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フォイエルバッハの本を探しています「この世は地獄

http://okwave.jp/qa/q32515_5.html >私の判断はフォイエルバッハの人生観からくるもので、 >「この世は地獄であり、つねに苛まされ、そして自らも苛ます地獄の鬼」 この一文が書かれているフォイエルバッハの著作の題名は何ですか。

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noname#144675
noname#144675
回答No.1

もとのかたも 実際に読んで話しているわけではないと思います。 主意としてはありますね。 「キリスト教の本質 第27章」 人を愛さないキリスト者は、信仰者とはいえない と述べている箇所にその「地獄に関する記述」があります。 フォイエルバッハは、「キリスト教の本質」第27章「愛と信仰の葛藤」のなかで キリスト狂信者が、異教徒と自分は違うとやっきになるその原因は、 キリスト狂信者の持つエゴイズム・ナルチシズム・欺瞞によると一刀両断しています。 さらに、かれら擬似信仰者にとっては、起源としての全ての悪は、不信人者のカテゴリーに分類されるという癖がある。そして、不信人者にとって死後の世界は、地獄であると表現したことで体系的に教義を整えることとなった。生起的にみても不義による失楽園・堕天使ルシファーの居城のたとえが、象徴的に示すとおり、不信がこの世にあるということは、結局、地獄がこの世にあるということと解釈され、あの世に業火があり死を通じて、世界がつながっているとするならば、この世にその業火も漏れ出しているのである。現に、不信の闇夜を照らし出す為に地獄のほのおが轟轟として立ちのぼっているのであり、自分は最高の信者であるとの慢心から、無実の人々を火刑に処したその「人悪」を浮き立たせているのである。 Okwaveの項目でも日常として起こっていることのようです。人を愛していないものが聖者を騙れるなら、この世は地獄であるということが出来るでしょう。 エゴとオレオレの地獄というわけです。

rikuo_86
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございます。 フォイエルバッハの考えが伝わってきました。 大変勉強になりました。 ありがとうございました。