• 締切済み

原子力がなくなると、電気料金はいくらですか?

原子力がなくなると、電気料金は大体いくらになるのでしょうか? 原子力の運営は低価格で良いらしいですが、 安全面ですれば、火力、水力、風力に比べて良いのか 悪いのか分かりませんが、 もし、日本全体の原子力を撤去すると、 かわりのでまかなえるのでしょうか? 僕は何も知らない者ですが、 もし、日本全体が別の物で電力がまかなえるとしても 世界に打ち出したCO2、25%削減は可能でしょうか? 現在、中学へ通っていますが、 先生達もその手の事に関しては、こちらから質問しても 分かられないので、出来れば、詳しく教えて下さい。 また、予想して、大体、電気料金は 火力でまかなえば 今の料金の何倍払わないと・・など 予想して頂ければ ありがたいですが・・。 無理な質問でスミマセン。 よろしくお願い致します。

みんなの回答

回答No.7

他の方も指摘されていますが、質問者さまの質問に誤解があります。 原子力発電というのはコストが安いのではなく、安いと言われてきたにすぎないのです。感情的な反原発派は論外として、まともな物理学者や経済学者は脱原発派です。仮に事故が絶対に起きないとしても、老朽化にともなう廃炉の費用、半永久的(何万年、何億年の単位)に管理を続けなければならない廃棄物の費用、原発に使われる税金などを計上してないので安く見えただけなのです。 今回事故が起きてしまいましたので、このまま仮に原発を運転したとしても電気料金は上がります。 それは事故の保証金のせいではありません。それを除いても、今後、原発を運転し続けるには以下の費用が発生します。 1.既存の原発の安全対策に莫大な費用が発生する。 2.本来、原発は30年で廃炉にする約束ではじめているので、老朽化したものの運転は難しく、廃炉になる原発が増え、新設も多くなり莫大な費用がかかる。 3.事故に対する保険費用が増大する。これは既にある保険ではなく、実際、電気事業者間の仕組みずくりが政府と事業者ではじまっています。 4.世界的に影響を及ぼすことから、世界的な保険費用が発生する。これも、実際に条約があるのですが日本は批准しておらず、アメリカから早期批准を求められています。 以上のことを考慮すると、原発が動かせないと料金が上がるという質問はおかしい。もともと、電気料金はあんなに安くなかったというのが現実です。 それから、CO2の削減ですが、今回の事故により、この国のエネルギー政策が転換しおすですので、原発に頼っていたときよりも達成の可能性は上がったと思います。時間的に可能かどうかは微妙ですが、電力会社と経済産業省のなあなあの関係が崩れれば、再生可能エネルギーの普及は飛躍的に増大するでしょう。

  • kaxuma119
  • ベストアンサー率29% (108/363)
回答No.6

原発と電気料金の話は「いますぐどうなるのか」「時間をかけたらどうなるのか」で違った答えが出てきます。 まず「今すぐ」国内の原発を全部止めたら、日本中で節電25%をやらなくてはならないでしょうし、電気料金は1.5倍くらいには上がるでしょう。電力会社は、これから先、何年間も原発を使うつもりで発電所を作り、燃料を用意し、人を雇ってきました。古い火力発電所は閉鎖し整備もしていません。だから、いきなり原発を止めたら原発の用意に使ってきたお金が無駄になるだけでなく、大急ぎで大量の火力用燃料を買ったり、火力設備の整備の費用を出さなくてはならないからです。CO2削減は全くできません。 「時間をかけたら」状況は変わります。日本はあと20年もすればエネルギーを使う量は10%以上減ります。人口が減るうえに高齢化が進むからです。10%は原発でまかなっているエネルギーとほぼ同量です。20年かけて、古い原発から順番に止めて行けば新しい設備の費用も燃料や人に払う費用は無駄にならず減らしていけます。火力発電も20年かけて古い効率の悪い設備から新しい設備に替えて行けば、効率が上がります。 ここまでは努力するというレベルではなく普通にやっていくだけの話ですが、ここまででCO2排出削減は10%くらいまで進みます。あと15%分をいっそうの省エネと自然エネルギー開発とでなんとかすればCO2排出削減は25%達成も見えてきます。 時間をかけて原発をやめていく場合、電気料金は火力発電用の燃料代金がどこまで上がるかにかかってきますが、発電効率を改善していけば、電気料金の上昇は20%にもならないでしょう。 原子力を使い続ければ安上がりだという人もいますが、そういうわけにはいきません。今回の事故で原子力発電の安全確保のためにたくさんお金がかかるようになります。事故に備えての保険や積立金の額が十倍近くまで上がります。これらはそのまま電気料金に反映しますから、原子力発電の価格は20-30%は上がるでしょう。 かなり努力も必要だが原発に頼らない日本か、もう事故が起きないと信じて原発を使い続ける日本か、きみが中学生ならどちらの未来を希望するかです。

