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夏と冬の影の違い
前々から気になっていたのですが、なぜ、夏の日の影は陰影がハッキリとしているのでしょうか? 冬の場合は境目がそれほどハッキリとはしていないような気がします。 地球の自転軸が傾いているせいなのでしょうか?(そのお陰で四季があるわけですけど・・・) 太陽が近いと、影がハッキリと現れるのでしょうか。
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暗い場所で白い紙を懐中電灯で照らした所を想像してみて下さい。 紙と光源の距離はほぼ同じとし、光が当たる紙の角度を変えます。 垂直に当たれば丸く照らされますし斜めに当たれば楕円に照らされ、高原との距離、光源の光量ともに同等であっても照らされた面は暗くなります。 太陽と地球に置き換えると、夏は例示の「垂直」に近く、冬はより角度が付いた状況になります。 結果、冬の日差しは弱く、影は長くなります。 影は根もとはハッキリ、先端に近付くに従ってボンヤリするので、影が伸びる(光が斜めに当たる)だけでその印象はずいぶんとぼやけたものになります。 また人間の目は、周りの環境に合わせて順応しますからあまり違わないように感じますが、日差しが弱い冬は影以外の場所の明るさが夏と比べると桁違いに暗く、結果として影とそれ以外の場所の明暗差も桁違いに少なくなります。影をハッキリ感じるか否かはこの明暗差によって決定されるといっても過言ではありません。
お礼
影が伸びるせいでぼんやりとした印象をうけるのですね。 それに冬は光量が少ないので、明闇が分かりにくいのですね。 よくわかりました。ありがとうございます。