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公営発電所の現状
首都圏の機能麻痺は全国に波及する懸念から化石燃料でいうところの備蓄にあたる予備の発電設備について調べていると各県の企業局が運営している公営発電所がかなりの数量あることがわかりました。そこで (1)電力不足の今これらの発電所はフル稼働しているのか?(小規模水力発電が多いようなので調整しているとは考えにくいですが) (2)通常は東京電力に売電しているとの事だがそもそも非効率なのではないか? (3)備蓄関係のように天下りのための仕掛けなのではないか? (4)今後、不測の事態への予備として現在のかたちで良いのか? 以上教えて下さい。
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1)電力不足の今これらの発電所はフル稼働しているのか?(小規模水力発電が多いようなので調整しているとは考えにくいですが) 定常的に売電している発電機は当然動いているでしょう。 非常用については、計画停電時などには動かすかも知れません。 (2)通常は東京電力に売電しているとの事だがそもそも非効率なのではないか? 電気には送電ロスと言うものがあり、発電効率が多少悪くても、近隣で発電した方が、遠距離送電するよりは有利(高効率)です。 (3)備蓄関係のように天下りのための仕掛けなのではないか? それは充分に考えられますね。 少なくとも、こう言う事態・状況では、有効性が証明されなければ、そういう仕掛けである疑いが強まるかと思います。 (4)今後、不測の事態への予備として現在のかたちで良いのか? 上記(3)の回答の通り、現在の様な状況で、それなりに機能しなければ、見直しが必要でしょう。 将来的には、環境問題と併せ、太陽光発電などが戸別レベルで普及した、コジェネレーション,マイクロコジェネなどと言われる、高循環型社会を構築せねばならないとは思いますが・・・。 ただ、「不測の事態への予備」と言うのがクセ者で、万一の備えと言う観点だと、役人の理屈では、どの様な事態に陥っても、使わなければ「その方が良かった」となってしまいます。 逆に一度でも使えば、「有って良かった」と言う証明にされてしまいます。 今回の様な大地震や津波などで、地域の商業発電が機能不全に陥る様な災害が起きれば、当然、小型の自家発電装置や非常用発電装置も、ダメージを受けているわけで。 ムダと思われる予備が、役立つ場合も有り得ますからね。 逆に、「如何なる不測の事態が起きようとも、絶対に不要な体制作り。」も難しいと思います。 恐らく役人は、ここぞとばかりに動かすんじゃないでしょうか? 役人のムダ使いには、簡単に太刀打ち出来ませんね。
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- key00001
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お礼有り難うございました。 私も質問者様の「着眼点が面白い!」と感じ、思わず回答した次第です。 > 揚水型のような大規模なものではなく割りとシンプルな用水路式やダム式です。 ご質問主旨が理解出来ずスミマセン。 良く判りました。 語弊が有るかも知れませんが、まあオモチャ水力発電所ですね。 それこそ環境問題対策と言う様な隠れ蓑で、税金のムダ使い・天下り先確保の様な感じがプンプン臭います。 > 東京電力が管理、運営した方が低コストかなと思ったりします。 民間企業であれば、まず作らない様なシロモノかと・・。(^_^;) 商業ベースの発電事業で考えたら、到底ペイしないでしょう。 経済論や効率論では無いですね。 役人が自分達のコトだけ考えればペイすると言うだけのことかと。
お礼
再度補足頂きありがとう御座います。 こちらで質問されている内容、情報を鑑みるとこの計画停電騒動はしばらく続きそうで首都圏の活力が削がれそうで心配です。 中々知られていない内容なので質問自体は閉めますが引き続き調べていこうと思います。 素人の考えでは東京電力の現有発電力+東北電力の現有発電力+50Hz該当地区の公営発電機を組み合わせてピーク時に揚水発電をフル稼働させれば実際未だ配電が未回復の地区もあるので足りるような気がしたのですが浅はかでした。 ただ・・公営の設備は用水路やダム式なので「まさか」この緊急時に公務員勤務時間だけ発電されているなんて事は無いのだろうか?と疑惑が消えません。 冷房時期までに資金補助をつけてソーラー需要3倍増とも思いましたがピークの夕方~就寝前をカバーできないのは痛い。
お礼
回答頂き有難う御座います。ご指摘に同意するところ大です。 それを踏まえて役所の人間の食い扶ちを確保するような設備は民間に売却し「公」としては建設費の安価なガスタービン火力発電所などを建設、所持だけしておく。(通常は運転しないので公害も無し) 設備がムダ使いという意見もありそうですが補足で示したように売電で利益が出ているか定かで無い「隠れ蓑」の方が公務員天国維持に繋がると思います。 あちこちで風力発電機が故障し修理して使用を続けても破棄しても赤字という報道を聞くと利潤追求と安全とのバランスの難しさを痛感します。
補足
(2)は質問の内容が伝わらず申し訳ありません。小生、一応弱電屋してますのでご指摘は理解できますが、ここでの「非効率」とは例えば栃木県では水力発電設備を9つ企業局で運営しています。揚水型のような大規模なものではなく割りとシンプルな用水路式やダム式です。必ず前段で「税金じゃなく利便者の負担よ」と謳ってはいるのですが東京電力が管理、運営した方が低コストかなと思ったりします。