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不可視光レーザーに煙をまぶすと見える

不可視光レーザーに煙をまぶすと赤色に見えるのですが、それって不可視レーザーというのでしょうか? 可視光レーザーだと思います。

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回答No.3

もし、紫外レーザでしたら「ミー効果」の可能性がありますが、赤外レーザでしたら「ラマン効果」かも知れません。 ミー効果は夕焼けの成因で、短い波長の入射光が空気中の分子を励起状態にして、空気分子固有のエネルギー準位差による長い波長の光を再放射する現象です。 ラマン効果は、媒質への振動数νの入射光に対して、散乱光にνのほかにν+Δν、ν-Δνの振動数の光が現れる現象で、ミー効果と同様にして、空気分子の励起・再結合過程を経た物理現象です。近赤外レーザを使用している場合、振動数ν+Δνの散乱光が可視領域に入ると、赤く見えると思います。 私の指導教官は「赤外線が見える」と主張しておりましたが、常人には赤外線も紫外線も見えませんから、これは恐らく「煙分子の励起・再放射」による可視発光現象ではないかと想像されます。

その他の回答 (2)

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.2

 煙の粒子がレーザー光のエネルギーを吸収して、高温になり、個々の粒子が赤熱しているのではないでしょうか。

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.1

実験状況にもよるかと思いますが、可視光領域外のレーザーであっても、煙などの粒子に当たり散乱すると、散乱光同士の干渉によって異なる波長の光が出るため見えないとは言い切れないかもしれませんね。ただ、この場合がそうであるかは不明ですが・・・

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