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建築音響についてです
壁体における音のエネルギーの通りにくさは何によって評価されるのでしょうか?? 回答お願いします。
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通常、壁体の材料の透過損失で評価されます。 壁体に入射する音波の強さ(エネルギ)を Ii W/m^2、壁体から透過する音波の強さを It W/m^2とすると、 壁体の透過損失TLdBは次式で表されます。 TL=L1-L2 dB L1は入射音波の音圧レベル、L2は透過音波の音圧レベルです。 音圧レベルは10log(I/Io) dBで表されます。Ioは基準の音波の強さで10^(-12) W/m^2です。 入射音波の音圧レベルを80dBとすると、上式から音波の強さは10^(-4) W/m^2となり、透過音波の音圧レベルを50dBとすると、音波の強さは10^(-7) W/m^2となるので、TLは80-50=30dBとなり30dB音圧レベルは減少することになります。また、音波の強さ(エネルギ)は10^(-4)-10^(-7) W/m^2減少することになります。 透過損失が大きいほど音のエネルギは通りにくくなります。
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- ufon
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回答No.2
なお壁体の材料の実際の透過損失TLは次式で表されます。補足しておきます。 TL=18log(f・t・ρ)ー44 dB ここで f :音波の周波数 Hz t :材料の厚さ m ρ:材料の密度 kg/m^3
お礼
詳しくご説明ありがとうございます。