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FP技能士2級(きんざい)過去問
FP技能士(きんざい)過去問 2級中小事業主資産相談業務について 2002年度第1回 第2問の問4 TOPIX連動型株式投資信託の過去5年間の収益率が、おおむね3分の2の確率で((4)-10)%以上((5)30)%以下に収まっていることを読み取ることが出来る。どうしてこのようになるのかわかりません。 単価 1,100円 利回り 1.80% 収益率 10.00%(過去5年間の年平均の実績値または想定値とする) 標準偏差 20.00% どなたか教えてください。
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この問題では、収益率の確率分布が、正規分布であると仮定されているものと思われます。 正規分布においては、確率変数の値と期待値(平均値)の間のずれについて、次のように計算されます。 ずれが標準偏差以内・・・・68.0% ずれが標準偏差の2倍以内・・・・95.4% ずれが標準偏差の3倍以内・・・・99.7% すなわち、これを本問に当てはめれば、 68.0%(約3分の2)の確率で、(10-20)%から(10+20)%の範囲に収まることになります。・・・・☆ また、(10-40)%から(10+40)%の範囲に収まる確率は、95.4%です。 さらに、(10-60)%から(10+60)%の範囲に収まる確率は、99.7%です。 ☆により解答が得られます。 68.0%、95.4%等の数値は、多くの統計学の教科書で紹介されています。少なくとも「68.0%」という数値は、記憶しておく方が望ましいと思います。 この問題では、1.80%の利回りは、無視して差し支えないと思います。
お礼
大変わかりやすい解説ありがとうございました。正規分布について検索して調べてみました。何やら難しい公式が書いてありましたが、ちょっと知識があれば解ける問題なんですね。