> さて前線の端っこはどのような構造になっているのですか?
間違えてほしくないのは、前線は人間が引いているということ。
自然界にはあんな線はありません。
太平洋の高気圧および二つの台風から、日本に高温多湿の南風が入っています。
また、大陸の高気圧の前面および千島列島にある低気圧の後面から北風が入っていて、この二つの風がぶつかるところに前線を解析しています。
その両端は、東側では高気圧からの南風が千島列島にある低気圧の前面の南風になっています。
西側では、台風の西側の北風により、風のシアーが弱いです。
天気図の等圧線から風の動きを見れるはずです。
また、前線を考えるなら、立体的な見方が必要になります。
> この前NHKの番組の模型
その番組は知らないですが、その模型は立体的なものだったですよね?
地上天気図だけでなく、上層天気図、特に850ヘクトパスカル天気図や温位解析図等を視る必要があると思います。
> 風向きはどうなっていますか。図解して貰えると助かります。
上層天気図等に明示されています。
お礼
特に予報士を目指すのではなく、単に風向きがどうなのかなの疑問です。一般には天気図では簡単、安易に風向きを読めないことと理解しました。また、上層天気図、特に850ヘクトパスカル天気図や温位解析図なる資料の存在を教えていただいて、ありがとうございます。