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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:力積について)
物体の力積と運動方向について
このQ&Aのポイント
- 物体が滑らかな曲面上を移動する際には、垂直抗力と重力の二つの力が働きます。
- 垂直抗力は物体が移動する方向に鉛直に働く力であり、仕事をしないため力学的エネルギー保存則が使えます。
- 一方、重力は保存力であり、運動方向にも力積を持つため運動量保存則は使えません。
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>『外力((1)と(2))の力積を受ける為、運動量保存則は使えない!』 これがどういう意味合いで書かれているのものなのかこれだけでは判断しかねるのですが、一般論として、運動量はベクトルなので大きさが同じでも方向が変われば運動量は変化したことになります(例:等速円運動)。したがって、曲面上を移動しているということは運動の方向が変わっているので、運動量は保存していないことになります。 >『滑らかな曲面上を物体が移動する時 これ自体が高校物理を越えた状況ですので、高校物理を越えた説明をしますと、運動エネルギーKと仕事Wの関係は、F(t), v(t)をベクトルとして K(B)-K(A) = W(B,A) = ∫F(t)・v(t)dt 力が保存力であるとき、位置のエネルギーVは V(B) - V(A) = -W(B,A) なので、力F(t)と速度v(t)(つまりは移動方向)が直交していれば仕事は0になり、エネルギーに影響してきません。 一方の力積Iと運動量pの関係は p(B) - p(A) = I(B,A) = ∫F(t)dt で定義されるので、力が働いていれば、ほとんど全ての場合で影響が出てきます。(例外は積分範囲の中でちょうど力の和が打ち消しあって0になっているような場合。たとえば単振動の一周期にわたる力積。また、F、pがベクトルなので、力積もベクトル量です。)
お礼
わざわざ御回答頂きありがとうございます とてもわかりやすく、助かりました!!