本当にそういう質問でしょうか。
組成式、分子式、構造式、電子式、説明が全部教科書に出ています。
組成式に対応するものは分子式です。
#1にあるブドウ糖の例で言うと
分子式 C6H12O6
組成式 CH2O
ブドウ糖の分子1つの中にはCが6こ、Hが12こ、Oが6こ含まれています。分子式はそれを表しているだけです。含まれている元素の種類と数の比だけで表したものが組成式です。
これはブドウ糖だと指定されているから決まるのです。
CH2Oが分子一つの塊を表しているという物質もちゃんと存在します。
ホルムアルデヒドという物質です。その場合は分子式と組成式が同じ式になります。
電子式は構造式の1つです。構造式では原子の繋がり具合が分かるようになっています。
電子を点(・)で表していますから見て分からないということはありません。
(だからそんなことを問う問題は出てきません。出てくるとしたら分子式を与えて電子式に直しなさいという問題です。)
分子を作る結合は共有結合です。電子を共有することで生じます。1対の電子の共有で1つの結合です。2つの電子の共有、3対の電子の共有もあります。
H2の結合をH:Hと書いたものが電子式です。
共有された1対の電子を1本の線で表した表現 H-H がよく使われます。普通構造式と言うと線を使って表した表現の事を言います。電子式は書くのが面倒なのです。
電子式は最外殻の電子を全て書きます。結合に使っていない電子も省略しません。
Hの場合は元々1つしか電子がありませんので結合を生じれば余っている電子というのは存在しません。
でもOでも、Nでも結合に使われていない電子が存在します。
H2Oだと 線(価標と言います)を使った表現は H-O-H です。
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電子式は H:O:H です。
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補足
構造式、電子式…聞いてないです。簡潔…じゃない… 質問がおかしくてすみませんでした(笑)