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今になってやっと出てきた「SPEEDI」

昨日のNHKニュースの引用です。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110503/t10015694001000.html 拡散の予測 地元で活用できず 5月3日 22時3分 東京電力の福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質がどのように拡散するかを予測したデータについて、国は事故が起きた直後から福島県に伝えることになっていましたが、実際には連絡不足から担当者の手元にデータが届かず、避難などに活用できていなかったことが分かりました。 この予測データは、「SPEEDI」というコンピューターシステムを使い、気象条件などから放射性物質の広がり方を計算したものです。福島第一原発の事故では、3月11日から1時間おきに予測が行われ、国の防災基本計画ではデータは専用の回線を使って文部科学省から福島県に直ちに伝え、避難などの判断材料にすることになっていました。ところが、福島県の災害対策本部によりますと、12日に1号機で水素爆発が起きたあとも、国から予測データについての連絡はなかったということです。このため、福島県が国に要請した結果、避難指示が出たあとの13日の午前10時半すぎに、ようやくファックスで一部のデータが届きましたが、その後、2号機と3号機で爆発が起きても再び連絡はありませんでした。こうした対応について、文部科学省では、地震で回線が故障したため、電子メールに予測データを添付して送ったとしていますが、福島県によりますと、連絡がなかったために膨大なメールに埋もれてしまい、担当者が15日にメールに気づくまで避難などに活用することはなかったということです。これについて、福島県の災害対策本部では「メールで送っただけというのは連絡をしたことにならない。今回の対応については強い不信感を持っており、国には正確で迅速な情報提供を求めていきたい」と話しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨日のNHKニュースウオッチ9によりますと、 「SPEEDI」は30年前に原子力安全委員会により 100億円を掛けて開発されたものだそうで、今回活用されなかったことは大変残念なこと、と原子力安全委員会の松浦祥次郎氏のコメントがありました。 皆さんはこのニュースを知ってどう思われますか? ドイツでは3月12日からずっとTVで放射性物質の広がり方を専門家が解説していました。 日本も原発事故発生と同時にNHKの全国放送で国民に知らせるべきで、もし、それが出来ていれば、Twitterなどで地元の人にも知らせることが出来たはずです。  国はなぜ、公表しなかったのでしょう?

みんなの回答

回答No.13

No.12です。 > 地震、津波発生後にはIAEAに報告とのことです 補足ありがとうございました。おかげで国会会議録で該当するものを見つけることができました。 IAEAに提供したものはSPEEDIのデータではなく、気象庁のデータでしたよ。 "気象庁が…地震、津波が起きたその日からIAEAに報告をしている" http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/177/0022/17704070022006c.html ■実測データ > どのような形で公表されていたのでしょうか? 放射線量や放射性物質濃度が、政府や報道機関のHPで公表されています。 また、4月中ごろまでだったと思いますが、テレビの多くのチャンネルではずっと字幕で流れていましたし、一時はデータ放送でも見れました。 テレビ・新聞・ネットニュースでも報道されていました。 http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/index.htm http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/houshasen/index.html http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/75436.html http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110316/1847_s_monkashou.html http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110317/1320_k_tohoku.html http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110318/1159_k_touhoku.html > 急を要する実態でなかったというのは、誰の何時の見解ですか? 国・自治体・専門家の、それぞれの時点での判断です。上に記したURLの報道記事にも見解が書いてあります。 > 多くの人が被曝したのに 国や自治体がスクリーニング検査を実施していますが、健康に影響があるレベルの被曝をした方が見つかったという話は見たことがありません。 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150398.html http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104030114.html ■データ不足 > データー不足で当てにならない予測データーというなら、元々SPEEDIとは何のためにあるのですか? 今回は計器故障などでデータが集められず、役立てることができなかった、データがあれば役立てられたということです。 お礼に書かれていたSPEEDIの説明にある、「放出源情報」が得られなかったので予測できなかったということです。前出した会議録にも書かれています。 例えば、農薬を散布したときに周辺にどのくらいの量が拡散するかという予測をするとします。 このとき「散布された農薬の量」という一番肝心な情報がなければ、気象条件や地形の情報があっても予測できない、ということです。 "停電や計器故障で、前提となる放射性物質の放出量が分からず、避難に役立つ計算ができなかった。" http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38496 ■その他 質問と直接関係ない部分は簡単にお答えします。 20ミリシーベルトという値は、ICRPという機関が定めた国際基準です。これが妥当かどうかは専門家の間でも意見がわかれているようですので、Mumin-mamaさんや私に判断できるものではないでしょう。 http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/600/79535.html http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260337.html > 放射性物質の怖いところは、見えなく、匂いが無いことです。 おっしゃるとおりです。しかし測定はできます。政府が本当の値を隠しているのではないかと疑う方もたまに見かけますが、国際機関なども測定していますので、隠すのは無理でしょう。 > もし、避難が遅れて体内被曝したことで癌になっても、東電や政府を訴えることは大変難しくなるのです。 上でも回答しましたが、すでに大規模なスクリーニング検査が行われています。自治体によっては、希望者も検査を受けられるようです。

