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賃貸退去後な立ち会いについての疑問
- 来月引越しで立ち会いがあります。初めての体験です。半年しか住んでいませんから違約金を支払うのですがその他に「安くしますよ」と大家さんが言ってましたので何らかの徴収が有るようです。
- 立ち会いの前に大掃除するなど何かしておいたほうが良いですか?夫婦と社会人1名あと中学生の4人で住みました。何を言われるか想像つかず、不安です。
- 違約金の他にいくらの覚悟をしたらいいですか?我が家に当てはまらないケースでもいいので体験談などお聞かせ頂きましたら助かります。
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元業者営業です >何らかの徴収が有るようです。 違約金に関しては契約書に従うしかありません。 ここでの問題は「原状回復義務」に関する費用です。 借主であるご質問者様は、借りた部屋に住む権利を有するとともに「善管注意義務」と「原状回復義務」を負います。 善管注意義務とは 「他人に借りた物だけど、自分の物と同じように大事に使ってね」 という義務です。 原状回復義務とは 「使う前と同じようにしてから返してね」 という義務です。 ただし、全ての費用を負担しなければならないという訳ではありません。 ご質問者様が借りていた日数に応じて減価償却されていきます。 あくまでザックリですが、壁紙、フローリング等は年10~15%の割合で価値が下落(減価償却)していきます。 つまり平たく言えば「長く住めば住むほど退去時の負担が少なくなる」という考えなんですね。 で、あるなら今回のように半年しか住んでいないとなると、自ずと負担額が増える(と言うより「減らない」と考えた方が妥当)です。 なんせ居住が半年だろうと、10年だろうと汚れたり、壊れたりすれば清掃・修理にかかる費用(材料代・人件費)は同じですからね。 特に、人間が4人もいればいくら半年と言えども「相応の汚損」はあるでしょう。 ただし、借地借家法で「借主の故意・過失による汚損」以外の「経年劣化」については一切負担する必要がありません。 ではどの程度が「経年劣化」として認められるかですが、基本的には普通に生活している分には殆どの細かい傷、汚れ等は「経年劣化」として認められます。 反対に借主負担とされているものは ●タバコのヤニ ●台所の油汚れ ●カビ ●その他明らかに「故意・過失」による汚損 これらは借主負担(負担割合はケースバイケース)とされています。 なので、退去立ち会いの前にこれらは徹底的に清掃しておく事が重要です。 >違約金の他にいくらの覚悟をしたらいいですか? こればかりは分りません。物件を見ていませんから。 ただ、よっぽどの事(部屋をめちゃくちゃに使用・大家さん、不動産業者がとんでもない悪徳)で無い限りは何十万もの請求は無いと考えていいでしょう。 万一「よっぽどの事」が起きたら、安易に「分りました」と言わず(当然サイン等も)、しかるべき専門家に相談をしてから返事をしてください。 民法上はたとえ口約束でも有効です。一旦承諾してから「そんなつもりじゃ」「私は素人」は原則通用しません。この事は肝に銘じて下さい。 「安くしますよ」 先ずはこの言葉を信じましょう。
お礼
なるほど 良くわかりました。 冷静で専門的な回答ありがとうございます。 気持ちが随分楽になりました。 賃貸の仕組みがわかり 落ち着いて対応出来そうです! ありがとうございました。