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メルトダウンより悪化状態最悪メルトスルー…政府公式
- 政府が国際原子力機関(IAEA)に提出する報告書の全容が明らかになった。
- 報告書によれば、福島第一原子力発電所の1~3号機の原子炉圧力容器の底部から核燃料が漏れ出し、格納容器内に堆積している可能性が指摘された。
- 報告書はまた、原子力安全規制の行政組織の問題点についても言及し、体制の見直しを打ち出した。
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6月3日の保安院の会見で、イットリウムが施設外で検出されていたことがわかりました。 その後出てきた資料によるとY-91らしいです。 ●テルルとイットリウムを3/12に浪江町で検出と発表 http://okwave.jp/qa/q6784957.html 読売も朝日もテルルのことしか報じてませんし1,000℃超えとか書いてますが、イットリウムの沸点は3,336℃です。西山審議官がテルルの沸点に言及したけれどイットリウムの沸点には言及しなかったから記者が書かなかったのかもしれません。質問していた朝日新聞の小堀記者には失望しました。 保安院の発表の前、会見で記者たちが核種分析について突っ込んだ質問をすると、どんな質問にも感情を表さない東電の松本本部長代理が顔色を変えて応対していたのを不思議に思っていたのですが、どうやらこのことだと考えると納得いきます。 それ以外に、3号機はいくら注水しても水位が上がらなかったり、温度が下がらなかったりしていたことから、炉心にはもう燃料はなく、少なくとも圧力容器から外に出てしまっていると考えるのが自然で、いわゆるメルトスルー(この用語は細野補佐官が言うように明確に定義されていない言葉のようです)であることは明らかでしょう。 6日に保安院が出してきた解析データをによってそれは決定的となりました。6日は保安院が東電と袂を別かった記念すべき日です。7日に発表された750ページの報告書はそれをまとめたものですから、自分は質問文にある発表情報をみても既知のことなので特に驚きません。 問題は外に出た燃料が格納容器をも破っているのか、建屋の床をも貫いて土壌中に漏れているのか、そして地下水層につながっていないのかということです。たぶんもれてるんだろうと思いますけどどこまでなのかははっきりしません。 報告書の日本語訳は以下のサイトからダウンロードできます。 http://www.kantei.go.jp/jp/topics/2011/iaea_houkokusho.html ざっとしか目を通していませんが、結構な分量があるわりに、抽象的な描写が多く肝心な部分が具体的に書いてないとか、未完成な印象があります。細野補佐官がいうように現在進行中の事故ですから仕方ないといえば仕方ないですが。 なお、細野補佐官は政治家にしては正直な人のようで、IAEAに渡した英文の報告書とは内容も構成も多少違っているようです。また、日本語の報告書はこのサイトにあるものと別のものがあり、補佐官はそれをベースに会見で説明してました。実際にどの情報をIAEAに渡したのかはわからないので、チェックするにはIAEAが今後出してくる声明に注目する必要があるでしょう。
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- uyama33
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実は格納容器もスルーして床もスルーして地中までいっちゃってる可能性も高いのかな? 圧力容器の厚さは10cm以上 それを溶かして漏れ出した2000℃の物体が 3cm程度の厚さの格納容器の底でとまるはずはありません。 当然3cmの厚さの格納容器もすぐに溶かして、 地面のセメントや土と混ざり合っていると思います。 チェルノブイリの象の足のようになって固まっていると思います。 もうすぐ(20年くらい後で)政府が確認して発表しますよ。 確認できたことを確認できた段階で発表するのでしょう。 もちろん、都合の悪いことは確認するのを遅らせます。 私は政府を信頼しています。
- Mumin-mama
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先日のNHKスペシャルの中で、1と3号機が爆発し、2号機がコントロールできなくなった時点で、現場主任は撤退を決め、作業員の多数が現場から避難したことが伝えられていました。 其の時点でメルトスルーだったと思います。 http://www.youtube.com/user/seriousmoon2008?blend=21&ob=5#p/u/3/kxDG4mjmEN8 もし、メルトスルーでなく、安定して冷やせているなら、今の様に放射線量値は高くならないと思います。 もう、誰も手のつけようが無いのだと思います。