Mumin-mama
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 SPEEDIの重要さは各自で温度差があると思います。   同心円で避難をさせるのはおかしいと思います。また、もしそれをするならば、はじめから50KM圏内を全てひなんさせるべきで、小出しにするべきではないはずです。 私はチェルノブイリ事故のあった時、ドイツに住んでいました。ドイツは事故現場から2000kmも離れています。また、事故の時ウクライナに住んでいた友達も居ます。彼女達は南東200kmの風上に居て、健康被害は受けていません。所が、私がいた南ドイツは放射性物質をのせた風がアルプスにぶつかり大変な被害に合い特に牛乳、葉物野菜、野性のきのこは高濃度に汚染されました。今でも、野生のきのこや野生のいのししからは放射能が検出されます。 事故後、ドイツ政府は野菜畑を潰させ、国民に屋内退避、フレッシュなミルクは飲まないように勧告しました。 それでも、ドイツでは甲状腺癌が多く、乳がんや白血病も増えているようです。断言できないのは、癌の特徴で、理由が断言できないからです。 >おっしゃるとおりです。しかし測定はできます。政府が本当の値を隠しているのではないかと疑う方もたまに見かけますが、国際機関なども測定していますので、隠すのは無理でしょう。 国際機関が測定していても、日本語で、必要な人に届けてくれるわけではないので、期待は出来ないと思います。 また、IAEAなどは、あまり信用性が無いと思います。 >今回は計器故障などでデータが集められず、役立てることができなかった、データがあれば役立てられたということです。 お礼に書かれていたSPEEDIの説明にある、「放出源情報」が得られなかったので予測できなかったということです。前出した会議録にも書かれています。 計器が壊れていてデーターが取れなかったというのは、言い訳にしか思えません。 福島県在住での作家で避難地域の寺の住職の玄侑宗久公氏が東電に放射線量の提示を求めましたが、知りたいと思う地域の所は、空欄で、それを見て、氏は「隠しているとしか思えない」と、言っていました。今回の様に人の生命に関ることについては、計器が壊れていたら、それをすぐに直すか、飛散しそうな各地に計器をすぐ設置して情報を集めるべきです。それが危機管理と言うものだと思いますが。 >20ミリシーベルトという値は、ICRPという機関が定めた国際基準です。これが妥当かどうかは専門家の間でも意見がわかれているようですので、Mumin-mamaさんや私に判断できるものではないでしょう。 今見つけたのですが、 2011年04月28日共同記者会見1 NPJ日隅さん「ICRP文書について斬り込む」 http://www.youtube.com/watch?v=vnHNHQD4FIc 質問している日隅さんと言う人は弁護士で、シヴィアーな質問をするので、東電の記者会見の立ち入りを禁止させられていた人です。(隣に東電社員が立って彼を監視しています。以前は彼らの様なフリージャーナリストには椅子はありませんでした。)彼くらいしか東電を真に追及できる人は居ません。東電の記者会見をずっと見ていると、前の方に座っている普通のマスコミと東電はぐるだということが良く分かります。 NHKでもまだ、御用学者が出てきていい加減な数字を並べていかにも正しいような情報を流しています。  結論として、 日本の政府は日本においても海外においても、大災害や内乱やテロの危険などから、日本国民を守らなければいけない義務があると思うのです。 それは、どの国でも同じで、たぶん憲法にもうたわれていると思います。ですから、今回は日本に居たそれぞれの国の人々は国の勧告によって、帰国しました。 それなのに、日本の政府や保安委員会は、事故を過小評価し、国民よりもまるで東電を擁護して居るようにしか私にはみえません。 其の間違ったやり方で、将来がん患者や奇形児がこの国に増えることは普通に高校で化学を勉強した人なら分かることだと思います。 でも、これは、日本が20ミリシーベルトと言った時に、ドイツの専門家が言った言葉です。 私自身も1991年に癌を発症してからずっと、病院に通っています。幸い今は落ち着いていますが、癌になれば、其の不安と恐怖もさることながら、治療費も大変な負担となります。友達のほとんども癌になり、半分以上はすでになくなっています。ですから、自分の過去を振り返れば今回のSPEEDIを出さなかったことで、将来どのようなことが想像できるのですよ。 いま、まだ、3号機は十分冷やせていなく、海外ではまた爆発するのではないかと言う専門家の見方です。 1号機も東電がメルトダウンを発表した時点で、メルトスルーになっているのかも知れません。 それなのに、TVのニュースを見ると、全く何事もないような映像で心配になります。 

