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ギタリストとピアノ演奏家の違い、HANONへ疑問
当方ギター暦(エレキ)20年くらい。嫁さんピアノ暦20年くらい。先日喧嘩してしまいました。アドバイスください。 まず事の発端は嫁さんが「HANON」のスケール練習していたところ、うるさいので「その必要性はなに」と質問したところ、先方返答できず。「E DurでもCismolでも単なる指の練習だったら何でもいいだろう!」と言ってしまった所、「昔、テストで落ちたので全てのスケール弾きたいの」とのこと。 全く理解不能です。嫁さんの最終目標はまさにピアノの上達です。こちらからすれば、全てのスケール覚える必要あるの?と言う感じです。弾けたからどうなるの?単なるテクニシャンとまりじゃないが本音です。 アドリブで無ければ譜面観ればわかるでしょ?もちろんこちらもかなりの特殊なスケールを覚え、それをいかに自分のアドリブにアレンジできるか考えています。もっと言わせて貰うと、スケール外の音を効果的に入れて見ようなどと模索中です。 単なる指のテクニックであればこちらは特に4,5の訓練してます。全てのスケールなんて覚える気なりません。 先方は全てのスケール覚えてどうする気でしょうか?こちらのアドリブとは違い、既存曲のコピー(もちろん感情表現の違いを出したいのは理解できます)ここまで記入して気づきましたが、先方はスケールを覚えると言うより指の動きをスムーズにしたいがニーズでした。少々矛盾な質問ですがアドバイスください。
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質問者が選んだベストアンサー
結構ピアノが弾ける者です。クラシックピアノから始めましたがジャズポピュラー系もかなり自信ありです。 まず、プロの音楽家としての経験(スタジオでの録音やステージのセッションなど)から言って「スケール、アルペジオ」が弾けない人は、楽器を問わず、いません。これは「できて当然」なんです。 どの調でも、あるいは短調長調以外の、たとえばブルースやギリシャ音階なども弾けて当然。 わたしが尊敬してやまないギタリスト「鈴木茂」氏も、「ギターがうまくなるにはどうしたらいいですか」という質問に「毎日スケールとアルペジオを練習するように」とおっしゃってました。 またご自身も毎日必ず練習しているとのこと。 ピアニストのリチャードクレーダーマンさんが日本公演に来ている時に開演前の練習を見せてもらうことができたのですが、バックのメンバーより数時間速く会場に到着してスケールとアルペジオの練習をしていました。 過去の回答に対するお礼を読む限り「できて当然」という回答に納得していただけるとは思っていませんが… 奥様がクラシックピアノを勉強されているのだとすれば「すべての音楽はスケールをアルペジオで構成されている」いうことをご存知の上で練習されていらっしゃるのではないでしょうか。
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- No51
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私の場合、ギターでは、 6弦、人指し指始まりのメジャースケール、 5弦、小指始まりの...(以下略) 等、基本と思える事は、大体やりました。 ドリアン、ミクソ、リディアン、位までで止めましたけど。 ホールトーン、コンデミ、オルタードあたりはいらんです。 (その場の状況に応じて、自分で考えた方が早いから。) まあ、話がそれましたけど...。 ピアノの場合、「親指回し」の問題がありますので、 各調、バランス良く、スムーズに弾けるようになる為には ハノン準拠型の指使いは必修なのではないでしょうか?
お礼
基本的に私もそのように考えております。ですがピアノに関して無知が災いしたかもしれませんし、そうでないかもしれないし、心揺れ動いていますが、まずは相手を知るというスタンスで嫁さんに接してみたいと思います。 クラシックと比し求められるテクニックはポップスやロックの比ではないのかなぁ?ロックの名曲を作曲家の作ったフレーズをできるだけ深く理解し、演奏そのもので聴衆に感動を与えるため孤高の表現力を求めて私も努力してるんですけど。
- anpon
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以前ピアノの先生をしていました。 一応音大も行き、大学院にあたるものにもいった者です。 私もハノンの必要性は感じていませんでした。 というか、ハノン、やってませんね~~~。 でも・・・。 質問者さんの質問、他の方へのお礼を読んでいて思うのが、 別に人それぞれ、好きな事やってりゃ良いじゃん、と思いました。 だから、私はハノンはやらなかったのだし。 ただ単に質問者さんの理解が狭いというか、なんと言うか・・・。 基本的には、NO2.4の方のご意見がとても納得しました。 私もハノンは試験で落ちましたが、 なんと言うか、はやりハノンをきちんと弾くことって、 (弾ける事って)指にはとても大切な事だと思います。 指の運びが、楽になるんですよね・・・。 一度だけ、大学を出てからある曲を弾いたときに、 どうしても運指が上手くいかずてこずっていた時に、 ハノンをやらされたことがあります。 その時初めて、ハノンってすごいわぁ~、って思いました。 なんと言うか、ピアノを弾くときって、 神経の全部を演奏にかけたいので、 そのためにもスムーズに動かすためだけのハノン、 また、ウォーミングアップのためのハノン、 十分存在価値のあるものだと思います。 あれだけ、頭(感情)を使わなくていいものって、 ないですし。 指には集中できても、頭が疲れにくい教材だなーって思います。 なんてお子ちゃまな意見って、笑われそうですね(笑)
お礼
まずは謝罪。謝罪内容は#4のお礼のとおりです。ただ、ポップスの人間の想像以上にクラシックのき曲は難易度が高く緻密のくだりに関しては未だに納得がいきません。 理解が狭さはまさに無知から生まれるものでして結構反省してます。「ハノン」の必要性に関してなんとなくわかってきたような気がします。 まずはこの質問の回答を嫁さんに見せ意見聞いてみます。恥ずかしながらお礼はいったん印刷せず。後ほど見せてみます
- gutugutu
- ベストアンサー率14% (184/1234)
奥さんと貴方でジャムったとしましょうか、そしてちょっとしたミスで音が微妙にづれてしまいました。 ピアノではどうしようも有りません。 貴方ならチョーキングでとっさに合わせられます。 しかもそれが「味」に聴こえます。 貴方の気持ちをチョーキングして、奥さんに合わせられたらどうでしょう?