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.5

電気料金のことはこちらが参考になると思います。 http://www.youtube.com/watch?v=15zz9uqaUjY&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=d_Z9Vhdb0K8&feature=related http://ieei.or.jp/wp-content/uploads/2011/05/expl05.pdf http://www.youtube.com/watch?v=oIRSk45ea0Y&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=6OK9d1HQtHA 原発がCO2を出さないというのは嘘です。 http://www.janjanblog.com/archives/1249 日本のガス発電は効率がよく、CO2の問題も少ないようです。 http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/blog-entry-80.html 原発は7割の熱を捨てているので熱効率は30パーセント。最新のコンバインドサイクルの熱効率は 最大60パーセント。熱効率では原発より2倍も上だそうです。 ここからは、余談です。  原発は事故がなくても放射性物質を出しています。 また、使用済み燃料も危険で300年以上高い費用を出して人が安全管理しなければなりません。もし、事故が起きて、今回の様に水蒸気爆発などすると、放射性物質はエアゾールや微粒子になって世界中を汚染し、それは何年も蓄積され人々を犯します。 CO2対策も必要かもしれませんが、今回の事故の様に、放射性物質による大気汚染、海洋汚染の方が、世界的に見て、CO2汚染より深刻です。 もし、日本が、何十年後先でも原発をなくすことができたら、それだけで、世界から尊敬されることでしょう。  原発は原子爆弾を沢山保有しているのと、なんら変わりはないのです。 また、原発を輸出することは、輸出先の国の情勢が悪くなれば、原発の核燃料を使って、原子爆弾をつくることも可能です。  福島での事故は、大変悲惨なことです。 まだまだ人々を不安にさせる状態が続いています。 こういう状態になったのも、私達大人が無関心であったことが理由であったことからです。心からあなた方若い人たちにはすまないと思っています。m(_ _)m

  • ariseru
  • ベストアンサー率56% (928/1657)
回答No.4

>もし、日本全体の原子力を撤去すると、 >かわりのでまかなえるのでしょうか? 原発を使用していたころと全く同じ生活を送るには電力が足りません。 日本全体(※)で関東地方のような大幅な節電をしなければ厳しいですね。 ※原発を持っていない沖縄電力は影響がほとんど無い >もし、日本全体が別の物で電力がまかなえるとしても >世界に打ち出したCO2、25%削減は可能でしょうか? 日本国内には風力発電に向いた土地が少ないですし、太陽光発電は面積あたりの発電能力や天候に左右される面があるので問題外。 地熱発電は、適している土地は国立公園が多いから建設許可が下りないし、建設可能な土地の近くには大抵は温泉街があるから住民の反対で建設出来ません。 水力発電は原発の変わりになるほどの発電能力を得られるような立地は残っていないから無理。 つまり、原発の代わりとしてすぐに使えるのは現時点では火力発電しかありません。 原発を減らす→火力発電が増える→CO2排出量が大幅増、となるので実現は無理でしょう。 ちなみに、効率が悪いのを承知で太陽光発電と風力発電の大量導入すれば達成可能かもしれません。 ですが、僅か9年弱の間にそんな大量の発電所を建設出来るような資金力はどこの電力会社にもありませんので可能性は限りなくゼロに近いでしょうね。 >電気料金は 火力でまかなえば >今の料金の何倍払わないと・・など 予想して頂ければ >ありがたいですが・・。 原子力:1 石炭火力:1~1.3倍 LNG火力:1.2~1.5倍 石油火力:2.1~3.6倍 上記は原発の発電コストを1とした場合の火力発電のコストです。 3種類の方式が同じ割合ずつ存在して、原子力が全発電量の3割を占めているとして大雑把に計算すると、料金は3~4割くらいは高くなるんじゃないかな?

  • ShowMeHow
  • ベストアンサー率28% (1424/5027)
回答No.3

http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data1012.html 2008年?の時点で、石炭やLNGだと原子力とほぼ同価格、 石油だと倍程度ってことかな。  今後化石燃料はどんどん値段が上がるから価格はぐんぐん上がるだろうね。 あと、保障に使ったお金を電気料金として回収しなくちゃいけなくなるから 日本は世界一電気代の高い国になるだろうね。 5年後に倍くらいにななっていても不思議はないね。 co2削減はまず無理。  税金を倍くらいに増やして経済活動をなくせば可能かな。 

  • root_16
  • ベストアンサー率32% (674/2096)
回答No.2

ニュースを使えば答えが出ますよ。 中部電力、原発停止により、燃料調達費、2500億円の赤字試算 http://mainichi.jp/select/biz/news/20110511ddm002040042000c.html 統計局のページから、中部地方 (新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、 長野県、岐阜県、静岡県、愛知県) の世帯数は約775万世帯。 中部電力管内では無いかもしれないので、世帯数は 実際の数字より大きいと考えていいと思う。 ただし、事業所負担分がどのくらいかは不明。 http://www.stat.go.jp/data/nihon/02.htm 1年間で2,500億円の赤字なので 世帯数で割れば、もし電気料金増でまかなう場合の 1世帯当たりの負担金額が分かる。 2500億円÷775万世帯=32,258円/年 32,258円÷12ヶ月=2,688円/月 当面火力で賄うとしても、後々大変な負担になりそうですね。

  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1

>世界に打ち出したCO2、25%削減は可能でしょうか? 不可能です。

関連するQ&A