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医師(大学病院)の「退官」とは
ドラマ「白い巨塔」を見ていて疑問に思ったことがあります。 劇中で、大学病院の助教授役の唐沢敏明さんが「あの教授も後半年で退官だ」などといっていました。また教授役の俳優も「私が退官した後は・・・・」などといっていましたが、医師が定年を迎えて病院を去るときに「退官」という言葉を使うものなのでしょうか? 警察官、自衛官など「官」のつく職業の人がその職務を離れるときには「退官」というのはわかりますが、このように医師に対して使っているのははじめて聞いたので疑問に思いました。 それともこの場合は大学病院の医師である事から教授職を離れる事に対して使われているのでしょうか。 という事は、医師でないほかの大学の教授が大学を去るときも「退官」なのでしょうか? それともこの「退官」ではなくほかの字を使うほかの言葉なのでしょうか?・・・。 ちょっと細かい事なのですがご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ回答してください。
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これはですね、国立大学医学部の教授クラスが定年で退職する際には、 「退官」という言葉を用います。 実際には教授とは限らないのですが、病院職のトップクラス、 例えば薬局長や検査部門の長等が退職の際にも「退官」と呼びます。 ただし私立大学の医学部ではあまり言わないようです。 これは多分国立大学ですから、国家公務員だからいわれるんでしょうかね。 ここいらの理由は私は分かりません。 「白い巨塔」は国立大学で医学部での話ですから、「退官」という言葉でもいいのでしょう。
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こんにちは。 国立大学附属病院なので、彼らは国家公務員なのです。 私は、国立大学の附属学校に勤めていたことがありますが、 国立大附属学校の教師は「教官」と呼ばれます。 普通の企業(公立学校も)なら「退職」と言います。 ○○官という呼び方は国家公務員独特ですね。 (地方公務員でも「警察官」という場合もありますけど^^;)
お礼
回答有難うございます。 国家公務員には独特のプライドがあるようですね。
- neumann
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国立大学病院だからです。 医師に係わらず国立大学の教授、助教授、助手などは教官とも呼ばれます。国立大学の事務員は事務官と呼ばれ、実験などを補助する公務員はは技官と呼ばれます。 彼らが退職すれば退官となります。 つまり国家公務員扱いだから「官」なんです。
お礼
回答有難うございます。 大学教授に限らず警察官、自衛官などのほかにこの「退官」という言葉を用いる事をあまり聞いた事が無かったもので。
- rekishika
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国立の大学病院の場合、職員は国家公務員であり、定年になると官職を辞して退官することになります。この場合の助教授は国立大学の病院での公務員と想定されます。一般の病院で定年があったとしても『退官』とは言いません。 大学教授でも国公立の大学で公務員であれば『退官』となります。 『退官』を官職を退く事と理解されればわかり易いのではないでしょうか。
お礼
回答有難うございます。 やはりそうでしたか、しかしながら今まで国立病院を舞台にしたドラマなどはたくさんありましたが、このように「退官」という言葉を聴いたことが無いものでちょっと不思議に思いました。
お礼
早速の回答有難うございます。 回答の内容から察するに国立大学病院の医師たちの使命感や誇りから発生した名称なのかもしれませんね。