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日本の原子力推進への疑問
- 「原子力は発電コストが最も安いんですよ、効率的です!」と主張される一方で、自然エネルギーを使った発電は不安定で現実離れしていると批判されています。
- 原発廃止による電力不足や地方の雇用への影響など、原子力推進派は国策や経済面を強調していますが、その裏には原発関連の報道機関や研究機関が電力会社からの資金を受け取っている実態も存在します。
- また、原発の安全委員会における責任追及の欠如や、効率を優先する考え方が日本社会に根付いている現状に対しては、日本国の社会の腐敗を指摘する声もあります。
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ANo.7です。 >広島・長崎に原子力爆弾が投下されて亡くなられた20万人の方々。 苦しみ悶えてなくなっていった多くの人々へのメッセージ。 「くり返しません、二度と・・・」というのは忘れられたようです。 原発が日本に導入され、推進されて来た理由の一つに、 1950年代米国とロシアの冷戦時代で核開発の真っ只中。 ロシアは水爆開発に力を入れ、ロシアが濃縮ウランを手に入れたことを知った米国はIAEAに濃縮ウランを預け、両国で平和利用しようと提言。 そして、アメリカはNATOや日本に原子力発電所を造らせ、核を配備することになった のです。 柴田秀利(日TV)と正力松太郎(読売新聞)が米国と日本の政財界と結びつけ、日本に原発がつくられました。 日本は国連の常任理事国になりたい。 それには、国の軍事的力がいるが、日本には第9条があって武器や軍隊は持てない。 そこで、「原爆隠れ蓑の原発」を数多く持つことは、日本の力を誇示するのに大切な物になって行きました。 これにロケット開発をプラスすれば、もっと誇示できました。 ですから、原発は「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」の「非核三原則」に反しています。 もし、日本で原発をこれからも続けるなら、上の事実を全国民に知らせるべきだと私は思います。 佐藤栄作元総理がいただいた「ノーベル平和」賞も返上すべきではないでしょうか。 原発は効率など良くありません。発電された多くの電気は捨てています。 CO2も排出します。 海水を温水にして海に流します。 日本は地震国なので、ヨーロッパのフランスやアメリカの東側の様に地震の殆どない国の様な原発を日本に建てても無理です。 原発で格納容器や建屋がこわれなくっても、配管の一本でも壊れたら原発は暴走する危険があります。 暴走したら、誰もとめられません。 原子力を学問で見た場合、それはあまりにも複雑すぎて、その知識をまだ誰も完璧に分かっていないそうです。人類が原子力科学を理解するのにあと数百年掛かるといわれています。 今、最悪の原発事故が起きてもなぜ、日本は脱原発を半分以上の国民が望まないのか、考えて見ました。 「東京の中心部に本社を置く大手電気企業、マスコミ、金融業、ゼネコン、財閥商社等、皆、原発が無ければ仕事が無くなるのかも知れない。」と、言うことにきがつきました。 また、地方の原発を持つ自治体も原発で多額の交付金、仕事場、インフラ設備などを受け、また、継続してそれらを維持するには、新しい原発を融資するのが簡単な方法になってしまっているのです。 昔、東京の大手町で「三菱重工事件」と、いう爆弾テロがありました。 当時、私はその意味がよく分かりませんでした。 でも、今になってやっとその意味が分かって来ました。 あれから30年以上たちますが、日本は其の当時より確実に物は豊かになりましたが、人々はそこから幸せになったのでしょうか。 日本は、当時より民主主義になったのでしょうか。 私には、当時はPCや携帯もありませんでしたが、人との絆や他人に対しての思いやり、正しいことを貫く意気地を持った人が多かったと思います。 今日のニュースで、「イタリアの脱原発が決まった」「相馬の酪農家が自殺」とありました。 他国の事故で立ち上がる国民性と、自国の事故でも落ち着いて、原発はそれでも大事と言える国民性。 この違いは何なんでしょう。
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- Mumin-mama
