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独占契約権取得とその後の出店について

現在、ある海外のショップの独占契約権の取得を考えています。 私の理解では、独占契約権をもし取得できた場合、その後自身でかき集めた資金を元に出店をするんだと考えています。 いわゆるトレンド物なので、スピードが勝負だと考えています。 そこで質問があります。 独占販売権を持っているという前提のもとに、資金調達をする手段としては、どういった方法があると考えますか? 独占販売権を既に持っていれば、無い状態に比べ資金調達はしやすいものでしょうか? また、一般的に、独占販売権の取得の交渉の際、併せて出資もお願いするケースはありますでしょうか? ご回答宜しくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • aokisika
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回答No.1

>私の理解では、独占契約権をもし取得できた場合、その後自身でかき集めた資金を元に出店をするんだと考えています。 それはどうでしょう?そういうメーカーがないとは言いませんが、メーカーとしては、自社の製品を販売するコストとリスクを肩代わりしてほしいから販売契約を結ぶのです。自社が販売網を構築するより、すでにある販売網を利用すれば明日から販売できます。自社で販売数量を見積もって生産すると、売れ残りや品切れを生じてしまうかもしれません。しかし、すでに販売網を持っていて類似商品の販売経験の豊富な企業に販売を任せれば、販売数量の見積もりの精度が増しますし、買い取ってもらえば売れ残りのリスクは販売会社に肩代わりしてもらえます。リスクを肩代わりしてもらう代わりに独占契約で便宜を与えるのです。 これから資金調達をして店舗を作り販売網を構築しようとする企業と販売契約をすることがメーカーの利益になるとは思えないのですが・・・? さて、資金調達ですが、中小企業庁や各地方自治体などの融資制度が利用できるかもしれません。 http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/index.html http://j-net21.smrj.go.jp/raise/index.html >一般的に、独占販売権の取得の交渉の際、併せて出資もお願いするケースはありますでしょうか? 現実的にあるかどうかは知りませんが、メーカーはそういうめんどくさいことを省きたいから販売契約を結ぶのです。出資を依頼した時点で、独占契約はやめようということになる可能性が高いと思います。 大手のアパレルなどが日本へ進出を考えて拠点として合弁会社を作るというようなことはあり得ますが、新会社を作ってまでして進出するわけですから、年間数十億円程度以上の売り上げを見込んだ会社を作ることになると思います。社員数十人から100人程度の会社になるでしょうから、それだけの人材を使いこなせる経験者を社長に据えることになるでしょう。質問者さんがそれに該当するとは思えないのですが。 わたしがメーカーの社長であったとしたら、独占契約を結んでから資金調達をして店舗を作るのだとしたら、遅すぎるので契約を断ります。すでに店舗があり、すでに類似商品の販売をしており、商品を納入しさえすれば明日から売ってくれるような企業と独占契約を結ぶと思います。メーカーは手間をかけずに明日から、いや今日からでも売りたいのです。 可能性があるのは、販売契約の交渉と、公庫や銀行との交渉、店舗探し等を並行して行い、金融機関とは「独占契約が取れたら融資を実行する」、海外のショップとは「融資が可能なら独占契約する」という状況に持って行って、融資と契約を同時に行う、ということでしょうか。 ただし、交渉中に「うちならすぐに売れますよ」という競争相手が現れたら海外ショップはすぐにそちらに乗り換えてしまうでしょう。