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放射性物質の超高熱溶鉱炉への処分方法
- 放射性物質の処分には現時点では半減期を待つしか手がないことが分かりました
- 放射性物質を超高熱の溶鉱炉に投入するとどうなるのかは不明です
- 原発問題への解決策としては、放射性物質の超高熱溶鉱炉への処分は考えられていないようです
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>これらの放射性物質をグラグラと煮えたぎる >超高熱のマグマとか溶鉱炉にブチこんだらどうなるのでしょうか? 数千度とかの温度であればたいていの物質は融けますが、放射性物質が融けたところで放射能はなくなりません。 「融ける」というのは、物質を構成する原子がばらばらになることです。例えば、千数百度で鉄が融けますが、これは固体の時にお互い同士くっついていた鉄の原子がばらばらになるのです。 放射性物質でも高温にすればその構成原子がばらばらになりますが、原子そのものが放射能を持っているので、ばらばらになったまま放射線を出し続けます。 数千度もあって放射線を出し続けるものを保管するのは大変ですね。なのでプールの中で水につけて保管しようとしているわけです。
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- ae-1sp
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戦争・紛争後に問題になる劣化ウラン弾はご存じですか? 詳しく書くとよけい判りにくくなるので簡単に書きます。 これは原発の燃料棒(後述参照)の再利用品です。 作り方は粉砕した他の金属と混ぜ合わせた後、焼結といって1000度前後(鉄の場合です。劣化ウラン弾はもっと温度が高いかも?)で加熱して焼き固めます。陶器を作るイメージです。 それでも粉砕された劣化ウランを吸い込むと影響が出るぐらいですから、その程度では変化しないでしょう。 もっとも、さらに高温にすると今度は蒸発してしまってもっと恐ろしいことになるでしょうね。 燃料棒:天然ウランに微量に含まれるウラン235のウラン濃縮により濃度を高めて、長さ数センチのペレット状にしたモノをパイプに多数詰め込んだもの。 天然ウランの主成分はウラン238で、ウラン235の含有量は0、2~4パーセント。
- windwald
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放射性は原子の持つ性質。 熱したところで原子が無くなる訳じゃありません。 で、放射性の原子を取り扱うときに、 融点の高い物質つまり固体として扱うのが最も飛散しにくく安全です。 熱くなれば液体になり、液体になればそれまで以上に蒸気も発生します。 よって、熱くなると放射性の原子が飛散していく危険性が高くなるわけです。