Onigiri2011さんの回答はかなり的を得ていると思いますが、
フランスで就職活動を行い、なんとか専門職に漕ぎ着けた経験からもう一言。
フランスの学校システムを簡単にいいますと、
日本の大学相当の機関としてグランゼコールと大学が存在します。
大学はバカロレア(高校卒業資格)を取得しますと、誰でも入学が可能なのに対し(医・歯・薬等の特別な学部は除く)
グランゼコールはピンキリですが、入学試験が必要で、若きエリート達はは殆どこれを目指します。
フランスの教育システムの詳細はネットなどにも情報がありますので、ご自身で調べてください。
つまり、結論から言いますと、グランゼコール出身である方が、断然就職し易いということです。
グランゼコールの殆どは理系のエンジニア学校ですが、中には商業系、文系もあります。
質問者さんの場合経済学部出身ですので、
商業系グランゼコール(Ecoles de commerce)を目指されるのが良いでしょう。
恐らくこれらの学校の多くは、国際化を目指していますので、外国人入学枠みたいのが存在するはずです。
ただ、商業系グランゼコールの殆ど(全部?)は私立ですので、授業料は高いと思います。
また、経済学部出身の質問者さんに個人的にお勧めしたい学校として、
IAE(Institut d'administration des entreprises)というのがあります。
これは国立大学に附属している大学院みたいなもので、フランス各地に存在し、外国人を結構な数受け入れています。
国立なので、授業料は安いですが、教育の質も高く、学生達は就職先を結構見つけているようです。
フランスで一番職が見つかり易く、給料も高い職種は断然理系ですが、
商業系(マーケティング等)もそこそこ職がある様に思いますので、質問者さんには希望があると思います。
その一方で、法律系(分野による)、文系はフランス人にとってもかなり悲惨な状況ですので、
日本人で語学系の方などには頑張ってくださいとしかいいようがありません。
これからやるべきこととしてはなるだけ理論的でなく実務的な講義を履修し、
インターンシップ(これは書類選考に必要!)、アルバイト等をこれから大学卒業時までにやっておき、加えて英語・フランス語の勉強を毎日欠かさずにやっておくことが大事です。
そして卒業と同時に、語学の面で心配が無ければ直接商業学校へ留学、
心配であれば語学留学を経て、入学なされば良いかと思います。
もちろん、日系の旅行代理店や在仏日本人用サービスを提供する会社、日本食レストランなどに就職されたいのであれば、
上記のようなことは特に必要ではないと思います(それでもフランス語を話す必要はあると思いますが)。