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SPSSの標準化係数について教えてください
SPSSでアンケート分析をしています。重回帰で、相関係数を調べたいのですが、 以下の場合ですと、非標準化係数と標準化係数のどちらが適切なのでしょうか? 「店舗の総合満足度」に対して、「店員の態度」「価格」「品揃え」「立地」「営業時間」のどれが相関係数が高いのかを知りたいのです。それぞれの評価方法は満足度を聞く5段階評価なので、単位?はそろっています。 いろいろなサイトで調べてみると、「単位が揃っていない場合は標準化係数を見る」とありますが、今回は5段階評価でが揃っているので、非標準化係数を見たほうが良いのでしょうか? 統計の知識がなく困っています。どうぞよろしくお願いいたします。
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- vzb04330
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間違いではありませんが、念のために確認しておきます。 ここで求めたいと書いていらっしゃる「相関係数」は「回帰係数」のことかと思います。 さて、重回帰分析で「標準(標準化)」とされている係数は、重回帰分析の計算をするに当たって、もとのデータを標準化して得られたものである、ということを意味します。 おっしゃるように、標準化しますと、測定単位の影響を受けなくなりますので、結果の解釈に当たっても、たとえば、この場合ですと、得られた計算結果にある標準変化行き係数を直接比較することによって、「店員の態度」の方が、「価格」よりも、「店舗の総合満足度」に与える影響が大きいというようなことがいえることになります。 一般には、独立変数の原点や単位が曖昧な場合(たとえば、心理学で用いられる各種テストの点など)は、標準偏回帰係数を用いた方がよいとされています。 それに対して、原点や単位が明確なときには(たとえばものの長さ、心拍数など)は、偏回帰係数を用いた方がよいとされています。 ご質問のような、5段階評定による満足度が独立変数になっているときには、「原点が何か」という問題がともなうと思われますし、5段階評定における評定値間の距離が一定かなど、評価に関する問題点が解決しきれていませんから、標準回帰係数をお使いになった方が、無難であると思います。
お礼
お礼のメールが遅くなってすみません。 どうもありがとうございました。詳しく説明していただき、 大変助かりました!! (はい、「相関係数」は「回帰係数」のことでした。)