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体調を整え、体力を回復しQOLを上げたい
- 今年で69歳になる男性が、体調不良で困っている。眼筋の肥大や高血圧、湿疹、足の関節の痛みなど様々な症状があり、医者にかかっても改善せず、温水プールでの運動も長続きしない。
- QOLを上げるためにはどうすれば良いかアドバイスを求めている。年齢を考慮しながら適切な方法を教えて欲しいと述べている。
- 一時は自死を考えるほどの悩みを抱えており、抜け出す方法がわからず困っている。痛みや辛さから解放され、より良い生活を送りたいと願っている。
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質問者が選んだベストアンサー
元看護師です。 疾患や疾患の症状についてですが、質問者さんの年齢であれば、やはりどこかしら体にあちこち不調が出て来ることはいたし方ないことかと思います。 血圧が高い、甲状腺機能の症状、関節痛など、体が思うようにいかないことは本当に辛いですよね。 さて、私の未熟なナース経験から申し上げて参考になるかはわかりませんが、私たちが入院患者さんなどのリハビリなどのお手伝いをし、QOLの向上を目指すにあたって、一番大切なことはやる気を継続できるものをチョイスすることです。 いきなり今までしていなかったようなことをしても、長続きしませんし、逆に負担となり、やる気をそいでしまったり、苦痛になってかえってリハビリを妨げてしまいます。 例えば歩くことが目的であれば、最初から歩くことがままならない人に歩くリハビリは強要しません。 歩かなくて衰えてしまった筋力を取り戻す運動から少しづつはじめます。 ベッドサイドで、座ったまま膝をあげて10秒、20秒たもつ。仰向けに寝たまま、ゆっくりと足首の屈伸運動をする、寝たまま膝を伸ばしたまま足をあげて数十秒たもつ。 こんな運動を1セットにして朝晩2回ずつとか、患者さんについてやっていきます。 それが少しづつできるようになってきたら、支えを使って短距離を歩く、少し筒距離を伸ばしていく。 これは、手術や骨折や長期入院などで歩くのが困難になってしまった患者さんなので、質問者さんの場合は杖をつかったり手すりをつかったりというのがあてはまるかはわかりませんが、要するに、いきなりステップアップするのではなく、まずは家の中、自分の身近にできること、続けられる程度の小さなことからはじめて、毎日苦痛なく続けていくことが大事です。 TVを観ながらソファーに腰掛けてでも、足の運動はできます。 横になっているとき、ちょっと暇があったら足をあげる運動を1セットでもやってみる。 いきなり今までいっていなかったプールでの運動よりも、こうしたコツコツとした日常の動作が大切だと思います。 また、QOLを向上させることを最終目標として運動する、何かをする、のではなく、自分が楽しいと思うことをしながらそれに伴った動きをしていく、というのも大切かと思います。 私たち看護者の立場からは、生活向上できることを目的としてリハビリを目指しますが、本人にとっては、やはりやりたくないことを無理やりやらせれても楽しくありませんし、続きません。 本人が、例えば自分でトイレにいける程度の体力をつけたいであるとか、庭いじりができるくらい動けるようになりたいとか、そういった明確な自分の趣味や楽しみをみつけ、それに向かって無理なくやれる範囲でやっていくこと。 痛みが強いときは、無理せずに休みながら、少しでもいいので続けられることをはじめていくことが大事かと思います。 血圧や甲状腺機能の問題もあれば、無理は禁物です。 お年を考えても、突然若いころのようにQOLを高めることは無理ですよね。 ご自身の疾患を多分うけとめきれていない、上手にお付き合いする心ができていないのだと思います。 この痛みと付き合いながら、どう無理なくやっていくか、このくらいの症状で、自分がどこまで自分の生活を保っていくことができ、その中でどういう楽しみをみつけていくか。 日々の散歩で景色をみることでも、写真をとったりして心なごませることでも、お孫さんなどとちょっとつきあって遊べることができる、でもなんでもいいです。 自分自身の嬉しいこと、楽しいことを見つけることです。 そして、それをできるためにどの程度のことができれば目標が達成されるのか、きちんと自分でちょうど良いところを設定することではないでしょうか。 やみくもに、今よりよくなりたい、もっとできるようになりたい、動けるようになりたい、という漠然とした目標だと、長続きしませんし、どこまでできたら達成したのか、明確にならないのでモチベーションが続きません。 まず一歩、到達可能な楽な目標からはじめ、それができたら次、それができたら次、と、一本先の電柱を目指してフルマラソンを耐え抜くマラソン選手のように、手の届くところからはじめてみたら良いと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。そうですね身近なことから始めないといけないことは分かっているのですが、では具体的にいろいろ書いていただいてありがたいのですが、では何を始めればいいのかと思ってしまいます。私は昔からそうですが、何事も長続きしてやるのが、大の苦手でちょっとやって、すぐにやめてしまうのです。 一緒に生活している93歳の母にいつもなじられます。おまえはちょっとやっただけですぐやめてしまうと。 日によって気分が大きく変わるのも困ったものです。 このごろうつ的になって、ひどく落ち込むことが多くて、地道なことができないのです。 こんな私はどうすればいいのか、長い回答をいただいたのですけれど、どうもすっきりしません。 ごめんなさいね。こんなお礼の言葉になってしまって。