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内閣不信任案否決から衆議院解散まで
内閣不信任案否決から衆議院解散に至るまでを、自民党総裁選も含めて、中学生にもわかるよう教えてください。 とくに、自民党総裁選は定期的に行うものなのかも教えてくださると助かります。
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内閣不信任案というのは、内閣を信任できないという決議ですから 否決ではなく可決ですね。 否決されるということは「信任できる」という意味になります。 内閣信任案でしたら否決で「信任できない」という意味になるのでお間違えなく。 でも、信任案を上程することは余りないことですので 不信任案を否決と覚えておいてください。 それで、不信任案が可決されれば衆議院が解散になるわけではありません。 不信任であると烙印を押されたのですから、その内閣が総辞職し、新しい内閣をつくります。 これが本来の道筋です。 ただし、内閣総理大臣は解散権を持っていますからそれに対抗し そんなこと言う衆議院議員なんて要らないぞ!とばかりに衆議院を解散すれば 内閣不信任案はなかったものになってしまいます。 つまり不信任案を可決するような衆議院議員を信任するかどうかを国民に問うという形になります。 どちらが総理大臣にとって有利かといえば、やはり解散させる方がいいに決まっていますね。 というわけで、不信任案が可決されると衆議院も解散することになっているだけです。 そして選挙の結果、数で多数を占めた政党が与党となり、そこから総理大臣が選出されます。 自民党が単独で多数を占められない場合はほかの政党と手を結んで連立政権を作ります。 逆に、自民党以外の政党が手を結び数で上回れば、そちらから総理大臣を選出します。 必ずしも自民党総裁=総理大臣というわけではありません。 そして自民党総裁は任期がありますから、任期ごとに選挙を行います。 総裁の任期は3年ですが、繰り上げて選挙を行ったこともあります。 それにひきかえ、衆議院の解散はいつ行われるか誰も予測できません。 解散は総理に与えられた権利で、解散についてはうそをついてもいいことになっているくらいです。 ですから、解散にあわせて総裁選を行うということはありません。 ただし、選挙で大敗し、責任を問われて総裁を辞任し、その結果で総裁選を行うということはありますね。 こんなところでどうですか?
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- used
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内閣は誰が作ったのか。これを考えれば答えは明快ではないでしょうか。 内閣総理大臣を指名したのは国会であり、その総理大臣が作ったのが内閣なわけです。 ということは、 内閣を作らせた人びと(国会)がその内閣を信任しないのであれば、その内閣はなくならなければいけません。 その際、内閣総理大臣も次のようなことが言えるはずです。「じゃあ、内閣を俺(総理大臣)に作れって言ったたのはそもそも誰なんだよ! それはお前ら(国会)じゃないか。」 だから、その責任を国会に転嫁し、国民にどっちが悪かったか決めてもらおうというのが総選挙というわけですね。
お礼
ありがとうございました。国会と内閣の関係がわかりました。
- tkr1977
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こんばんは。 自民党の総裁選挙についてですが、3年に1度行われる規定になっています。 が、自民党内の規定ですので、気がついたら2年になっているかも知れませんし4年になっているかも知れません。 とりあえず現在は3年に1度行われます。
- 参考URL:
- http://www.jimin.jp/
お礼
ありがとうございます。自民党は三年ごとに総裁選があるんですね。
- moby2002
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不信任案なので、可決されると解散へ進みます。 ただ、選択肢は解散だけでなく、総辞職といって 閣僚が全員辞任して、再度総理を選ぶという道が あります。不信任案が可決されると10日以内に どちらかを内閣が選びます。 普通は、与党第一党から総理を選ぶので、もし自民党 ならトップの総裁が総理になるわけです。なので必ずしも 総裁=総理ではなく、選ぶ時期は普通選挙に合わせません。 最近でも、自民党が与党でなくなったときに、自民党 総裁なのに総理になれなかった人がいます。
お礼
ありがとうございました。自民党総裁=総理とは限らないんですね。
お礼
詳しく説明していただいてありがとうございます。自民党総裁の任期は3年だったんですね。