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固定費と経費について

企業で、経費にするのと固定費にするのは、どちらが得なのですか?なぜですか? また、いくらまでが経費、いくらからが固定費として計上しなくてはならないのでしょうか? 教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#24736
noname#24736
回答No.3

#2の追加です。 補足の通りですが、95%まで償却した後に廃棄した場合、残りの5%も除却損で処理できますから、最終的には100%経費化できます。 ただ、取得時の経費化より、経費化に時間がかかるために税金が前払いとなり、その金利分だけ損をすることになります。

ishikawayako
質問者

お礼

なるほど・・・ 大変よくわかりました。 ありがとうございました!!

その他の回答 (2)

noname#24736
noname#24736
回答No.2

固定費ではなく「固定資産」ですね。 備品・機械・車両など1年以上に渡って使用出るものは、購入時に経費して処理すると、使用による効果が数年間に及ぶにもかかわらず、購入時の経費が増えてしまい、期間損益が把握できません。 そのために、会計上は固定資産に計上することになっています。 税務上は、次のように規定されています。 10万円以下の固定資産についは、購入時の経費として処理できる。 10万円以上20万円以下のものについては、固定資産に計上して3年間で償却して経費にする。 20万円以上のものについては固定資産に計上して、法定の耐用年数で減価償却をして経費にする。 なお、今年の税制改正で、資本金1億円以下の中小企業や自営業者で、青色申告をしている場合は、30万円以下のものについては、購入した年に一括して償却することが認められています(適用される期限があります)。 購入時に経費に出来ると、その年の利益が少なくなり納税額も減ることから、経費処理をするほうが有利ですが、税法の規定によって処理する必要があります。 なお、固定資産に計上しても、毎年減価償却をして経費として処理できますから、経費の計上時期が遅くなるだけで、最終的な経費の額は同じです。 (厳密に云えば、固定資産に計上した場合、その固定資産を使っている限り、購入価格の5%は減価償却できず、破棄するまで経費に出来ません)

ishikawayako
質問者

補足

大変分かりやすいご回答、ありがとうございました。 まとめると、 購入時に経費として計上できるものは、その分が節税になるから得、 減価償却するものは、毎年分割して経費になるため、少しの節税にはなるが、購入時経費と比べると、95%の節税である。。。 と、こういう解釈でよろしいのでしょうか?

  • juvi
  • ベストアンサー率31% (524/1684)
回答No.1

内容から察するところ、「固定費」というのは、「固定資産」のことをおっしゃっているようですので、その前提でお話をします。 また「損得」とは、どのような面での「損得」なのかが問題になります。 例えば、税金面で「損」つまり、税金をたくさん払う事をもって「損」とするのならば、経費になった方が、黒字であるならば当然税金面では「得」になります。 この場合には、税法上の規定により、10万円未満のものは「経費」となります。これに対し10万円以上20万円未満のものは「一括償却資産」として、3年間で経費化します。20万円以上のものは、「減価償却資産」として、耐用年数の期間で経費化します。ただし30万円未満のものは、現在は1年で経費化できる特例があります。 企業会計上は、「損得」の判断は難しいですが、固定資産にする事により固定比率が上がりすぎてしまう、あるいは経費化する事により利益が圧縮されすぎてしまう、などの場合には、株主の立場からは好材料とは言えなくなってしまいます。 従って、利害関係で損か得かはかわってくると考えるべきだと思います。

ishikawayako
質問者

お礼

よく理解できました。 分かりやすいご回答、どうもありがとうございました!

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