回答No.12

No.11です。 > IAEAには地震、津波発生後にはIAEAに報告とのことです。 すみません、youtubeの動画は見れませんし、信頼できるサイトと思っていません。 でも、これも気象庁のデータの話ですよね? SPEEDIのデータをIAEAに提供したと言う話は、探しても見つかりませんでした。 もっとも、公表が遅くなったことと信頼性の低い予測である点は、どちらも共通していますが。 > ドイツは…避難を呼びかけていました。 ドイツの避難呼びかけは予測結果に基づくものではなさそうですよ。仮に予測結果に基づく呼びかけであれば、信頼性の低い予測を元に避難を呼びかけていたことになってしまいます。 ドイツの予測は濃度ではなく、どう拡散するかを示すもので、危険性の判断に使えるものではなかったようです。 "予測結果は「実際に放射性物質が放出される濃度を示すものではない」と強調" "「放射性物質が拡散し、薄まるイメージを示したもの」" MSN産経ニュース:影響診断に温度差 ドイツ気象庁、拡散予想図 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110406/erp11040611300004-n1.htm ■公表の必要性 意外と見落とされているのですが、実測データは公表されており、急を要する事態でないことも明らかになっていました。 そのような状況で、データ不足であてにならない予測データを公表することに意味があるのか大いに疑問です。 さらに言えば、公表されたデータを活用したと言う話はまったくありません。河野太郎さんも、データ公表後はまったくSPEEDIに触れていないみたいですし。 ■パニックになった例? 韓国でのパニックの原因を、ドイツなどの予測データが誤解されたことにあるとする報道もあります。 "ノルウェーやドイツの気象庁が、朝鮮半島に放射性物質が飛来してくる可能性を発表したのだが、ネット上で「尾ひれ」がついて「恐怖の放射能雨が降る」とうわさが拡大したようだ。" J-CASTニュース:「放射能が朝鮮半島に飛んでくる」 韓国はパニック、学校「一斉閉鎖」 http://www.j-cast.com/2011/04/08092609.html?p=all