お礼
心温まるたとえ話感謝です。 ともに音楽を愛するもの同士。目標は違うにしても、こちらのチョーキングにてあわせてみます。その味が家内に伝わることを信じております。
- ymrs
- ベストアンサー率59% (121/203)
ピアノはスケールを半音上げることがギターのように1フレットずらす、という感覚ではできませんのでハノンの重要性は十分理解できます。 >>全く理解不能です。嫁さんの最終目標はまさに >>>ピアノの上達です。 その通り、そんな練習ポップス畑(ロック、ジャズ含む)の人間から見たら音楽的には何の意味もないように感じます。 ポップスの人間は与えられた楽曲の中でどちらかと言うと「何を弾くか?」そのアイディアに重きをおいていますが、クラシックは決められたフレーズを「どう弾くか」に命をかけています。 ポップスの人間の想像以上にクラシックのき曲は難易度が高く緻密で、強さのコントロールや指が思い通りに動くことがとても重要です。 ハッキリ言って求められるテクニックはポップスやロックの比ではありません。 作曲家の作ったフレーズをできるだけ深く理解し、演奏そのもので聴衆に感動を与えるため孤高の表現力を求めて彼等は練習に勤しみます。 対しポップスのひとはもちろん練習熱心な人も居ますが比較的「アイディア一発!センスが全て!」という人が多いように思います。 みんなのやっていないこと、驚くフレーズ、突拍子もないアイディアを開発するため日夜研究です。 ポップスやジャズの連中がクラ畑とセッションでもしようものならその彼等のセンスの無さ、リズムの悪さ、アイディアの貧困さ、アドリブのきかなさにびっくりです。 コードだけ書かれたほぼ白紙の譜面を前にクラ畑は立ち尽くすのみです。 結局「音楽を演奏する」ということに対して求めている物の違いだと思います。
お礼
どうもありがとうございます。 正直前半の文章に眩暈がしておりました。確かに「アイディア一発!センスが全て!」かも知れませんが、それは積み重ねた練習がなされるものであり、それに満たない演奏家ははじかれます。 後半の「彼等のセンスの無さ、リズムの悪さ、アイディアの貧困さ、アドリブのきかなさにびっくりです」に関しては承知してます。 ちなみにハノンではありませんが、半音上げることがギターのように1フレットずらす、という感覚ではできません。のくだりですが、できない人を私は知りません。あくまでハノンの話の延長でこの話を回答してくださったのであればすみません。 それはこちらサイドから観ると恐ろしく感じますが、嫁さんの求めているものと違うというのは過去の(家庭での)話し合いでわかってるつもりであり実はわかってないのであったかもしれません。
- loungecats
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大変そうですね。あなたのおっしゃることはよく解かります。 しかし、例えばスポーツにたとえてみれば、むこうは体操競技で高得点を出すために筋トレをしていて、こっちはアーチェリーでの精神集中を訓練している、といったようなものですから、その目的意識にはあまり共通性があるとは思えません。 おなじ音楽を志すにしても、それぞれの目指しているゴールにはかなり隔たりがありますよね。というよりも、違うところを目指している、といえます。 ハノンを最初から最後まで1時間以上かけて一度も休み無し、ミス無で弾いてCDを出している人もいるくらいですから、ハノンを弾くことそのものですら最終目標になりうるのです。またそれを「バカだ。」とは誰も言えませんよね。 これはどちらが正しい、という基準ではありませんから、なるべくお互いがお互いを思いやって、相手がいないときに練習する、などの対策を話し合われるのが良策ではないでしょうか。
お礼
わざわざありがとうございます。喧嘩といっても口争いをしたせいか、自分ひいきな文面かなぁ?と思ってます。 1、ゴールにはかなり隔たりがあるに関してが最もわからないことですね。前文のたとえは良くわかります。 2、ハノンを弾くことそのものですら最終目標になりうるのです。に関しても、バカなんていいません。驚きです。あのつまらない(すみません)単なるスケールをCDに出している人がいる。そして認知されていることには言葉が出ません。
お礼
まず。皆様に謝罪。喧嘩真っ最中での質問及びお礼でしたので、今読むと、本音もありますが、恐ろしく感情的になっていました。自分の子供っぽさに今あきれています。 さて、1、「スケール、アルペジオ」が弾けない人は、楽器を問わず、いません。これは「できて当然」 2、数時間速く会場に到着してスケールとアルペジオの練習 そうなんですか、初めて知りました。最後のくだりの「すべての音楽はスケールをアルペジオで構成されている」に関しては、涙ながら未だ喧嘩中で知っているのか否かわかりませんが、歩み寄ってみますとともに、こちらもちょっと勉強して診る気持ちになりました。