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進化論について

進化論の正しさを証明するものに種のDNA比較があります これをするとなぜ進化論が正しいことになるのかが分かりません どなたか教えてください

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noname#160718
noname#160718
回答No.1

 種のDNA比較が進化論の正しさを証明する、というより、進化論が正しいことを前提にして種のDNA比較をしている、と言った方が正しいです。  例えばヒトとチンパンジーのDNAは98%同じです。それによってヒトとチンパンジーが共通祖先から分岐したのは800万年前と推測されています。でもこれは進化論が正しいことを前提にしていますよね?進化論を否定するならば、「ヒトとチンパンジーは似ているので、DNAも近いだけ」という反論が可能ですから。  DNAの比較という観点で「進化論の証拠」としてもっと相応しいのは、「コドンが全生物で共通である」ということでしょうか。  DNAの塩基3つで1種のアミノ酸を指定する、というのは高校生物で習ったと思いますが、その暗号、すなわちどの塩基3つでどのアミノ酸を指定するか、というルールは地球上の全生物でほぼ同じです。  これは地球上の全生物が「同じプログラミング言語で記述されている」ということです。  CAGがグルタミンを指定する、というそれぞれのルールそのものに必然性はありませんから、生物がそれぞれ発生したとすると、それらの生物が偶然同じコドン表を使う確率はほぼゼロです。  つまり、地球上に生命が発生したのはただ1回で、地球上の全生物はたった1つの生物を祖先としている、ということが強く示唆されているわけです。  (生命発生は複数回あったのかもしれませんが生き残らなかった)

elcantare7v
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 当方生物学のことは不得手で、これからもっと勉強しないといけないと思いました。 ありがとうございました。

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