Mumin-mama
質問者

お礼

熱心に関心を示してくださり、また、再度ご回答ありがとうございました。 >■公表の必要性 >意外と見落とされているのですが、実測データは公表されており、 >急を要する事態でないことも明らかになっていました。 どのような形で公表されていたのでしょうか? 「ファックスで送った」と言うのでは、緊急時の対策などされていなかった様に思われます。 原発事故の初動避難で、風向きは一番大切なことなのです。それをわかっていない人たちなのですね。受領を確認していなければ、送ったことにはなりません。『後は、送り先の責任にすればいい』と思っているのでしょうか。また、 福島で公表された実測データーとはどのようなものでしょうか。 急を要する実態でなかったというのは、誰の何時の見解ですか? 原発事故を甘く見た勝手な判断で、その人のお陰で、多くの人が被曝したのに、そんな簡単な弁解で許されるのでしょうか。12日の一号機後すぐ、14日の3号機の爆発時前にももしそれが公表されていたら、風下の住民に危険を知らせることが出来たはずです。 >そのような状況で、データ不足であてにならない予測データを公表することに意味があるのか大いに疑問です。 「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI:スピーディ※)は、原子力発電所などから大量の放射性物質が放出されたり、そのおそれがあるという緊急事態に、周辺環境における放射性物質の大気中濃度および被ばく線量など環境への影響を、放出源情報、気象条件および地形データを基に迅速に予測するシステムです。」 なぜ、こんなに紛らわしい名前や説明を付けていたのでしょうか。 もし、データー不足で当てにならない予測データーというなら、元々SPEEDIとは何のためにあるのですか?お金をただつぎ込んだ物しか見えないか。データー隠しにしか思えません。 >■パニックになった例? 日本には元々「原発安全神話」や学校での「原発安全教育」で原発に対しての恐怖感が他国に比べて低いのだと思います。ですから、福島の子供達の年間許容線量20ミリシーベルトとか設定できるのだと思います。  私は、チェルノビイリ事故の時にドイツに住んでいました。その時のドイツ政府は、すぐに国民への安全対策に取り組みました。2千Kmも離れているにも関らず、すぐにドイツ中のほうれん草畑を潰させ、国民にフレッシュな牛乳は飲まない様に勧告し、ドイツ中の子供が遊ぶ砂場の砂を全部入れ替えました。学校では原発安全教育などしません。小説「Die Wolke」はドイツ語圏でベストセラーになり、映画も大変ヒットしました。其のせいもあって、ドイツでは反原発を唱える人が多いのです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9B%B2  ですから、ドイツ国内で核燃料の輸送時でさえも、反対派の騒ぎになります。 また、今回ドイツのTVで流れた、福島からの放射能物質の飛散予報ですが、それを流す前には福島原発事故の状況が原子力の専門家により説明されていました。現在では、彼らの言っていた通りの状況になっています。 日本のニュースでは、「ただちに健康に害を及ぼさない」と言う御用学者や枝野氏の解説ばかりでした。 人は馬鹿ではありません。正しい情報があれば、自分で判断できるのです。政府はまた、自分達の情報隠しから風評被害が起こっていることに気がついていません。 日本人は福島の原発事故は日本国内の一部の地域の短期間の放射性物質の飛散問題と考えている人が多いですが、水素爆発で放射性物質はエアーゾール状、粒子になって世界中に飛散します。 そして、降り積もって、何十年、何百年、何万年も放射性物質によって放射性物質は降り積もります。放射性物質の怖いところは、見えなく、匂いが無いことです。それは、被害者には大変恐怖で、加害者には大変都合のよいことです。 もし、避難が遅れて体内被曝したことで癌になっても、東電や政府を訴えることは大変難しくなるのです。なぜなら、データーが無いからです。東電は今は政府をも黙らせるほどの権力を持っていますから、政府も東電は潰せません。事故を起こした東電は現在はまるで人が起こした事故の様に、事故費用を電気代に上乗せや税金で払ってもらうのが当たり前の様な発言をしています。 子供の甲状腺癌は5年後から目だって発症するそうです。もし、今から対策をしなければ、日本は子供から死ぬ国になりますよ。 今の大人が、立ち上がって、今後のケアー対策の法律など作らなければ、病気になった人たちは不安や治療費で大変なことになります。 福島原発事故はまだ進行中です。汚染水はすでに地下に漏れ出し、福島の汚水施設も汚染しています。一度放出された放射性物質は回収できません。長い時間放射線を出し、生物に影響を与えます。 福島第一の処理しなければならない燃料数はチェルノブイリ事故の時の約10倍だそうです。  7:55~「内閣参与である平田オリザ氏は韓国ソウルの講演会場で、低濃度放射線汚染水の海洋放出に関して説明…。」 http://www.youtube.com/watch?v=h6c8tbDWZEA&feature=watch_response

