干しブドウに賞味期限が有ること自体、変に思っています。
単純に考えて、生ブドウの水分を抜いたものですから、葡萄糖と繊維質が残っているだけで保存性はとても高い物と思っています。
更に、それをアルコール度数の高い酒に漬けこめば、絶対に腐りません。
今回のご質問で概略回答を言えば、賞味期限はアルコールに漬け始めた時点で干しブドウの賞味期限は終了します。そしてその時から改めて「加工食品としての期限が始まる」と考えてください。
以下ご参考として書きます。
家では毎年ブランデーに一年以上漬けこんだものを作っています。もちろん室内の常温戸棚の中で普通のガラス容器のまま放置してます。(干しブドウの他にレモンやオレンジ皮なども入れて)
これでクリスマス・プディングを作ります。
7月頃に漬けこみ始めて翌年の8月に焼いて、クリスマスまで寝かすと言うことで、全体で1年半以上前の干しブドウです。
今まで数十年間作っていますが、カビた・腐ったなどは一度も有りません。
実は、干しブドウを安い出物があれば買って置くので、賞味期限が数年前の忘れものが棚から出てくることがあります! しかしカビも出て無く問題無く使っています。
お礼
レーズンの洋酒漬けを数十年作っているのにカビが生えたり腐ったりした事は一度もないなんて驚きました。 ブランデーに一年以上漬け込んだものって美味しそうですね。 賞味期限があるレーズンでも一年半以上酒に漬けても大丈夫なんですよね。