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塩酸の電気分解
この前理科の実験で塩酸の電気分解を行いました。 水素にマッチの火を近づけるとポンと音をたてて燃え、 塩素側の液体を赤インキに入れると色が薄くなりますが、逆に (1)塩素にマッチの火を近づけたら (2)水素側の液体を赤インキに入れたら それぞれどうなりますか? 気になってモヤモヤします。 予想でもかまいません。 ご意見よろしくお願いします。
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実験の結果を軽く説明すると、 水素にマッチの火を近づけるとポンと音をたてて燃え ⇒水素が燃えて酸素と結合し、水が生じています 塩素側の液体を赤インキに入れると色が薄くなります ⇒インキの色素が塩素により酸化分解されて色が消えています (1)塩素自体は燃えませんが、酸素と同様にものを燃やす性質(支燃性)があります。空気中でマッチが燃えているとき、マッチに含まれる成分が酸素と結合している(これが燃えるということです)わけですが、塩素中ではマッチに含まれる成分が塩素と結合する反応が並行しておきます。従って燃え方が変わったり、変わった匂いがする(わざわざ嗅ぐことはお勧めしませんが)と思われます。 (2)水素には通常酸化性はありませんので、色素が酸化分解するということはありません。色素と水素が結合して別の物質になることはあり得ないわけではありませんが、よほど反応性の高い色素でもない限り常温でこのような反応が起きることはないでしょう。従って、多分何も起きません。
お礼
素早い回答ありがとうございます!なるほど… 塩素に支燃性があること等、初めて知りました。びっくりです。 参考になりました(^^)ベストアンサーにさせていただきます!