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栄養ドリンクの医薬部外品と第2類医薬品の違いは?
医薬部外品より第2類医薬品の方が効きそうな気がします。 値段も第2類医薬品の方がちょい高めですし・・・ 実際のところどうなんでしょうか?
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私は、栄養ドリンクは飲みませんので、一般的な回答をします。 薬事法の分類からいうと、「医薬品」「医薬部外品」とでは差があります。 「医薬品」は、成分・配合量・効能効果等に応じていくつかの区分に分類されており、それぞれ承認申請書に添付すべき資料が定められています。 例えば、安定性だとか、毒性、薬理作用、吸収・分布・代謝・排泄等のデータ、臨床試験成績などです。 「医薬部外品」は、もともとは使用目的が限定されていて、口臭・体臭の防止とか、あせも・ただれの防止、浴用剤などどちらかというと、衛生目的のものが多かったのですが、規制緩和推進政策の結果として、従来医薬品のカテゴリーにあった作用が緩和な製品の一部が医薬部外品に移行されました。 これを「新指定医薬部外品」と言い、「ドリンク剤」はこれにあたります。 いずれも承認基準が設定されてはいますが、「医薬品」の方がより厳しい条件になっていると思います。 更に販売業の方も条件が緩和され、従来は薬剤師がいなければ販売できなかった医薬品でも、作用の程度によって第1類~第3類に新たに分類が設けられ、第1類だけは薬剤師でないと販売できないが、それ以外は「登録販売者」でも販売できることになったのです。 ですから言い方は悪いですが、医薬部外品の方は、一般の清涼飲料水に毛が生えた程度のものではないでしょうか。 ま、プラセボー効果ということもありますので、信じる者は救われるのかも知れませんね。