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>日本国は本当に腐った国ですね。 本当に! 特に、マスコミと国会内の自公民、民主党などの茶番劇には気分が悪くなります。 福島原発事故現場では、今でも、高い濃度の放射性物質も汚染水もダダ漏れ状態なのに、これで大型台風でも来て、日本国中にそれが撒かれたら日本国中放射能汚染されます。 何時から石棺作業は始まるのでしょうか。 これで、何年かして、今被曝したと思われる人たちが病気になったり、現場作業員が次々と病気で、人手が無くなったら、作業員を赤紙招集するつもりなんでしょうか。 国会の質問を受けて、原子力の専門家の石川迪夫氏が「収束には100年以上掛かるかも知れない」と、答弁していました。 日本人は、福島原発事故が収束する前に被曝で全滅してしまいませんか? 本当に。 今でも推進をしている人たちは、頭がすでに被曝されているのだと思います。
お礼
広島・長崎に原子力爆弾が投下されて亡くなられた20万人の方々。 苦しみ悶えてなくなっていった多くの人々へのメッセージ。 「くり返しません、二度と・・・」というのは忘れられたようです。 回答ありがとうございました。
- kame100
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代替エネルギーが無い以上、原発は必要でしょう。 原発が不必要と云う人も、電気は使うんでしょう。 それとも、原発で作った分約30%位を節電するつもりで しょうか。 原発不要なんて理想ばかりは言ってられないと思います。
お礼
回答ありがとうございました。
- wiz0009
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それが日本社会です。 ただし、あなたには日本から出て行く権利があります。
お礼
お金次第で脱出を検討します。 回答ありがとうございました。
- key00001
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まずはNo.2さんのご高見に脱帽です。 今回の事故は、自然エネルギー等の活用も含めた、エネルギー政策見直しの発端にすべきだし、必ずそこに帰着します。 加えて申せば、原発そのものも一過性の事故で終わらせるべきでは無いでしょう。 今回の事故を徹底的に反省すると共に、調査・分析をすれば、原発本体の安全性向上だけでは無く、廃炉技術や緊急時対応等も含めた、本当に安全な原子力の平和利用に近付くハズです。 現状の問題は、その「徹底的に反省」の上に成り立つ議論では無い点です。 原子力推進派や容認派の論調は、自然エネルギーの活用にも、現実的には課題・問題は山積しており、直ちに原発を止めるべきでは無いと言うものです。 議論のすげ替えではありますが、それも尤もな意見です。 ご質問の「効率最優先」と言うのも、「効率」と言うより「現実問題」と言う方が適切かと思います。 急進的な原発反対派は、直ちに原発を止めろ!と言いますが、それがどの様な事態を招くかを、やはり「現実的」に考慮すべきです。 そもそもエネルギーとは、国力とか、極論ですが「命」と言い換えても構いません。 現在の人間は、人間が電気エネルギーを獲得する以前に比べると、200倍の生産力を発揮しています。 違う言い方をすれば、一人当たり、200人の奴隷を使役している様なモノです。 その生産力により、人類の胃袋を満たしているワケです。 地球上から原子力発電を停止し、それが補えない場合、確実に地球上の人口が減少すると言うことです。 エネルギー産出国である先進国は、現在「便利」などと言う形で使役している、電力と言う奴隷を数十名開放せねばなりません。 具体的には、所得減少等の事態を招き、結果として少子化などの形で人口が減ります。 後進国・発展途上国では更に悲惨・深刻で、先進国からの食糧などのエネルギー流入が減少しますので、ダイレクトに餓死と言う形で人口が減少します。 それが「現実」です。 イメージしにくいとは思いますが、電力エネルギーも食糧も同じエネルギーです。(1W=860cal) 結論としては、直ちに原発を止めるべきではありませんし、直ちに止まる可能性も無いです。 ただ、「仕方が無いから、なし崩し的に今のままで、引き続き動かす」と言う考え方であってはいけません。 もし原子力推進派がそう言う考え方であるならば、10年後・20年後には、原子力発電は、自然エネルギー等により、確実に駆逐されるでしょう。 推進派・容認派こそが、最も反省しなければなりません。 反省し、発展すれば、10年後・20年後にも、自然エネルギーなどと共存が可能な原子力発電が行えます。 これが唯一、原子力発電が生き残れる方法です。 原子力発電が、驕った考え方のまま、巨大な恐竜として死滅するのか? あるいは賢明に小型の哺乳類に進化して生き残るのか? 現在はその瀬戸際です。 原発を無くしたいなら、「すぐに停止!」など、非現実的な視点な意見を言うのでは無く、「原発は必要だ。今のままで良い。」と主張すれば良いですよ。 そうすれば、エネルギー革命と言う氷河期を乗り越えられず、必ず太陽光発電などの自然エネルギーに駆逐されます。 従って、質問者様が「フェアーでは無い」と感じる連中は、最も原発の廃絶に寄与している人達です。 私は、原発推進派の中で、真剣に反省している人達を交え、将来、もっと高レベルでエネルギー政策が語られる時代の到来を期待しています。
