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100度以下のポリプロピレンの融点ってあるのですか

polyinfoでPPの融点を調べたところ、ホモポリマーでも100℃以下など、低い融点のものが載っていました。 http://polymer.nims.go.jp/PoLyInfo/cgi-bin/p-histogram.cgi?PID=P010002&SID=P2S%2fP010002-6005&layout=property&prop=3120%3b1&c=6005 ※IDが必要だから見れないかな(汗) 今まで、PPの融点といえば(コポリマー等を除いて)160℃くらいだって思ってたのですが、このように100℃付近や以下のものもあるのでしょうか? また、同様にpolyinfoでコポリマーで50℃付近の融点のものも見受けられました。 エチレン部分があるとはいえ、このように低い融点のものはあるのでしょうか? これまで、真剣に勉強していなかったつけが来て度々知識不足で困っている身ですが、助けてもらえると非常に助かります。 知見のある方はご教授願います。

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  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.1

ポリプロピレンは結晶性の高い樹脂とされています。 結晶化の度合い、つまり融点の高さと明確さ、は分子鎖の 立体規則性によります。 結晶性が高いのは、アイソタクティックとシンジオタクティックの ポリプロピレンで、両者がランダムに混じったアタクティックポリプロ ピレンでは結晶化せず、したがって融点も測定できなくなります。 アイソタクティックポリプロピレンの場合、アタクティックな部分の 割合が増加すると、融点も低下します。 場合によっては融点が100℃以下になることも当然起こりえます。 ポリプロピレンの立体規則性、タクティシティ、に付いては 下記URLの図を参考にしてください。 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/5046/plastic6.html

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