。農水省のある職員は認識の甘さ を認める。 東北地方沿岸部では秋に乾燥が不十分だった稲わらを田に 放置し、春先にロールにすることがある。だが、同省の認識では、 餌用の稲わらは「前年秋に刈り取って乾燥させ、ロール化し 屋根付きの倉庫で保管するもの」で、今回の事態は「想定外」 宮城県北部のある業者は「送り先は関東がメーン」、 別の業者も「静岡や名古屋まで送ったこともある」という。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110720k0000m040135000c.html
- dogday
- ベストアンサー率29% (2313/7949)
補償はできても、買いあげしたら、汚染された牛を東日本中のテプコプラザや変電所で飼うことになりますよ。汚染された牧草で。 買い上げして欲しいのは、牛肉じゃないですからね。生きてる牛だから。
お礼
ありがとうございます。 買っていただいたらとさつ処分することには反対しません。 もちろん、その肉が流通しては困りますけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 回答は、特定できないから、ということでよろしいでしょうか? 紹介された記事を読むと、問題は稲ワラなんだけども、農林水産省では口蹄疫でも稲ワラだったにもかかわらず注意喚起しなかったということですね。 もっとも注意喚起があったところで、えさ不足のときに農家が徹底できたかどうか疑問ですけどね。 ありがとうございました。 それにしてもこの3月の時点で東京電力が買い上げると宣言していれば、流通しなかったのになあと思っているのです。 まあ、多少流通してもしかたがないのかな。 この秋に予想されるパニックに比べればまあ大きな問題ではないですね。 機会あればまた教えてください。