お礼
ご丁寧な回答に感謝しております。 手遅れにならないことを祈っています。
>「原子力は発電コストが最も安いんですよ、効率的です!」 たぶん、この言葉は震災前の台詞ではないでしょうか。 今は、むしろ消去法で残るのが、原発のようになってます。 今、議論するならば「何が駄目か」ではなく、「何だったら良いのか」で議論しないと単なる「批判・否定」だけして何も実りのあるものが生まれない状況です。 そして何も原発以外の発電が100%原発を補う必要もないのです。 少しずつでも良いから、改革・改善していくことが今必要なのです。
お礼
前向きな回答ありがとうございました。 手遅れにならないことを祈ってます。
- nasi000
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これから原子力発電にガチガチの規制の枠がはめられ、規制強化が行われます。 同時に新エネルギー関連、自然エネルギー関連に規制緩和が進められます。 この規制強化と規制緩和の漫才は、多くの経済成長要因として機能する事になるでしょう。 この原子力事故以前から世界的な新エネルギー開発競争が始まっていました。その中でランニングコストが安いとされていた原子力発電計画ラッシュが起こっていましたが、世界の原子力発電基準より安全性が高められている日本での大事故とあり、現在原子力発電の設計から規制まで多くの見直しが入っています。 また今回の日本の震災では世界的には震災という一時災害よりも原子力発電事故の二次災害の方が大きく報じられる事になりました。 今回の事故でランニングコスト以外の部分で原子力発電が多くの問題を秘めていること、更なる安全性を高めた発電所建設にはかなりのコストが必要なこと、一度事故が起こるととんでもない自体になり誰も責任が取れないほどの状況になること、これらがより多くの人の耳に入りました。 自然エネルギー、新エネルギー分野には、気候変動枠組条約不参加国である米国や中国などのような国でさえ莫大な資金投入をして研究開発が行われています。 原子力発電に甘んじることは、今後はむしろこの新エネルギー競争に乗り遅れる自体になりマイナス面の方が大きいという自体になるでしょう。特に日本のような資源小国にとってはこの開発競争に二の足を踏んでいると経済的損失に繋がってしまいます。 東電が実質的には潰れてしまいまし、原子力発電所に新規建設は今後行うことはほぼ不可能になりましたので、今後は新エネルギー部分での開発競争促進が進む事になるでしょう。原子力関連の談合や癒着と称されるものは原子力発電関連では潰れたも同然です。その手の談合だ癒着だと称される騒ぎは今後は新エネルギー開発へと向かう事になるでしょう。 まぁ世界各国どの国でも一定の競争が終わり寡占化が進めば癒着や談合が当たり前になるので、市場原理であろうと官制原理であろうと実は最終的には大差ないのですがね。
お礼
回答ありがとうございました。 冷静沈着な回答に感謝しております。 日本国民は、安全という神話にすっかり飲まれていた気がします。 やるべき行動は、今回の事故の多大なる影響を鑑みるとハッキリ わかってきました。
- yasheeki
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はい、腐っています。 というより、被曝しています。
お礼
座布団3枚! 回答に感謝。
お礼
ドイツやスイスやイタリア国民の決断力を見るにつけ日本人として本当にはずかしいです! 日本人はなんとおろかな国民なんでしょうか!自国に原発を落とされても ある大臣は「原発おとされてもしかたない」とか発言してました。 長崎、広島のことを多くの人は忘れたんですねきっと。そしていまなお 被爆している福島県民のことを忘れたんでしょう。自分の地元じゃないから きっと「対岸の火事」と思っているんでしょうね。 今、ハッキリ言えることは、この期におよんで「原子力発電所を増やせ!」 とか「原子力発電所は必要だ!」と声高に主張する人は愚か者ということです。 回答ありがとうございました。できることならドイツやスイスやイタリアに 引越したいですよ!