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カブトムシの蛹が人工蛹室の底にピッタリと
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まだ、色から判断するとさなぎになりたてで、あと一週間ほどは触ることも動かすことも出来ません。 一週間ほどして、やや茶色くなったところで紙筒を傾斜させてさなぎを寝かせます。 紙筒の内側につっかえている様なら、紙筒の外側をおさえ、断面を楕円形に変形させるとうまくいきます。そして、一回り小さな紙筒を挿入して、さなぎのポジションががたてにキープできるようにします。 一回り小さな紙筒はトイレットペーパーの芯を切り裂いて小ぶりに丸めて作ります。 紙筒を使った人工蛹室は、正常羽化率が7~8割です。2~3割は、羽化不全になるのが普通です。成虫にはなるがハネがきれいに伸びない現象です。 100%羽化させるためには、トイレットペーパーの芯は二分の一にカットして、上端に羽化しつつある新成虫のツメが掛けられること、羽化直前においては筒を70度ほど傾斜させることです。 トイレットペーパーの芯は内側がスベスベなので、新成虫が羽を伸ばすときに内壁面をよじ登れなず、お尻の下に羽を伸ばすスペースが確保できないので羽化不全となります。お尻を底に付けた状態では、キレイな成虫になれません。芯の長さが適切だとツメを上端に掛けることが出来ますが小型の成虫の場合、そこにツメが届かないものも居ます。また筒が傾斜していると、ある程度壁面を這うことができるので、羽化不全率が減ります。また、今回のように筒の内径にアタマがつかえて動けなくなるケースもあります。 この場合も気がつかないと羽化不全となります。 なお日本カブトの蛹の期間は28~32日間です。元気な蛹は折に触れて寝返りを打ったり、くねくねと動きます。羽化の直前は、中の新成虫のこげ茶色が透けて見えます。ツノや足がはっきり見えてきたら1日以内に羽化しますのでしっかり観察して下さい。2~3時間かかって羽化します。 蛹の皮がツノなどに残っていても取りのぞく必要はありません。
お礼
詳しい回答ありがとうございました! 今見てみたら、画像の蛹含めて4匹同じ状態になってました‥ 全てメスです。 画像の人工蛹室は、これでも筒を小さめに作ったのですが 幼虫が小さすぎたようです‥ もう数日過ぎたら、新たに小さな低めの人工蛹室を作り 入れ替えたいと思います! ありがとうございました!