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光収差にUVフィルターは有効?
倍率の高い望遠レンズなどを使うと、光収差なるものが出やすくなると思いますが、その軽減にUVフィルターが有効、という解説を見ました。 光学系の知識は全くないので、完全に理解は出来ていないのですが、光収差が起こる原因は光の屈折率の違いに伴う焦点のズレにあるというとです。 特にデジカメの場合はレタッチソフトなどでRGBに分解可能な光をCCDで感知して映像化しているのに、不可視光である紫外線をカットすることが本当に光収差の軽減に繋がるのでしょうか? 素人で、聞きかじりの知識しかないのであまり難しい解説は理解できないかもしれませんが、教えてください。 また、その差をフィルターがあるとき・無いときなどで比べて写真を公開しているようなサイトがあれば教えてください。
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- sawa001
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色収差の事ですね。 デジカメのCCDの紫外線感度は、意外に高いです。 たとえばブラックライトの光などは目で見るよりも かなり明るく写ります。CCDの特性やカメラの画像処理 アルゴリズムによって何色に写るかは差があると思い ますが、私の使っているキヤノン10Dでは白っぽい青に 写ります。 で、紫外線は可視光よりも波長が短いわけですから、 色収差のはみ出し具合いも大きくなって目だつことに なります。また、コントラストを全体的に低下させる (かぶり)も生じます。 とはいえ、このような現象が気になるのは逆光撮影とか 特殊な場合だと思いますので、フィルターを付けて いるからと言って普通はあまり効果がないでしょう。 かえって、余計なガラスが付くわけですので、ゴースト や色見の変化など、悪影響もでそうです。 なお、私は色収差が出やすいレンズには、ケンコーのL41 タイプフィルタを常用しています。
- higejii3
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レンズの収差には歪曲収差や色収差などがありますが、これはレンズでの屈折率によっておこるので、UVフィルターで、取り除けるとは思えません。 UVフィルターはあくまでも紫外線のみのカットですから。 まあ、其処まで収差などを気にするのなら、ズームレンズなど、レンズ枚数の多いレンズを使わない、短焦点のレンズが使える、一眼レフを使うのが理想的なんでしょうけどね。 収差に関してはデジカメでも銀塩でもレンズレベルでは同じだと思いますよ。
- MetalRack
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不可視光である紫外線であるから必要ないのです。 CCDは、紫外線でも感知してしまいます。 そこで、余計な紫外線を排除することで、「かぶり」を軽減させるわけです。