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原子炉の冷却剤
福島第一の原発の冷却機能が地震で失われてた早期に米から 冷却剤のオファーがあったようですがこの冷却剤はどのようなものでしょうか。 化学的な観点、なぜ冷却に有効なのか、釜に入れた時の配慮などいろいろな観点からの情報を下さい。 政治的なコメントは今回は必要ありませんのでご遠慮ください。
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No.1様の回答にちょっと補足です。 軽水というと特別なもののように感じますが、これは普通の水です。 水以外の冷却材はなさそうですね。調べてもまったく見当たりませんし、実際のところずっと水で冷却ができていますから。 詳しいことは以下のページを参考にしてください。 http://www.nisa.meti.go.jp/word/9/0302.html http://www.atomin.go.jp/dr_atom_glossary/ra/re/reikyakuzai.html http://www.atomin.go.jp/yougo/syosai.php?type=2&id=421 「冷却に使うもの」という意味であればホウ酸(ホウ素)というものもありますが、ホウ酸自体は冷却効果はありませんので、「冷却材(冷却剤)」と書かれているものには該当しないでしょう。 ちょっと話がそれますが、そもそも冷却材提供に関する報道には怪しげなものが多いので注意しましょう。 唯一、確かな情報と見られるのはクリントン米国務長官の発言だけですが、これもアメリカ側での情報混乱による誤った発言だったようです。 冷却材、搬送せず=米(時事ドットコム) http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011031200285 クリントン米国務長官の発言は誤情報で、それ以外はほとんどデマだと思います。不確かな情報に惑わされないようにしましょう。 デマだと思う理由 1)情報源が「xx関係者」など不明確なものばかり 2)冷却材の具体的な名前が一度も出てこないのは不自然 3)冷却材が不足しているという話を聞いたことがない 4)わざわざアメリカから水を持ってくる必要がない 5)アメリカ側に真偽を確認した人がいないのは不自然 6)内容が非現実的(7000tもの量が輸送されたとか)
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軽水炉の冷却水は軽水。 米軍が、その後に、福島に運んでくれた軽水のことで、現在それを使用していると思われる。 また、ホウ酸は核分裂をおさえる役目がある。 この場合、冷却材は、軽水で 核反応を抑える物質がホウ酸では思われる。 軽水は熱中性子に対する吸収断面積 (σ = 0.644) が大きいため中性子を吸収しやすく、重水 (σ = 0.001) は吸収しにくいという異なった性質があるため[4]、原子力の分野では区別されて扱われる。 したがって、これには配慮は必要がない。 長期間冷却する必要があるが、海水は、軽水にない塩分等が含まれ、弁の固着・原子炉内に体積して冷却機能が阻害されるなどの弊害がある。 金属を酸化させる(塩害)なども。 原子炉に、海水を注入するのはよくないらしい。配慮としてはできる限り軽水を使用すること。 当初は、日本政府は断ったが、アメリカ側の指導により、海水では困るということで、 アメリカ軍がタンクに入れて持ってきてくれる。 だと思うが。
お礼
ありがとうございました。実際持ってきてくれたんでしょうか、、、そのあたりが気になります。原子炉に流し込み続ける水、大量にいるわけですし空輸と言うのもげせないし、、、タンカーで1ヶ月かかるとかじゃないでしょうか。超純水とかでなければいけないのでしょうか。。。もう海水を入れている後に。
お礼
ありがとうございました。 水なら非現実的だど私もおもいます。