Mumin-mama
質問者

補足

>すみません、youtubeの動画は見れませんし、信頼できるサイトと思っていません。 でも、これも気象庁のデータの話ですよね? SPEEDIのデータをIAEAに提供したと言う話は、探しても見つかりませんでした。 YouTubeはPCによっては見られないこともあるようです。信頼できるか出来ないかは、個人的見解だと思いますが。 【放射性物質飛散予測】 IAEAに報告、日本国民に伝えず 【福島原発】 2011.04.07 (木) 衆議院 災害対策特別委員会 吉野正芳 http://www.youtube.com/watch?v=_heeWURhqrk&playnext=1&list=PLE14DDB0DC4E814C9 http://www.google.co.jp/#sclient=psy&hl=ja&biw=1920&bih=957&source=hp&q=2011.04.07+%28%E6%9C%A8%29+%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2+%E7%81%BD%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A+%E5%90%89%E9%87%8E%E6%AD%A3%E8%8A%B3%E3%80%81%E3%80%81+&aq=&aqi=&aql=&oq=&pbx=1&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&fp=4fd2121deb7c084b

回答No.11

> 皆さんはこのニュースを知ってどう思われますか? メールでしか連絡しなかった国、メールに気づかなかった福島県、どっちもどっちかと思います。 > 国はなぜ、公表しなかったのでしょう? むしろ、今回公表されたことのほうが例外のようです。 もともとSPEEDIは避難指示などに「活用」することを目的としていて、「公表」することは考えていなかったようです。 SPEEDIの予測結果は一般へ公表する仕組みになっていないと、NHKのニュースでも説明されていました。(ニュースでもたまにごちゃまぜにされていますが、「活用」と「公表」は分けて考えましょう。) 公表する仕組みがなかったため、河野太郎さんのブログにあるように、誰に問い合わせても「自分に公開する権限はない」という答えしかなかったのでしょう。 ただし、仕組みがなかったとはいえ、もう少し早く公表できたのではないかとは思いますが。 > ネットのニュースで言っていました。「SPEEDIは米国には提供していた」と。 ソースを教えてください。もちろん信頼できるサイトのものでお願いします。 もしかして気象庁のデータが提供された話と混同されていませんか? ■参考 以下のページや資料から、一般へ公開することを考えていなかったことが垣間見えます。 "文科省と原子力安全委の間で運用や公開などを巡って調整に手間取ったという。" http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104250477.html "これらの結果は、ネットワークを介して文部科学省、経済産業省、原子力安全委員会、関係道府県およびオフサイトセンターに迅速に提供され、防災対策を講じるための重要な情報として活用されます。" http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/030101.html "放射能影響予測等を行い、その結果を関係機関に伝達することとしており…" http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/177/toup/t177132.pdf

Mumin-mama
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >> ネットのニュースで言っていました。「SPEEDIは米国には提供していた」と。 >ソースを教えてください。もちろん信頼できるサイトのものでお願いします。 もしかして気象庁のデータが提供された話と混同されていませんか? 私が、河野太郎氏の記事を読んで、早とちりしたようです。すみません。ただ、IAEAには地震、津波発生後にはIAEAに報告とのことです。http://www.youtube.com/watch?v=_heeWURhqrk&playnext=1&list=PLE14DDB0DC4E814C9 ドイツのTVでは、たぶん1号機が水素爆発した直後からだとおもいますが、毎日、天気予報と同じ様に気象予報士が風の方向や濃度を説明していました。ドイツは日本に住むドイツ語圏の人たちだけでなく日本人にも、学者の意見も交えて、一生懸命避難を呼びかけていました。 それに対し、 福島の原発周辺では、同心円で避難地域が書いて、風向きが分からなかったので、ほとんど影響の無い地域から線量の高い避難所に避難をした人たちもいるそうです。 国民に対してのこの温度差は何なんでしょうか。日本は本当に先進国なんでしょうか。 

