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混成起動について
スチレンのビニル基の部分はSP2軌道なのは理解できるのですが、どうしてベンゼン環までもがSP2軌道をとるのでしょうか。
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noname#201883
回答No.3
価電子殻電子対反発理論というのを知ってると簡単にわかりますよ。 まず、前提として・・・価電子殻電子対反発理論とは。 σ結合数+ローンペア(非共有電子対)数が →4つ の場合、SP3混成軌道 3つ の場合、SP2混成軌道 2つ の場合、SP 混成軌道 をとります。 ベンゼン環の炭素原子ですが、片方で単結合、もう片方で2重都合、 あと水素と単結合しています。 したがって、σ結合数は3つになります。 ちなみに・・・単結合は、σ結合だけです。 2重結合は、σ結合とπ結合です。 3重結合は、σ結合とπ結合2個です。 次に、ポーンペアですが、 炭素原子にローンペアは有りませんね。 したがってローンペア数は0になります。 価電子殻電子対反発理論より、σ結合数+ローンペア= 3+0 = 3 になります。 3つなので、上に書いたようにSP2混成軌道をとります。 価電子殻電子対反発理論は大変便利なので覚えておくといいと思いますよ。
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noname#133813
回答No.2
>スチレンのビニル基の部分はSP2軌道なのは理解できるのですが、 本当に理解できていますか。 >どうしてベンゼン環までもがSP2軌道をとるのでしょうか。 スチレンの構造を説明できるのであれば、なにもsp2混成にこだわらなくてもいいのですよ。 混成軌道なんていうものは、説明の後付なのですから。
- ORUKA1951
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回答No.1