こんにちは。よく似た質問がよくあり、そこに書いたこともありますが、少々単純なアドバイスをさせていただきましょう。
ダイエットや脂肪の除去に効果のあるとされる道具や食品がいろいろありますが、それらが有効かどうか判断する明確な方法として、「呼吸が荒くなるかどうか」があると言えます。
脂肪は、主に炭素と水素からできていて、体のいろいろなところに溜まり、人を悩ませますが、これを体外に排出するのは、汗でも大小便でもなく、ほとんどが呼吸(吐いた息)です。
私たちは、脂肪を燃やすに当たっては、空気を吸い、その中の酸素を使い、炭素は二酸化炭素として、水素は水(水蒸気)として吐き出します。このため、吸った息に比べ、吐いた息はわずかながら重くなっており、その分だけ、体重が減るのです。気が遠くなるでしょうがそれが現実です。
もちろん、深呼吸だけでは無駄。血中の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れて気分が悪くなるだけ。きちんと脂肪を燃焼させる必要がありますが、息が荒くなるほど燃焼させることを前提とすれば、「燃焼を促進する飲料」程度ではタカが知れていますね。
食欲を抑えるならばともかく、結局、あらゆる器具、薬、マッサージの類は、例え一時的に脂肪を剥がして血中に送り出すことができても、呼吸が荒くなっていない(運動していない)限り体の外には出ず、また戻ってきます(特におなかに!?)。
その点、呼吸の大きくなる運動を、体の特定の部分に負担をかけずに楽しく長時間続けるようにしたエアロビクスは理にかなっていると言えるでしょう。(例えばテニスは、専用の場所が必要で、ある程度技術がないと運動(打ち合い)が続かず、また、ひざやひじに負担が集中してしまいますし、腕立て伏せや腹筋運動は特定の筋肉を集中して使うので息が荒くなる前にそこだけ疲れてしまいます。)
残念ながら、運動も、ある程度続けると体の効率が良くなって(同じ運動量でも吸った息と吐いた息の重さの差が減少)しまうらしいですが、とにかく呼吸量が増えていない限り、減量の道はありません。 いささか断定的に過ぎるかもしれませんが・・・・
アミノ酸は、「運動で必要な燃焼をスムーズにする」ことでは有用でしょうが、「こんな運動しなくても・・・」は言い過ぎ。さらに、「寝ている間に」はあまりにも言い過ぎでしょう。
ちなみに、ここまで言っておいて何ですが、「燃焼を促進する飲料」というものを推奨している企業には、1本飲んでで呼吸量がどの程度増加するのか(少なくとも「飲んだら息が荒くなる」という飲料はヤバそうですよね)、呼吸が増えないなら脂肪がどういう経路で体から出て行くのか、ちょっとお聞きしてみたいのも正直なところなんです・・・
ご参考になれば幸いです。
お礼
痩せるって、大変なんですねぇ。 やっぱり、努力が必要ですね。