  • t1568647
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回答No.10

2回目です 他の方も書いてますが、本来の使い方は 放射能が、その時間どういう範囲で飛んでいき、その範囲や場所を速やかに公開をして逃げるように作られたと思うのよ だけど日本では、もし本気で使おうとするなら気象庁の管理のもとで行わないとおかしいでしょう。 風のどういう風に来ているかどう流れたかなどは、気象庁が専門です だけど、日本では文科省よりの独立行政になっています。 これを見ても役人の為の天下り場所確保と原子炉関連の利権関係が成立している そして、その独立法人ではそんな細かなデーターや解析する人間が居たところで、どれだけ正確なデータができるか? 気象データを大量に持っているわけでもなく予測するわけもなく ついでにアメリカとかには15日とかデータ公開したとか聞いたな~ 各国からの要請なので出した的な事はいってた、 各国の要請に統合本部の確認がなど規約にないとかも言っていたような気がする(ここはうる覚え) だからいち早く日本以外ではSPEEDIが見れたし そういう事に意見が聞きたかったアメリカの記者が河野太郎に聞いたらと言う流れ 早めに見た各国が風によってどういう流れを取るか解らないので 50kだの80kだの言い出したのだとは思うよ。 日本の対応が遅すぎるので、速やかにさせるには◯◯圏内の人間には帰国勧告を出したと思う。 日本での提出要請には官邸や対策本部から要請が来なかったからと言ってましたよ おそらくそれまでに何人がの議員は対策本部等に出すように言ってたはずが 対策本部の中の人間がSPEEDIさえ知らなかったとなれば当然放置され 河野太郎がしびれをきらし対策本部や官邸に出向き 怒鳴り込んだそうですけど そしてようやく公開 はじめの方から日本の記者はSPEEDI公開しろと言ってましたが 全くださない また出す来はないという事 それはそうだよね知らないのだから言えるはず無い

Mumin-mama
質問者

お礼

再度、ご回答に時間を割いていただきありがとうございます。 >それはそうだよね知らないのだから言えるはず無い もう何年も「子供の科学離れ」が指摘されていますが、日本の上に立つ人たちの方がもっと科学に疎くなっているように感じます。 また、国民に対しての思いやりもありませんね。 今度から、OECDのPISA Test政治家に対しても実施して欲しいものです。日本は最下位になるかも。http://ja.wikipedia.org/wiki/OECD%E7%94%9F%E5%BE%92%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%BF%92%E5%88%B0%E9%81%94%E5%BA%A6%E8%AA%BF%E6%9F%BB 本当に。あきれてしまいます。政治家は国民を守るより、選挙のことばかり考えているから、こうなるのではないでしょうか。 また、今回の事故で、政府は国民より東電の方が大切なようにも感じます。 いったい、福島原発を廃炉にし、安全にするのにいくら国費がいるのでしょうか。 「そんな大きな金額数えたことがない。」なんて、国会議員の声が聞こえて来そうです。

回答No.9

今頃出すなんて、SPEEDIじゃなくてSLOWLIですね。 実際は、結果も出ていたけど隠蔽していただけですね。 パニックを恐れたという理由らしいが、 事実が明らかになったときのパニックの方がおおきいでしょう。 いまさら過去のを大量に出すのは、一般人は読む忍耐がないからという理由だろう。 全く国民を愚弄する政府だね。 国民からも、外国からも信用されないわけだね。

Mumin-mama
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 本当に「SLOWLI」ですね。 米国にはちゃんと報告していたのに、福島にはファックスを送っただけで、届いたかどうか確認していなかった原子力安全委員もおかしいな人達ですね。

