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腎臓ガンの切除手術に関する疑問とは?
- 10年前に腎臓にガンが判明し、今年もう片方の腎臓に新たなガンが見つかりました。
- 直腸ガンもあり、再発ではなく、それぞれ新たに出来たガンでした。
- 腎臓ガンの手術中に思わぬ出血が起こり、さらなる手術が必要となりました。また、手術後の合併症により命を落とす結果となりました。
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お返事遅くなりましたm(__)m 術中に(或いは術後でも)思わぬ大量出血した場合、用意していた輸血用血液も間に合わず・・・といった場合、ガーゼを詰めて圧迫止血していったん傷を閉じることはあります。ICUなどで輸血(それも血小板といった止血効果のあるものなど)と入れたりして全身状態の改善を待ち、後日ガーゼ取りをするわけです。 術者にとっては(あるいは患者、患者家族にとっても)ガーゼを残して中途半端に手術を終えている感じがするように感じられる方もいらっしゃるようですが、この方法はたとえば戦場などでの傷病外科ではごくスタンダードなものです。大量出血してしまった場合には適切な判断だったといえます。 ただガーゼをとる手術にまでいたらずに感染症を併発されて亡くなられたということは大変お気の毒だったと思います。
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- reinao
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ご家族の方のケースでしょうか?とてもおつらい経験でしたね。心よりお悔やみ申し上げます。 さてかなりシビアな症例ですね。私は医療従事者ですが、最近よく似た症例を経験いたしました。たしかに腎の一部をとる手術ほうが腎全摘より困難なことは多いと思います。なぜなら腎を全部取るときは最初に動脈静脈を縛ってしまい、血液が通わなくさせて腎を取りますが、一部切除では腎を残すわけですから血管の処理はしません。(一定時間血管を縛り阻血状態にして出血を少なくさせるといったテクニックは使うと思いますが)したがって極端な話、切り口からは血液はじゃじゃもれ。もちろんそれを少なくさせるため防ぐためにあらゆる手立ては施されると思いますが、すでに直腸がんの手術である程度の出血があり、しかもお年寄りで他にも合併症があったりなどしたら、予期しないことが起こりうる可能性は0ではないでしょう。 このケースにおいて医療過誤だったかどうか、ここでの判断は難しいです。何とかしたいと思われる気持ちが強いのならば、まずカルテ開示を請求されてはいかがでしょう。最近は公立病院の多くはカルテ開示に応じております。できればカルテの読める方に読んでもらい、疑問に思われることを箇条にしてもう一度主治医に状況説明を求めては?
お礼
アドバイスをどうも有り難うございます。腎の手術の様子が少し分かり有り難いです。少しでも内容が分かってくるだけでも。主治医の先生はとても良くして下さり、本当に感謝の言葉しかないのですが、腎を手術したのは別の先生なのです。その先生には会ったこともないです。お聞きしたいのですが、止血のためガーゼを入れたまま閉じるということはするものなのでしょうか?教えてください、お願いいたします。
お礼
再度ご回答下さいましてどうもありがとうございます。reinaoさんからのご回答があったから、心の整理が出来て参りました。感謝の言葉しかありません。 お忙しい中、どうもありがとうございました。