- 締切済み
大学で働くには?
- 大学の先生になるためには、大学院で博士号を取得する必要があります。
- 非常勤講師でも大学の仕事を得るのは大変ですが、情熱と研究実績があればチャンスが広がります。
- 国立の大学院で学位を取得すると、就職や独自の研究テーマを選ぶなどのメリットがあります。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- deep_loser
- ベストアンサー率0% (0/1)
20代後半に出身大学(理系)で助手、30代前半で1校目の准教授(地方私立)、現在(30代後半)は2校目(地方国立)で准教授です。 分野によって違うらしいのですが、 大学教員はもはや狭き門です。職にあぶれている人、自分の職場・職位に納得出来ない人、大学に就職できてもその大学が持つか心配な人がいっぱいです。 ただ、(私の経験では)基本的に研究教育の実力勝負な雰囲気になってきています。 >非常勤講師でも、職を得るのが大変なのでしょうか? 非常勤講師の場合は大学の先生と親しく、教える力や考え方に特徴があれば誘ってくれるケースはあるように思います。(これも都市部の比較的大規模大学のほうが簡単で、経営が大変な地方や小さな私立大学は難しいでしょう) >国立の大学院のほうがいい、などあるのでしょうか? まぁ、名前の通っている大学の方が良い、というのはあるでしょうが、これは学部卒の就職活動と一緒じゃないでしょうかね? (ちなみに私は私大の院出身です) 教員採用の現場を何度か見てきましたが、大学名というよりも指導教授の名前や研究自体の内容が重要で、大した大学の学部をでていないのに修士、博士と大学を渡り歩いて教授になられた方も少なからずいるように思います。 ただ、大学院はどこの大学も比較的入りやすいので、レベルの高い大学に行かれるのが良いかと思います。 いずれにせよ、私はたまたま公募での勝率が高いですが一般的には非常に厳しいようですので、相当の覚悟(一部分野を除き博士学位取得者は一般企業には就職しにくいでしょう)がいるように思います。 そして、現実にはそんなことはお構いなしに、研究したい!という一心で進学して、今になってモンモンとしている人が多いように思います。
- loed83
- ベストアンサー率19% (11/56)
かなりの覚悟が必要ですよ。 私はマスター卒ですが、色々な先輩の話をまとめるとこんな感じでしょうか。 まず、教授との仲がいいこと。 これが一番大事。 流れとしては 博士号取得(3年)→留学orポスドク(3年未満)→講師or研究所職員(数年)→助教(数年)→准教授(数十年)→教授(定年まで) 非常勤講師(講師や助教)は任期付きなので、契約社員みたいなもの。 准教授になれるのは30代半ばぐらいでしょうね。 国立の方がいいです。 設備は古いですが、それなりに教授の人脈や知名度もありますし。 私立なら早稲田・慶応以外はやめた方がいいです。 どんなにがんばっても、早慶を除く私立は国立に勝てないのですから。
まず、こんなところでこんなことを書いているようではアウトでしょう。やるなら実行、でもいばらの道ですぞ。 私の体験。 24歳で修士修了(地方国立)。大学教員になりたいと思っていたが、大学に職はなく、製薬会社研究職と言うことだったが、1カ月の研修後、製造現場へ。この会社は、研究職と称して採用し、その一部は製造部に回し、そのままずっと製造部と言うことを知り、1年2ヶ月で退社。 1か月の就職活動の後、化学会社研究職就職。ここでは、新規香料の合成研究に従事。8ヶ月後、グループ内の先輩の人事異動がもとでトラブル発生。退社。 2年以内に2社をやめ、民間への再就職に無理を感じ、自宅に戻り、公務員としての再起を期す。まず、理学部で化学工学をやっていないことから、半年間聴講生。この間県上級職を受験。 秋からは、聴講した大学の生物学教室で半年間研究員。 県職員に採用され、1年間工業試験場で研究員。 この間、国家I種受験、合格。 国税庁醸造試験所研究員・地方国税局鑑定官室技官として細々と研究継続、3年間。 地方国立大学医学部の教務職員(教育職技官)採用。7年半勤務。 一般教養に教育職技官は不要と言われ、退職勧奨。応じたところ、自己都合扱いで、退職金25%カット。 やっとこさ、Fランク大に講師(数年後助教授)として採用され、8年半勤務。 経営者の都合で、全学募集停止、4年後の廃学決定。 この間の研究内容を博論として、旧帝大から論博取得。 またまたやっとのことでべつのFランク大准教授採用。 3年後教授昇進。 大学に移って以来、常に英文論文の査読にチャレンジし続け、夜なべ生活、平均睡眠時間おそらく5時間以内。50過ぎた今もやっています。 現在学科内庶務として、4年生担任、就職委員、募集就職ワーキングメンバー、学科JABEE委員長など役目多し。 研究室の学生は、ほぼ4年のみで、たまに大学院生が入ってくる程度。 とにかく自分で研究を進めなければ論文なんて書けません。 現在学科に11人教員がいますが、論文を書いているのは私だけ。 あとはみんな雑用におぼれて、研究は卒論指導のみ。 今になってわかりました。 よほど学生時代頑張り、ルートに乗った人以外、大学教員になるのはいばらの道だし、仮になれてもFランク。普通に考えれば目指さない方が良いです。ここで質問していること自体やめた方が良いと言っておきます。 私は、何が何でもやると考えてやりました。50になっても夜なべでも論文を書く、それも20年続け、最近物忘れがひどくなってきたような気がしています。自分はやっていますが、人には決して勧めません(今となっては、これ以上道を変えるのは無理です)。
>自分の好きな学問分野の研究ができることに魅力を感じています。 誤解している人が多いですが,でかい大学の付置研究所や山奥の演習林などにでも配属されないかぎり,教育(授業)と雑用(入試や各種委員会)の仕事がたくさんあります。それに好きなだけじゃ単なる好事家であり,論文が査読にとおって公刊されなければ評価はゼロですからね。仕事でやることと,趣味でやることは,根本的に異なります。あなたの認識レベルならば,趣味でやったほうがいいと思います。 >非常勤講師でも、職を得るのが大変なのでしょうか? 常勤の教員の公募に応募するとき,たとえ大学院生・ポスドクであっても何らかの教育歴が求められることが多く,ふつうは非常勤講師歴をもっているものです。非常勤講師は公募されず,人脈で探すことが多いです。院生にとっては「職歴づくりにぜひやりたい職」,常勤教員にとっては「知人に拝み倒されて渋々やる職」です。院生にこの職をもってきてくれるのは,周辺大学に散っている(散っていくことが決まり後任者を必要とする)先輩が多いので,大学教員を生産できないショボイ大学院にいては職にありつけないでしょう。 非常勤講師の講師料は,雇用主の大学や雇用者の年齢をとわず,1科目(90分授業を15回)で15万円が相場です。月額だと2万5千円です。常勤ではけっきょく就職できず,非常勤で生活している人もいます。その場合,6件やって月に15万円はほしいでしょう。しかし,同時に6件もみつかるのは「一般教育英語」などにかぎられ,「生命倫理学」などを専門としていれば関東平野じゅう走り回ってもありえません(食えません)ね。
- leo-ultra
- ベストアンサー率45% (230/504)
分野によってだいぶ状況がちがうと思います。 分野はなんですか?