  • ww8
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回答No.8

そうですね。。天下り対策に使用する目的はあっても、原子力防護に使用する予定は皆無だったんだと思いますよ。 日本の原子力行政は事故の発生を予想してはならず、周辺住民に安心感を与える目的の為だけの、原子力防護体制が完備しているフリをするだけの物ですから。 単にその存在感をアピールしていたのみで、役立てるつもりは全く無かったので、予定通りに役に立てなかったという訳です。 全てが「予定通り」なのです。 かなり初期から出ていた予想図が一枚ありますが、これが飯舘村の方向、つまり北西方向に汚染が進んでいる模様を現してますね。 原発を中心として蝶の形に広がっているあの図。 あの図のように汚染が広がる事が予測できたのなら、もっと早期に飯舘村は避難できたであろうし、そうなれば人々の被曝量を減らせたであろう… という非難ですね。 しかしあの図は数千枚ある予想図の中のたった一枚に過ぎない。現実が発生した後に、その現実に当てはまる予想図を選び出したに過ぎない。 SPEEDIの予想に基づいて住民が勝手な判断をして自分勝手に逃げたら… SPEEDIの予測が不確かで幅が広すぎる為に、住民の避難行動も千差万別になり混乱のきわみを極めただろうと予測できます。 SPEEDIの予測そのものが混乱を起こしたでしょう。 SPEEDIを公表しなかったのがミスなのではなく、SPEEDIはそもそも公表に値するものではなく、公表したら大混乱になる類のものでした。 それが日本の実力。日本はそういう国。 偽りの国。 昔の日本人は偉かった。だが今の日本人は昔の日本人の作ってくれた化石の上に座っているだけ。 避難勧告や避難指示を出すのは政府であり、補償は勧告や指示の出た地域に対して行なわれる。 政府の出した指示や勧告は20Km30Km圏内だったので、だからSPEEDIの情報が公表されていたら、自分でその情報を判断して自分で勝手に逃げられた… しかし補償は受けられないぞ… というなんとも「?」な話になってくるので、、あの時は政府がSPEEDI等を活用して避難指示を出すべきだった。 ミスを犯したのは、その避難指示を出さなかったという部分についてであり、ミスを政府が犯した為に、泥縄式に20mSvを制限値として、責任逃れをした。バカ菅が。。。という事になってくるわけです。 ちなみに現在公表されているSPEEDI情報を見て、たった今原発で大爆発が起こった時の、避難の方法を考えてみてください。 あんな情報じゃ、一体どうしたら良いのかさっぱり分かりませんよ。 私はあの情報を見てキッカリ正確な判断が出来るほどは、バカじゃないです。

Mumin-mama
質問者

お礼

再度の詳しいご回答ありがとうございます。 日本は「原発安全神話」のためにSPEEDIは生かされなかったのですね。 原発はいつか事故が起こるものとして、学校でも避難訓練などしていれば、SPEEDIはすごく役に立ったはずだったと思います。 まだ、原発はなくなりそうにもありませんし、国民が原発に対して正しい知識を持つのは大切なことだと実感しました。 今回の事故でパニックによる事故で亡くなった方が居なかったのは不幸中の幸いですが、今回出てきた色々なことの矛盾を検証して将来のために備えておかなければいけないですね。原発事故は二度と起こってはもらいたくありませんが、まだ、福島第一も収束していませんので。

noname#132878
noname#132878
回答No.7

100億円を掛けて実用化が不可能な代物 国家反逆罪で終身懲役刑がいいんじゃないのかな? >国はなぜ、公表しなかったのでしょう? 二次的で騒いでもらった方がより効果的なのでしょう。効果が二乗しより長く保たれます。 悪知恵が働く作戦参謀がいるのでしょうか?

