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リニアモータでトルクを得ることはできるのか?
リニアモータとはモータを平たくしたものだと思っていたのですが、1分間に6000回転もするリニアモータがあると聞きました。それは液体窒素で冷やさなくってもいいというのですがどんなものなのでしょう。 詳しいURLとかも付けてくれると嬉しいのですが・・
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リニアモーターカーは電磁石に超伝導材料(Ni-Ti)を使っています。 このNi-Ti(ニオブチタン)が超伝導の働きをさせる為には液体窒素(液体ヘリウム)で冷やす必要があります。 しかしリニアモーターに必ずしも超伝導磁石を用いる必要はないのです。 私はナショナルの電気カミソリを使用していますが「リニアスムーサー」という名前の通りリニアモーターで駆動しています。 常温で使用できるのは明らかですよね。 また他の方も述べられている通り、リニアモーターは回転しません。 「1分間に6000往復」が正しいと思いますが、他のモーターと比較する為に「回転」と言っているのではないかと思います。 ちなみに私の「リニアスムーサー」ですが、「ラ」の音がしてたのでおそらく1分間に13000回転(往復)していると思いますよ。
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少なくてもリニアモーターと呼ぶのであれば回転運動ではないはずですので、6000回転というのは意味不明です。また、超伝導を利用するので無ければ、極低温に保つ必要もありません。実際、自動車用の電動カーテンなどにリニアモーターが利用されていますが、特別な冷却装置など付いて(必要ない)いません。リニアモーターというのは回転運動ではなく直線運動をするモーターという言う意味の言葉ですから、回転運動をするモーター同様、色々な方式(整流子モーターや誘導モーター、ホールモーター等々)が考えられます。身近なところで確認できる物としては、積算電力計(電気のメーターです)の中で回っているアルミの円盤(アラゴの円盤といいます)があります。これは円盤の上下に置かれた電磁石に交流を加えることによって発生する磁界と、アルミの円盤に発生する渦電流の相互作用によるもので、誘導モーターも同じ原理で回っているので、まさしくモーターであるといえます。もし、あの円盤が軸に固定されていないまっすぐな、アルミの板だったら、板は直線的に動くはずです。これも立派なリニアモーターです。リニアモーターという言葉がリニアモーターカーと直結してしまい、超伝導現象と組で考えられてしまっている事は少なくないようですが、リニアモーター自体は超伝導など無くても実現できますし、設計次第で大きなトルクを持つ物も十分作れるでしょう。 また、モーターの回転数としては6000回転/分というのは特に高回転の部類には入りません。電動工具用や先にも挙げられた掃除機のモーターのような整流子モーターでは10000回転/分を超える物も別に珍しくありませんし、ハードディスクなどのスピンドルモーターでも10000回転以上の物もあります。 最後にURLではないのですが、講談社からブルーバックスと言うシリーズで刊行された中に「モーターを創る」という本があり、多種多様なモーターの原理や特徴など詳しくわかりやすく解説されおり、非常に内容の濃いものです。モーターに興味がおありならば一読されることをお勧めします。 講談社刊 ブル-バックス「モーターを創る」 教材用モーターから超音波モーターまで ISBN4-06-132909-X
- creol
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リニアモーターカーは磁力の反発、引力で走ります。 ですので、タイヤの回転などは関係ないですよ。 リニアモーターカーの研究、開発は日本が頑張ってます。 なんとか実現して、運営してほしいもんです。 使われてる超伝導コイルですが、超伝導の効果を得るために低温にするのは 今もそうですが、液体窒素を使わなければならないというほど 低温じゃなくても超伝導現象が見られます(高温超伝導)。 液体窒素は高い(値段)ですから。 あとモーターの回転数であれば、掃除機は10000回転をこえてますよ。 たしか・・・
リニアモーターというのは、永久磁石の上を電磁石がさーっと走っていくタイプのモーターのことですから、少なくとも回転したりはしないです。 それから1分間に6000回転くらいだったら、キョービ、普通自動車のエンジンだってします(笑) 参考URLは、ご希望に添うものかどうかは分かりませんが、東日本リニア鉄道建設促進協議会です。