Mumin-mama
質問者

お礼

>国家反逆罪で終身懲役刑がいいんじゃないのかな? 福島原発の掃除係りでもしてもらいましょう。 >悪知恵が働く作戦参謀がいるのでしょうか? 普通の常識から見たら、「悪知恵」。 彼らからしたら「ごく、当たり前のこと」。もう親子代々、DNAにインプットされているのかも。

回答No.6

NHKのニュースでも安全委員会が言っていましたが、パニックを恐れて斟酌した、ということらしいです。天気予報や地震予知も不確かですが、不確かさも確率という数値で予測と同時に示し、判断は国民にゆだねるのが常識です。地震予知でパニックがおきるから斟酌syるのでしょうか?津波到達時間が不確かだからと、通知に躊躇していたら? 公開された予測は、ほぼ正確に拡散の様子をシュミレートしていましたが、結果的に通知がされず、現地では何の役にも立っていなかったということです。 規定にも予測データを各地に通知すると記載されており、一部の関係者や米国にしか知らされなかったことは、どうみてもおかしいですね。 何のための誰のための予測なのか、予測は英知とそのときの持てる技術力を集め、人々を良いほうに導くものです、役に立たない事業は必要ないです。全くの税金の無駄使いです。

Mumin-mama
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 フリージャーナリストの上杉隆氏のビデオの中で、専門家が線量計を持って事故周辺に行ったら、「20ミリシーベルト以上の所で遊んでいた子供達が居た」と言う話がありました。 また、3月26日頃の玄侑宗久氏が出ていたNHKスペシャルで20ミリシーベルト以上の村の集会所の様なところで避難している方々の映像もありました。 本当に、原子力推進派は国民に対して「安全」といいながら国税を使い、その上にアグラをかいていたことが今回のことでよく分かりました。

  • ww8
  • ベストアンサー率30% (65/215)
回答No.5

SPEEDIを役立てなかったのは、科学的でないから。 原発は事故を起こさないと分かっていた為、SPEEDIは使用する事は無い。← これが日本の原子力防災体制のあり方。非常に科学的。 SPEEDIは単に、省益のための予算消化目的で開発された。 役人を養い、学術能力を向上させ、将来には天下り先となるよう独立させる事も視野に入れていたが、思ったより予算が付かなかった。 真面目な役人や政治家が多かったらしく、使用する予定のない単なる無駄に予算を消費しないとする良心が働いたらしい。 それにSPEEDI自身もなんだか訳分からん。 見てみたけれど、使いようが無い… というか、アレが何かの役に立つのか?と思った。

Mumin-mama
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうなんですか。天下り対策ですか。 その費用をそのまま30年間プールして置いてくれたらどれだけ国民のためになったか…。

  • t1568647
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回答No.4

本来なら事故が起きてすぐにはさすがに難しいかもしれないが 数日中に順次公開するためのシステムと名称であるのだけど 前の回答者も書いていますが、細野・文字科学の担当・原子力保安院 は 当時において「SPEEDI」という物自体知らなかったといいました。 これは最近の合同会見において3人がそういうのがある事自体知らなかったと まるで他人ごとのように担当の保安院・文科省側も同じようにいいました。 それを知ったのが20日以降という事も会見でしゃべっていたが 河野太郎はアメリカの記者などから、こういうのがあるのにおまえの国はださないのか! とSPEEDIを見せられ当時本人は知らないが確認するといい 以下は太郎くんのブログに書かれています。 保安院・文科省は 会見でそういうのは自分は知らないとまで言い出す 3人の細野・保安院・文科省の会見では 無用な混乱がおこるから 出さなかった そしてそのいい訳をだらだら話で、まるで自分たちが責任持ちたくないので 相手になすりつけたり、細野はこれの情報公開は自分が決定権を持たないとまでいいだす これを隠蔽と言わずなんというか! ある意味国家反逆の罪に出してもいいくらい 懲役5年ぐらい入れて そして数日前に出す事が決まり3月11日からのまだ全部というわけではないが だいぶ出てきたと言う事 だからこの原子炉放射能漏れは「人災事故」という事も一つ

Mumin-mama
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 ネットのニュースで言っていました。「SPEEDIは米国には提供していた」と。 保安員は自分達で作って管理していている筈だと思うのですが、彼達は普段何しているのでしょう。

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